カテゴリー: 国内政治
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なぜ、トランプ政権が無理難題を突きつけても日本は対米戦略を見直さないのか
Bloombergが「トランプ外交で揺らぐ米国への信頼、アジアの同盟国が戦略見直しへ」という記事を出している。 トランプ大統領に外交戦略の修正を求める内容で日本がアメリカとの同盟関係を見直すのではない…
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石破総理「痛切な反省と心からのお詫び」を引き継ぐと李在明大統領に約束
戦後80周年にあたる2025年8月15日に安倍総理の「謝罪を続ける宿命を背負わせてはいけない」という70年談話を否定するのではないかとされていた石破総理。談話こそ出さなかったが李在明大統領に対して「反…
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「マスコミの終焉」を印象付ける読売新聞の謝罪騒動
文春が「石破茂首相と読売新聞グループ本社・山口寿一社長が“極秘面会”していた!」とするスクープ記事を出した。読売新聞はすぐさま反応し報道を否定している。これまで世論操作に大きな役割を果たしてきたマスコ…
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石破おろし氏名公表は「事実上の踏み絵」
先日、前倒し総裁選挙に賛成する人の氏名を公表するというニュースをお伝えした。案の定TBSが「事実上の踏み絵」と面白おかしく記事にしている。おそらく自民党の中の人達は自分たちがどう見られているのかが見え…
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減税するなら増税しろ 届かなかった有権者の明確なNO
各党協議の席で自民党が「ガソリン減税には応じてやってもいいが代わりに別の税を差し出せ」と言っている。また給付についても全員給付はやらない方向だそうだ。 参議院選挙の結果はかなりわかりやすいNOだったが…
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自民党選挙管理委員会の新戦略 総理大臣おろしに加担したものの名前を晒す
共同通信が「総裁選要求議員の公表検討 自民選管、厳正な対応重視」という記事を出している。非常に不思議な記事だ。厳正な対応とは「氏名の公表」である。これにより石破おろしを萎縮させる効果があるものと考えら…
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森山幹事長の泥舟脱出大作戦
石破総理も気が気ではないのではないかと思った。時事通信が石破総理の写真を出しているが目つきが「どこかに逝って」しまっている。 そんな中で森山幹事長が挙動不審な動きをしている。本来ならば一緒に責任を取る…
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自民・維新連立で小泉進次郎総理大臣説
TVタックルで「小泉進次郎氏が次の総理大臣になれば維新と連立する」という説が出たそうだ。一方で高市早苗氏を総理大臣にしたい産経新聞は「橋下徹フィクサー説」を振りまいている。 誰もがムラの政治に夢中にな…
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反省するかしないかで大騒ぎの戦後80年追悼式
石破総理は党内の抵抗に会い総理大臣の80年談話が出せなかった。代わりに戦没者追悼式で13年ぶりに「反省」の言葉を復活させて話題になっている。天皇陛下は戦争について語り継ぐことの大切さを改めて強調された…
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石破政権の支持率が回復傾向
時事通信の定期的な世論調査で石破政権の支持率が回復傾向にあることがわかった。
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わざわざ赤線を引いて手書きで「忖度」の文字 森友文書で
森友文書の第三回目が公開された。長年隠し続けていた「財務省の忖度」が実際に文字として記載されており話題になっている。印刷された文書に赤線が引かれ「忖度」と書かれていた。 この官僚の怯えぶりには一種の喜…
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自民党が負けたのは国家像の打ち出しが弱かったからだ 青年局が意見聴取
このところ不思議に思っていることがある。眼の前で問題が起きている。まずは状況を分析し対策を考えるのが最も単純でコストが小さいように思える。だが、誰もそれをしようとはしない。むしろ問題が大きくなるまで放…
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なぜ日本は戦後80年の総括に失敗したのか
まもなく8月15日がやってくる。今年は戦後80周年の節目だが石破総理による戦後80年談話は発出されない見込みなのだそうだ。 なぜ日本は戦後80年総括に失敗したのかを考えると「日本は将来に対する国家ビジ…
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自民党時代の終わり 日本はおそらく今起きていることに対応できないだろう
本日のテーマはアメリカ覇権時代の終わりである。最初のエントリーで今起きていることを分析し次はなぜトランプ大統領が力による現状変更を許容するのかについて考えた。では日本はどうするべきかを考えるのだが「お…
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自民党に総裁リコールの規定はあるのかないのか
現在のSNS型政治で成功するためには、短い言葉で端的かつ即時にメッセージ伝えることが重要だ。140文字程度で伝わらないメッセージは飽きられ捨てられる。 アメリカ合衆国でも大統領令の内容が大統領自身の言…
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石破おろしは不発に
自民党は政党ではなく利益分配の共同体である。このため利益分配の構造が変わってもイデオロギーに基づいた話し合いを行うことができない。これを代替してきたのは派閥と自民党に近い田崎史郎氏のような政治ジャーナ…
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【吉村氏続投】既成政党化が進む維新
維新が代表を変えないことを決めた。前回の代表選で「既成政党化が進んだ」と見られていた。今回も全国的に民意を得られなくても大阪での既得権を守る方針を優先することにしたのだろう。維新はかつて既得権益だった…
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石破総理と野田佳彦代表は裏で握っているのではないか?
田崎史郎氏が「野田佳彦立憲民主党代表が石破総理を支援しているように思える」と発言した。裏でなにか約束でもあるのではないかと言っている。おそらくそうなのではないかと思う。政権交代を目指して立憲民主党に投…
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合意文書なき合意が打ち砕かれる 赤澤大臣が9回目の訪米
気づいたときには遅かった。当ブログでは何回も懸念してきた悪いシナリオが現実のものになった。赤澤大臣が「官報の内容と合意内容が食い違っている」と慌てている。9回目のワシントン訪問を実施したが、赤澤氏がど…
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将来の負担増に向けた石破・野田連携が始まる
このところ「日本には希望などない」というテーマでお伝えしている。閲覧数もそれなりに減少しているのでまだこの文章を読んでいる人は「それなりのつわもの」と言えるだろう。 今回のテーマは将来の負担増に向けた…
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【教科書に載せたい】日本のコメ政策はなぜ破綻したのか
MBAコースを取るとハーバード・ビジネス・レビューを読む授業がある。ケースをもとに失敗を学ぶ。 今回、日本政府がコメ政策の転換を発表した。ケーススタディになり得る失敗だと感じた。小泉農水大臣は「責任を…
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石破総理に与えられた最後のミッションとはなにか?
今回は最低賃金について書くのだが、テーマは石破総理に与えられたミッションである。なんの関係があるのか。 勉強不足なのかもしれないが、憲法をいくら読んでも「与党の支持を失ったから総理大臣が下野する」とい…
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別に本当はどうでも良かった憲法問題
トランプ大統領の失言が見られずしたがってアメリカのニュースにめぼしいものがない。ということで久々に国内ニュースをいくつか見てみた。このエントリーでは参議院の憲法審査会について考える。参議院の憲法審査会…
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【進む地方のオール与党化】横浜市長選挙と仙台市長選挙は現職が勝利
トランプ大統領の失言が見られずしたがってアメリカのニュースにめぼしいものがない。ということで久々に国内ニュースをいくつか見てみた。このニュースは横浜市長選挙と仙台市長選挙について考える。日本の政治は大…
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【晴れぬもやもや】萩生田光一氏の秘書が略式起訴へ
トランプ大統領の失言が見られずしたがってアメリカのニュースにめぼしいものがない。ということで久々に国内ニュースをいくつか見てみた。このエントリーでは萩生田光一氏の秘書が略式起訴されたという話題をご紹介…
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石破総理が戦後80周年談話発表見送りか?
石破総理が戦後80周年談話発表の見送りを決めた。ただし状況を見て秋以降に談話を発表する可能性があるとしており「総理大臣を辞めるつもりがない」ということもわかる。この問題について考えるとなぜ日本が没落し…
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SNSによる情報発信不足 立憲民主党が間違った選挙総括
立憲民主党が選挙総括を行った。政権政党が支持を失うと自動的に立憲民主党の票が増えていたが今回はこの傾向が見られなかった。この対策としてSNSでの情報発信を強化するとしている。
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【早ければ】2040年の外国人割合は10%に 迷走する日本の外国人政策
鈴木法務大臣が「早ければ2040年には人口の10%が外国人になりますよ」との見通しを示した。当初予想より30年ほど前倒しになるそうだ。参議院選挙で外国人排斥傾向が出たにも関わらず「いい度胸だな」と思っ…
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裏金問題はどこへ 石破総理に退陣を要求する安倍派4人衆
世耕弘成氏が「安倍派4人衆が揃って石破総理の退陣を求めている」と情報発信している。ついでに自民党復党を願い出るなどの厚顔無恥ぶりだ。一方で二階派も会合を開き浪人中の武田良太さんも出席したという。茂木派…
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【どうでもいい】石破総理が続投のお気持ちを再度表明
自民党両院議員懇談会が行われた。ガス抜きは4時間半に及んだそうだが結論は出なかった。森山幹事長は退任を示唆するとともに議員総会の早期開催についても明言した。政局的には次の政権の枠組みが決まる重要な一歩…
