カテゴリー: アメリカの政治
トランプ大統領の登場でますます不透明感が増したアメリカ合衆国の状況をお伝えします。
-
自分は中国とうまくやっているとトランプ大統領 MAGAは反発
トランプ大統領が中国留学生向けビザの維持について自身の政策を擁護した。自分は中国とうまくやっていると主張したが中国はそう思っておらずプーチン大統領や金正恩総書記と揃い踏みでファシズムとの戦いの継続を宣…
-
立ち退き料はデジタルトークン トランプ政権がガザの信託統治化を計画
元記事はワシントンポストだったそうだ。政権(共和党だけでなく民主党も)に批判的でインテリ色が強いため軽蔑的な意味合いもあるかもしれない。トランプ政権がガザ地区の信託統治化を狙っているという。 前回のエ…
-
行き詰まる政権でトランプ発言の「うわごと化」が進行
このところトランプ大統領の不規則発言が減ったと感じている方も多いのではないか。実際にはSNSでの発言は続いているがいくつかの理由で露出が減っているのだ。
-
【誤算】インド嫌いのトランプ大統領が狂わせるインド太平洋戦略
トランプ政権下でアメリカ主導のインド太平洋戦略が大きく乱れている。 アメリカからの圧力の高まりを受けてインドが中国に接近している。トランプ大統領はインドが主催するクアッドに出席しないと考えられており中…
-
トランプ政権がベネズエラに軍事的圧力
トランプ政権が軍艦5隻と4000人の軍人を使ってベネズエラ政府に軍事的圧力をかけている。 今回の事件で長年疑問だった問題が解けた。中国に対して強硬な姿勢を持つルビオ国務長官の行動原理がよくわからなかっ…
-
ミネアポリスで子どもたちを殺したのはトランスジェンダーだった
ミネアポリスで子どもたちを殺した銃撃犯の人となりがわかってきた。容疑者は過去に男性の名前を女性の名前に変えているトランスジェンダーだった。子どもたちが殺されたという痛ましい事件だったが、連邦政府がこの…
-
赤澤経済再生担当大臣が渡米を延期
関税の文書化を巡る情報が錯綜している。まず赤澤経済再生担当大臣が渡米するだろうという報道が出たがこれは本人に否定された。その後大臣自らがアメリカにメリットがあり渡米する表明したが結局これも延期になって…
-
【悲報】習近平国家主席にも丸め込まれたトランプ大統領
おそらく日本ではスルーされることになるのだろうがトランプ大統領が習近平国家主席に丸め込まれたようだ。中国に対する高い関税は実施されず中国からの留学生も受け入れる方針に転じた。MAGAはこの決定に怒って…
-
クシュナー大使がフランス政府からの呼び出しを喰らう
在仏アメリカ大使のチャールズ・クシュナー氏がフランス政府からの呼び出しを喰らった。ニュースでは「召喚」などと表現されている。クシュナー大使はウォール・ストリート・ジャーナルにフランス政府に対する注文を…
-
トランプ大統領がABCとNBCの免許剥奪を示唆
すべての政治的問題を共和党と民主党の対立で捉える傾向があるトランプ大統領。今度はABCとNBCに対して免許剥奪を示唆するコメントを出した。ジャーナリズムが政権を批判するのは当たり前だがトランプ氏に言わ…
-
「韓国とはビジネスができない」トランプ大統領がSNSで表明
韓国の李在明大統領がワシントンDCを訪れている。直前にトランプ大統領は韓国とはビジネスができないと表明していたがBBCによるとトランプ大統領の待ち伏せ奇襲はなかった。 概ね会談は順調だったようだがトラ…
-
「機密文書持ち出し」 ボルトン元補佐官がFBIの家宅捜索を受ける
ボルトン元補佐官が機密文書持ち出しの疑いでFBIから家宅捜索を受けた。回顧録執筆の報復とみられるがトランプ大統領は関与を否定している。FBIのパテル長官は「誰も法律の上には立てない」と主張している。し…
-
FRBの真意を理解できないトランプ大統領
先日トランプ大統領が就任後も債権を買い進めているというニュースがあった。利益相反に当たる可能性が高いそうだがトランプ支持者は問題視していない。 一方で利下げに応じないパウエル議長に圧力をかけるために理…
-
「習近平は台湾侵攻に動かない」のうらでトランプ関税被害者の会が結成される
日本では全く注目されていない。あるいは直視したくない人が多いのかもしれない。トランプ大統領が「習近平は私の任期中には台湾を攻めない」と主張。米軍と保守強硬派が主張する2027年までに台湾侵攻があるとい…
-
鏡の国の大統領 なぜわたしたちはトランプ大統領が理解できないのか?
このエントリーはトランプ大統領の言動が理解できない理由を考える。逆に言えばこれが理解できればトランプ大統領は理解しやすくなる。鍵になるのが「鏡の国」である。 我々は現実の世界を忠実に再現するのがリアリ…
-
プーチン大統領のアメリカ破壊工作 大統領が郵便投票を廃止へ
トランプ大統領が郵便投票を廃止する大統領令に署名する。プーチン大統領にそそのかされたようだ。プーチン大統領はアメリカの権威を直接攻撃することでアメリカの威信を失墜させようとしておりこの作戦は成功しつつ…
-
トランプ大統領はなぜウクライナ和平をまとめられずノーベル平和賞も取れないのか?
トランプ大統領とプーチン大統領の会談が終わった。概ねロシアの一方的勝利と解釈されているが、トランプ大統領が領土について一方的に妥協しなかった点は評価されている。時事通信はノーベル平和賞を渇望するトラン…
-
ノーベル平和賞を取るためには誰を脅せばいいの? トランプ大統領の思考法
トランプ大統領がノーベル平和賞をおねだりしたとして話題になっている。ノルウェーの新聞のリークによるもの。ノルウェーの財務大臣は会談があったことは認めているが詳細については語っていない。
-
トランプ大統領が「アメリカ例外主義」をスミソニアン博物館に指示
当ブログの保守批判は要するに「自己補償のために誇大な国家に依存することの危険性」を訴えている。しかしながら日本人はおそらく「しょせんはアメリカに負けた国」という自意識を持っておりどこか屈折も感じさせる…
-
和平を結ぶのは自分の責任ではない 混乱するトランプ大統領
このところ、トランプ大統領とアメリカ合衆国は自由主義と自由通商を守るつもりはないと書いてきた。このように書くと「トランプ大統領は独裁を志向しているのではないか」と考える人も出てくるだろう。 だがそうで…
-
トランプ大統領がワシントンDCの治安を掌握
トランプ大統領がワシントンDCを連邦化したとして話題になっている。ホームレス追放が目的のようである。自分が支配する美しい世界にホームレスがいることが許せなかっただけなのかもしれない。 しかしながら、議…
-
主権国家という概念を理解しないトランプ大統領がアラスカでプーチン大統領と会談
よくアメリカ人は地理に疎いという話がある。国際的なルールを理解せずアメリカのルールをワールドスタンダードだと考える傾向にもある。これまでは優秀な官僚機構がこれを補正してきたのだがトランプ政権ではこの補…
-
【ホワイトハウス釈明】金に対する「間違った」情報が伝わる
日本では赤澤経済再生担当大臣の主張と大統領令が食い違っていたとして話題になった。外交に間違いなどあるはずはないのだからトランプ大統領が土壇場でひっくり返したのではないかなどと囁かれていたが実際に「事務…
-
【ようやく気がついた】アメリカは日本と信頼関係を構築するつもりなどない
関税交渉の内容が次第に明らかになった。日本政府の説明は結果的には虚偽であって一部の品目には高い関税がかけられることになりそうだ。自動車関税の協議も全くうまくいっておらずこのままでは2.6兆円の利益が吹…
-
合意文書なき合意が打ち砕かれる 赤澤大臣が9回目の訪米
気づいたときには遅かった。当ブログでは何回も懸念してきた悪いシナリオが現実のものになった。赤澤大臣が「官報の内容と合意内容が食い違っている」と慌てている。9回目のワシントン訪問を実施したが、赤澤氏がど…
-
白人は優れた遺伝子を持っている アメリカで優生学的な広告
TBSがアメリカン・イーグルのジーンズの広告について取り上げている。ジーンズと遺伝子(ジーン)をかけた内容で白人こそが素晴らしい遺伝子を持っているとの主張。 本来なら炎上してもおかしくないはずだがトラ…
-
ドル一強体制時代の終わりとテキサスの区割り変更
Bloombergが「FRB議長が交代しても金利上昇は止まらないのでは」と書いている。背景には構造的な変化があり、ドルの一強体制の終わりを感じさせる。アメリカ合衆国はこうした構造的変化に気が付かない。…
-
「政治的に操作された雇用統計」で広がる波紋
雇用統計が速報から大幅に下方修正され波紋が広がっている。FOMCは「間違った前提」で意思決定されたということになりつつあり9月の利下げがより強く求められるようになった。何よりも驚いたのが統計の責任者の…
-
【一体何が?】1ドル150円から147円へ
現在、ドル円相場が150円から147円に触れている。一体何があったのか。実は雇用統計が大きく修正された。
-
【忍び寄る危機】アメリカ合衆国の経済は引き続き順調なのだが
先日、アメリカ合衆国の経済は二極化が進んでおりこれが乱暴な関税交渉の背景にあるのではないかと書いた。いわば先進国と中進国の統治を1つの政府が行っているような状態。ところがこの好調な方の経済に陰りが見え…
