カテゴリー: 国内政治
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共同通信でも内閣支持率が過去最低に 特に何もしていないのに不支持が増える不思議
時事通信でも支持率が最低を記録した岸田政権だが共同通信でも同じ結果が出た。なんとなくパッとしないからという理由で離反が進んでいるのではないかと思う。とはいえ政権交代が望まれているわけでもなく「負担増の…
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日本の現状は不安。でも私が頑張ってもどうにもならない。だから難しいことは政治の方で頑張って処理してもらいたい。
オーストラリアで憲法改正提案が否決されニュージーランドでは政権交代が起きた。どちらも「他人に優しくする」か「自分達のやさしくするか」の対立だった。経済が好調な時には「他人に優しい未来志向」が好まれるが…
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おじいさんのおじいさんによるおじいさんのための政治 細田博之衆議院議長のヨボヨボ記者会見
ストリーミングで細田博之衆議院議長の退任会見を少しだけ見た。体調が悪いことは一目瞭然だったが、後で報道を見ると「軽い脳梗塞」だったそうだ。会見は終始ヨボヨボとした状態だったがスキャンダルについて聞かれ…
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「なんとなくパッとしない」岸田政権の支持率が26.3%に下落 過去最低に
実に不思議な状況だ。「内閣支持26.3%、過去最低に 改造「評価せず」45%―時事世論調査」に示された通り内閣支持率が26.3%に下がった。うっすらとした不満は聞こえてくるが大きな反発はない。にもかか…
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メインフレームとCOBOLはもう限界 全銀ネットで障害が発生 原因は内国為替制度運営費モジュールの動作不良
全銀ネットで10日に発生した障害は11日なっても復旧しなかった。原因は不明とされていたが、ロイターが「内国為替制度運営費のチェック機能」に不具合があったと報道しており日経Xtechも記者会見の様子を報…
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「自民公明合わせて51減」の衝撃 自民党独自調査で
現代ビジネスに「独自」と称する記事が出た。「【独自】自民党情勢調査で「自民41減」「公明10減」…岸田首相は絶句、11月解散を本当に決断できるのか」という表題になっている。自民党単独で過半数割れ、連立…
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鈴木宗男氏「除名」のプロセスを見る限り、維新には憲法や安全保障を語るのはまだまだ難しそうだ
鈴木宗男参議院議員のロシア渡航に対する処分が「除名」に決まりそうだ。理由を聞いてみたのだがどうも「見栄えが悪い」「聞こえが悪い」というのが理由らしい。なんじゃそりゃ?と思うと同時に維新にはやはり安全保…
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選挙を念頭に広がり続ける減税分配提案 フジテレビは「消費税減税提案するなら離党覚悟で」と若手を牽制
岸田総理の曖昧な情報発信を起点にした減税提案が広がり続けている。共同通信は「波紋」と書く。本当に選挙が行われるのかはわからないがとにかく低支持率と選挙を前提にした減税提案が広がる。公明党は「減税には即…
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ロシア無断渡航の鈴木宗男氏に維新が腰のひけた処分検討 大阪と東京で意見に相違も
鈴木宗男参議院議員が党に無断でロシアに渡航し話題になっている。維新は何らかの処分を検討するようだが、渡航の是非については問わず、主に手続きの問題での処分になりそうだ。国会議員が個人の政治的主張を持つの…
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今度は自民党若手議連が消費税5%減税を提言 なぜか政治発で広がり続ける減税提案
「責任ある積極財政を推進する議員連盟」が消費税減税に踏み込んだ提案をして話題になっている。どちらかといえば国民の方が減税には消極的であり「選挙目当ての減税ではないか」との疑念が広がりそうだ。震源地を探…
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世耕弘成参議院幹事長と茂木敏充幹事長から解散総選挙を意識した「所得税と法人税減税検討」発言
岸田総理はこのところ解散総選挙に関する憶測を抑制しようと経済対策の策定に力を入れている。その一方で森山総務会長の発言をきっかけにして「減税解散」の話が炎のように燃え広がっている。 減税は喜ばしいのでは…
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森山総務会長の「減税なら国民の審判必要」発言が波紋
森山総務会長が北海道北見市で「減税なら国民の審判必要」と発言し波紋を呼んでいる。審判というのは選挙のことなので「減税を訴える解散総選挙をすべきだ」と読めるのだそうだ。 減税が争点になるなら増税も争点に…
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武見敬三厚生労働大臣が第3号被保険者制度見直しに言及。企業に配偶者手当の撤廃を働きかけへ
共同通信が「主婦ら年金、将来見直しも 厚労相、働く人増えれば」と報道している。共同通信の記事では漠然と見直しと書かれているが主婦特権とみなされることもある国民年金の第3号保険者制度の廃止の可能性につい…
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ワイワイ騒いだら所得税と消費税が減税されるかも 岸田総理が10月20日招集の国会で補正予算案提出へ
岸田総理が「10月20日招集の国会で補正予算案を提出する」として話題になっている。なぜこんなことが話題になってしまうのかというと「冒頭解散があるのではないか」と言われていたからである。補正予算案を出す…
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国会議員たちは、旧統一教会問題解散請求で「被害者救済の受け皿が消えてなくなる」ことにようやく気がついたようだ
旧統一教会問題で進展があった。文部科学省が重い腰を上げて解散命令請求を出すようだ。「動きが遅い」という文章を書こうとしたのだが実はそれ以上に大きな問題が持ち上がっている。どうやら解散命令は被害者救済に…
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54万筆のインボイス反対署名は受領されたが、岸田文雄個人として」の受け取りの模様
コメント欄で「岸田総理(の秘書)がインボイスの反対署名を受け取ったようだ」と教えてもらった。だが、調べてみると「総理大臣ではなく一人の議員として受け取った」と説明を受けたという情報がある。メディアに載…
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岸田総理も修正 政治資金収支報告書は「ごめん間違えた」でお咎めなしの一方で零細事業者には徴税強化
岸田文雄総理大臣が代表を務める自民党広島県第1選挙区支部で政治資金収支報告書に記載ミスが見つかったそうだ。共同通信によるとこのほかにも間違い10件以上あったそうだが岸田総理側はうっかりミスであるとして…
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岸田総理の経済対策は企業分配に強いウエイト 個人減税はなく10月からはインボイスによる徴収強化も
岸田総理の経済対策の中身がわかってきた。共同通信は端的にこう書いている。 具体策は年末にかけての2024年度税制改正議論で詰める。この日の会議では、主に企業向けの減税措置を打ち出す一方、物価高などで家…
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岸田総理の「106万円の壁対策」がわかりにくいのは政府が2年後に配偶者控除を剥奪しようとしているから
今回は106万円の壁の議論について「なぜこの議論がわかりにくいのか」を考える。答えを先に言ってしまうと、配偶者控除をサラリーマンから取り上げようとしている。つまり政府はある種の嘘をついている。「嘘」と…
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麻生太郎副総裁が「公明党はがん」と批判 自公連立は仮面夫婦の宅内別居状態に
朝日、毎日、共同などが麻生太郎副総裁の「公明党はがん」発言を後追い報道している。SNS上にこれを広めたのはおそらくゲンダイだが元ネタはテレビ朝日だったそうだ。 自民党を支援する保守系勢力の中には公明党…
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「円の実力が53年ぶりの低水準」と聞いて、損をする人、得をする人、そしておいてゆかれる人
「円の実力が53年ぶりの低水準」というニュースが話題になっている。このニュースを見て「日本を貶める報道だ」と気まずく感じた人も多いだろう。だがそれでもやはり現実を受け入れ今持っている財産や資産の保全を…
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「まずNHKに見つけてもらう」という新しい文春砲封じの手法 高市早苗、萩生田光一、小渕優子氏に政治資金疑惑
なるほど考えたものだなあ と思った。「文春砲」をかわすための手法が見つかった。先にNHKなどに報道して貰えば良いのだ。高市早苗、萩生田光一、小渕優子氏という「いつもの面々」に新しいスキャンダルが出たが…
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岸田総理が日本の金融資産運用の解放を表明 英語のみで行政対応が完結する「特区」設立の意向を示す
サプライズ好きな岸田総理はニューヨークで講演し「資産運用特区」創設を表明した。特区では日本独自のビジネス慣行や規制の打破を目指す。 中でも注目されそうなのが「日本独自のビジネス慣行」の中に「日本語の行…
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「大阪万博建設費用が2000億円台に高騰」のニュースの裏で、IR型統合リゾート計画が敗色濃厚なギャンブルになっていた
大阪万博の経費が上乗せされることになりそうだ。もともと1250億円という予算規模だったそうだが、現在の予算は1850億円だ。しかしこれでも間に合わず秋の臨時国会で引き上げがが検討されているという。20…
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小渕優子氏に続き加藤鮎子新大臣にも政治とカネの問題 昭和の感覚では「美談」なのかもしれないが
先日小渕優子自民党選挙対策委員長に新しい政治資金疑惑が出た。親戚の企業に優先的に仕事を発注しているという疑惑だった。それに続いて、ゲンダイが加藤鮎子こども政策担当大臣の疑惑を報じている。いわば政治資金…
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昭和の悪習にがんじがらめ 小渕優子選挙対策委員長に新しいスキャンダル
小渕優子自民党選挙対策委員長に新しいスキャンダルが出た。小渕氏はスキャンダルを否定しているが、文春側はおそらく弾を小出しにして購読者数を稼ぐのではないかと思う。小渕優子氏は父親の小渕恵三氏から「昭和の…
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岸田政権の「女性閣僚増」は「世襲閣僚増」でもあった
岸田政権の内閣改造が終わった。当初の予定通り閣僚を大幅に入れ替えることで「変わった感」を演出する狙いがあったのだろうなどと分析されていた。ロイターは核になる閣僚は変わらなかったのだから株価や経済政策に…
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土木建設の人手不足で日本の発展途上国型利益分配モデルは大きな変更を余儀なくされる
これまでの自民党型の政治の基本は利益分配だった。製造業で稼ぎ、政府が税金を徴収した上で全国でインフラ開発を行うというような分配モデルである。民主党が政権を取った2009年には公共工事悪玉論などが盛んに…
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すがっち500ほか、河井克行元法務大臣に対して安倍政権中枢から6,700万円の資金提供の疑い 問われる岸田総理の鼎の軽重
岸田総理の秋解散が近いのではないかと言われる時期のリークに色々と想像が膨らんでしまう。中国新聞が独自取材で「【独自】河井元法相、買収原資は安倍政権中枢からか 4人から6700万円思わせるメモ 自宅から…
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岸田総理をトップとする「デジタル行財政改革の新しい会議」が開く新しいパンドラの箱
政府のデジタル化というと「そんなものは実現しないのでは」とあまり期待をしていない人が多いのではないかと思う。だが岸田総理はデジタル改革こそが支持率向上の目玉政策だと考えているようだ。これまでの会議体を…
