カテゴリー: アメリカの政治
トランプ大統領の登場でますます不透明感が増したアメリカ合衆国の状況をお伝えします。
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フィラデルフィア市街地で医療用小型航空機が墜落
先日のABCニュースでフィラデルフィアの市街地に落ちた航空機の事故をご紹介した。詳しい原因はわかっていないようなので短めにわかっていることをまとめた。
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ワシントンDCの航空機事故を引き起こした空の過密さ
ワシントンDC近郊で67名が亡くなったとみられる航空機事故のあらましがわかってきた。NTSBは30日かけて暫定レポートを出すとしているが事故調査のレポートが完了するまでには1年以上がかかるようだ。しか…
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ワシントンDC近郊で民間機と軍用ヘリが衝突 死者多数
ワシントンDC近郊で着陸目前の民間航空機が軍用ヘリと衝突した。民間機はポトマック川に墜落し死者が多数出ているものと見られる。APによると当局は人命救助をやめて復旧作業に移行した。トランプ大統領は航空機…
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ロバート・F・ケネディJr氏が「自分は反ワクチンではない」と主張
もともと英語の勉強でもしてみようかと気軽な気持ちでABCニュースを聞き始めたのだが、最近は中身の問題で「一体何を言っているのか」と感じることが増えた。ロバート・F・ケネディJr氏に対するいとこのキャロ…
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「パレスチナ人をガザ地区から追い出せ」 トランプ大統領が周辺国に働きかけ
「さすが不動産屋だ」と妙に感心した。トランプ大統領はガザ地区にリゾート地としての魅力を感じているようだ。この開発事業の邪魔になるのが周辺をウロウロしている小汚い人々。彼らを周辺国に追い出して魅力的なリ…
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不法移民対策に混乱 アメリカ市民が令状なしに拘束される
トランプ大統領の「陰謀論者」対策については「やりたいようにやらせておけば」との記事を書いた。しかし心配な動きも出ている。アメリカ市民が令状なしに拘束されるという事態が起きている。不法移民対策がかなり混…
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ディープステートの陰謀が明かされる? ケネディ大統領暗殺事件などの文章が機密解除
このエントリーでは機密解除と暗号資産について扱う。いっけんすると関係なさそうだが「陰謀論を支持するファン」に対するサービスという共通点がある。
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ウクライナの戦争も関税で解決? 具体策がないトランプ大統領
トランプ大統領が就任していくつかの動きがあった。エントリーを分けて伝えたほうがいいとは思うのだがあまりにも多岐にわたるためまとめて伝えたい。 トランプ大統領には行政経験がほぼないため具体策を示すことが…
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イーロン・マスク氏のナチ式敬礼が波紋
トランプ次期大統領の劇場型大統領令署名式が波紋を広げている。だがその影でイーロン・マスク氏がナチ式敬礼を行ったとして話題になっている。トランプ次期政権が抱える危ういまとまりがよく分かる。
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アメリカでトランプ大統領が就任 初日の大統領令が波紋
いよいよトランプ大統領がアメリカの47代大統領に就任した。Xのタイムラインには「ほぼ絶叫」に近い反応が溢れており実際に演説の内容を聞いてみる気にはなれなかった。 「素晴らしいアメリカが戻ってくる」とい…
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トランプ大統領就任式の準備が進む 最初の注目は「100の大統領令」
トランプ大統領の就任式を明日の20日(アメリカ時間)に控えて準備が進んでいる。トランプ氏のゴルフコースでは花火が打ち上がり「お祭り気分」を盛り上げている。今年のアメリカは偏西風の影響で極端な気候が続い…
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イスラエル=ガザ和平の進捗
イスラエル=ガザ和平の進捗についてCNNとアルジャジーラの英語版の情報を元にまとめた。2つの見方がある。1つはバイデン政権の一方的なイニシアチブを嫌うネタニヤフ政権が独自の動きをしているというもの。も…
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習近平・トランプ会談
中国の習近平国家主席とトランプ次期大統領が電話会談を行った。 帝国主義的な野心を持つトランプ次期大統領は習近平国家主席を称えてみせたそうだ。しかし経済的にはデカップリングの方向に進みそうである。中国も…
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ヘグセス国防長官候補がアジア情勢に曖昧な認識
トランプ次期大統領の就任式まで一週間弱となった。上院では急ピッチでトランプ政権の閣僚候補の審査が行われている。中にピート・ヘグセス氏のような問題のある人物も含まれている。ヘグセス国防長官候補が「ASE…
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Japan, Be Aware 「敗戦国日本は黙っていろ」の波紋
バイデン大統領が日本製鉄のUSスチール買収に介入した。ところが買収意思を放棄する期限は6月まで引き伸ばされ実質的な審議はトランプ政権に引き継がれる。この一連の決定に対しては鉄鋼労連との不適切な関係やト…
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岩屋毅外務大臣がアメリカに入国できないといったのは誰だ?
岩屋毅外務大臣がトランプ大統領の就任式に出席する。これまで「500ドットコム問題で捜査対象になっているからアメリカに入国できない」などと言われてきたが「ネットの噂も当てにならないなあ」と感じた。 しか…
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言葉がなくなれば問題はなかったことになる トランプ次期政権の言葉狩り
ジョージ・オーウェルの「1984年」にイングソックとニュースピークという概念が出てくる。英語から政治批判ができる用語を取り除き原理的に政治批判を防止するのである。 現在のトランプ政権でも同じようなこと…
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ロスアンゼルスの火事の議論が泥沼化
ロスアンゼルス市の火事はまだ鎮火していない。現在の死者は11人ということになっているが死者数さえよくわかっていないそうだ。災害に慣れた日本の常識から見れば「まずは状況を沈静化させてから次の議論を」とい…
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雇用統計が好調なのにアメリカの株価が下落
Quoraで「トランプ次期大統領は安全保障では問題を引き起こすかもしれないが経済は好調なのではないか」というコメントを貰った。このコメントが気になり「トランプ次期政権を控えたアメリカ経済」についてQu…
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Felon(重罪犯)トランプ次期大統領
二期目の大統領に就任するトランプ次期大統領が新しいタイトルを獲得した。アメリカの犯罪は軽犯罪と重罪に分かれている。トランプ氏は地裁判決レベルで「重罪犯」の認定を受けた。ただトランプ陣営が控訴するものと…
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アメリカ合衆国を「アメリカ・メヒカーナ」に シェインバウム大統領が逆提案
トランプ次期大統領は「不動産売買」のノリで領土拡大の野心を隠さなくなった。特にグリーンランド購入に関しては「本気だ」とされており同盟国のデンマークを慌てさせている。 正常性バイアスが強い日本では過小評…
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トランプ次期大統領の「軍事力を排除せず」の持つ意味
トランプ次期大統領が記者会見を開き今後の方針を国民に説明した。グリーンランドとパナマ運河の獲得に対して「軍事力の行使の可能性を排除しない」と言ったことが話題になっている。この話を聞いたときには一瞬感情…
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バイデン大統領が最後の嫌がらせ 海洋採掘を制限
日本製鉄のUSスチール買収措置を通じてバイデン大統領の性格の悪さと一部支持者たちとの間の不適切な関係が浮き彫りになった。日本人が今感じている戸惑いはアメリカ国民がバイデン政権下で感じてきた戸惑いに似て…
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【短信】カナダのトルドー首相が辞任を表明
トランプ氏の国境・関税問題恫喝により不安定化していたカナダの政局に「進展」があった。トルドー首相が辞任する。 カナダは2025年に総選挙を行う必要があるが、まずは自由党の代表戦を行い党勢の立て直しを図…
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日本製鉄の買収問題が泥沼化し訴訟に発展
日本製鉄の買収問題が泥沼化している。当ブログとQuoraのスペースを購読している人は「これがアメリカの国内問題である」とわかっているだろうが、日本の論調を見る限り「日本が拒否された」問題として捉えられ…
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iPhoneの中でSiriがこっそりあなたを盗み聞き
今週のアメリカの株価は一貫して不機嫌な状態だったが金曜日のアメリカの株価はハイテク株を中心に若干反発した。USスチール株はバイデン大統領の決定に失望し売られている。 ハイテク株が持ち直すなかでもApp…
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「これはテロではないWakeup Callだ」とラスベガス車両爆破の容疑者が主張
アメリカで起きた「テロ」事件について書いたところ、秋葉原の無差別刺殺犯との類似性を指摘する声があった。これを読んで「なにか違うなあ」と考えたのだがうまく言語化出来なかった。その後リベルスバーガー容疑者…
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バイデン大統領が日本製鉄の買収を阻止
バイデン大統領が日本製鉄のUSスチール買収を阻止する決定を下した。決定内容は極めて感情的なもので、今のアメリカ合衆国の内向きさがよくわかる。ただおそらくこうした内向きさ(反グローバリズム)は今後先進国…
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リベルスバーガー氏とシャムスド・ディン・ジャパー氏 私生活の行き詰まりがそのまま極端な行動に
ラスベガスでテスラ車を爆発させたグリーンベレー所属のリベルスバーガー氏の人となりがわかってきた。優秀なグリーンベレーだったそうだが、クリスマス頃に奥さんがでていったという報道がある。ニュー・オーリンズ…
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新年からテロの脅威に怯えるアメリカ ニュー・オーリンズとラスベガスの事件に共通点が浮上
新年早々、アメリカ合衆国のルイジアナ州ニュー・オーリンズとネバダ州ラスベガスでそれぞれ車を使った事件が起きた。前者の容疑者は元軍人であり後者の容疑者は現役のグリーンベレーだったと言われている。同じレン…
