カテゴリー: 国内政治
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「つじつまが合わない」 自民党は消費税減税に後ろ向き
石破総理がテレビに出演し「消費税減税で国家財政はどうなる」と訴えた。また森山幹事長も「消費税を諦めるなら他の財源がなければ辻褄があわない」と主張している。この問題をどう扱おうかと考えたのだが結論は決め…
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西田昌司氏の格好悪い「謝罪」と情けない政府を頂く保守のジレンマ
西田昌司参議院議員が「ひめゆりの塔」発言を謝罪した。ただし「現在の展示は見ていないので発言の撤回はしない」とも主張しており「謝罪」とは程遠い内容だ。周囲からのプレッシャーで発言を変えてしまうのならそも…
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石破総理「消費税減税を検討せず」を表明
69名の自民党議員の嘆願を受けて、石破総理が自民党幹部と会談し「消費税減税を行わない」と宣言した。このエントリーでは消費税減税の是非ではなく「日本人が議論ができない」問題を扱う。
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参議院改選を控えた西田昌司氏が「ひめゆりの塔は歴史改竄」と発言
2019年参議院京都選挙区で勝利した西田昌司参議院議員が「ひめゆりの塔」は歴史改竄だと主張した。その後、公明党が謝罪と撤回を申し入れたが西田氏は改めて会見を開き「自分の主張は間違っていない」と表明して…
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石破総理に文春砲 ネタもとは以前の支援者
参議院選挙を目前にした石破総理に文春砲が当たった。3000万円献金を収支報告書に記載していなかった疑いが持たれている。告発者は下根正宏氏。「下の名前は仮名」ということなので石破事務所はこの人が誰である…
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石破総理がアメリカ合衆国と関税交渉をしても無駄な理由
赤澤担当大臣からの報告を受けて石破総理は「関税に関しては譲歩も妥協もせず例外措置を求めてゆく」と宣言した。これは事実上「私は何もしません」という宣言になっている。
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ドイツ政府がドイツのための選択肢(AfD)を極右指定
ドイツ政府が最大野党「ドイツのための選択肢(AfD)」を極右指定した。通信傍受などが可能になる。なぜかルビオ国務長官がこれに反発しておりドイツ外務省が反発している。イギリスでも地方選挙が行われリフォー…
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加藤財務大臣が米国債を使った脅しを仄めかす
Axiosが「ウクライナと違って日本はカードを持っており、彼らと対戦すれば結果は壊滅的になるかもしれない」と書いている。カードとはアメリカ国債売却であり根拠として加藤財務大臣の発言が引用されている。 …
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交渉下手な日本と交渉上手な中国 対米関税交渉で
切り取られて怒られそうなタイトルを付けてみた。日本の対米関税交渉が難航している。背景にあるのが日本の交渉スタイルである。中国はおそらくかなりここから学んでいると見られ対米交渉を「考えても良い」と態度を…
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選択的夫婦別氏・夫婦別姓問題もまともに扱えない日本の国会
立憲民主党が選択的夫婦別姓問題で独自法案を出す。ところが維新も国民民主党も賛同しないためにおそらく成立することはないだろう。日本人がなぜまともに議論ができないのかを示す好材料だ。女性たちは政治には期待…
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「10億円寄付募集」で日本共産党も風前の灯
赤旗苦境、10億円の寄付募る 共産機関紙「発行が危機」という共同通信の記事を見つけ、ついついQuoraに「フラグだな」という不見識な投稿をしてしまった。高齢者が多く限界集落の人口減のような感じで購読者…
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時限的消費税減税を決めた野田佳彦はなぜポピュリストと言えるのか
野田佳彦立憲民主党代表が時限的消費税減税を決めた。このエントリーはなぜ野田佳彦代表がポピュリストと言えるのかについて分析する。 野田佳彦氏は完全なポピュリストになりきれておらず「中途半端なポピュリスト…
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「アメリカも中国も選べません」と日本政府が抵抗姿勢
Bloombergが「日本は抵抗の構え、トランプ政権が目指す対中貿易包囲網に」という記事を出している。日本はG20の財務大臣・中央銀行総裁会議に出席しトランプ関税の悪影響について世界に訴えたそうだ。加…
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消費税減税要求はポピュリズムではなく民意だ
枝野幸男氏の「消費税減税=ポピュリズム」という定義に照らし合わせるなら、自民党も立憲民主党も議員たちの間には「ポピュリズム」が広がりつつある。 立憲民主党では消費税の時限減税が多数派を占めたが参議院自…
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国会で党首討論が行われた……らしい
国会で党首討論が行われた。「らしい」と書いたのは、実際に見なかったからだ。一応内容を確認してみたが「おそらく何も根本的な議論をするつもりはないらしい」ということが確認できただけだった。国民も現状に概ね…
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日本は中国を取るべきかアメリカを取るべきか 中国から日本に親書
関税戦争においてアメリカ合衆国は中国囲い込みに傾いており日本政府は対応に苦慮している。公明党の斉藤代表が訪中し石破総理が国家主席宛に親書を手渡したとされているが、中国側からも親書が来ていたようだ。公式…
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ポピュリズムに傾く立憲民主党 消費税の時限減免を検討
このエントリーは立憲民主党支持者からの反論を募集している。できればQuora宛に情報をいただきたい。 立憲民主党が「時限的な食料消費税0%案を軸に検討を始めた」と共同通信が伝えている。この報道が正確な…
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日本の関税交渉議論は正常性バイアスに守られている
石破政権の関税政策における無能ぶり常軌を逸していると思っていたのだが意外と国益に適った動きなのかもしれない。 日本国民がアメリカ合衆国の正確に知ればパニックに陥りかねないが正常性バイアスも強く働くため…
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「トランプ政権は日本を重要視している」という石破総理の嘘をNHKがそのまま報道
石破総理がNHKの日曜討論に出演し「トランプ政権は日本を重要視している」という虚偽の主張を行いNHKはそれをそのまま流した。 とこの文章を始めても誰も驚かないし腹も立てないだろう。そもそも日曜討論はそ…
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大阪・関西万博は 日本のIT製造業の堕落の博覧会に
常々、日本のIT製造業は堕落していると主張してきたが、まともに受け入れてもらえなかった。日本は職人気質の製造業大国だという自意識がありまた破綻した日本のIT産業が創り出す製品に慣れた人が多いからだ。今…
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関税交渉行き詰まりも補正予算なしも 実は石破総理にとって有利な展開へ
トランプ大統領が赤沢経済性担当大臣との会談に急遽出席することになった。また自民党幹部たちの抵抗により補正予算の提出も行われないことが決まり「石破総理にとって不利な環境」が生まれている。おそらく学校や職…
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マイナポイントで選挙買収? 政府与党の経済対策は二転三転
マイナンバーカードの口座登録は「選挙買収のための装置だったのだな」と感じた。公明党が盛んにマイナポイントの付与による経済対策を訴えているそうだ。 政府与党の「経済政策」案が二転三転していてどこから手を…
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岸本和歌山県知事が意識不明の重体
岸本和歌山県知事が公邸で倒れ救急搬送された。心肺停止で病院に運び込まれたとされており意識不明の状態が続いているそうだ。 和歌山県は二階俊博氏と世耕弘成氏が対立しており参議院選挙も保守分裂が確定的とされ…
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消費税で内紛危機 なぜ立憲民主党は変われなかったのか
参議院選挙目前となり大勝の可能性が出てきたことで立憲民主党が却って分党の危機に晒されている。野田佳彦代表は「決めたことには従ってもらう」としているが、おそらく代表の決めた方向性に納得せずいつまでもぐず…
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与党の給付案は「増税のための撒き餌」と気がついた有権者
トンネルの右から掘るか左から掘るかで異なった論評ができるが、国民が「与党の給付案は増税のための撒き餌」という側から掘ることにする。共同通信の定期世論調査の結果、55%が給付に反対しているという意外な結…
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「消費税減税はポピュリズム」と枝野幸男氏が断罪
立憲民主党の枝野幸男氏が「消費税減税はポピュリズムだから減税を目指す議員は別の政党に移るべきだ」と主張した。参議院選挙において立憲民主党は終わったと言って良いだろう。ラベリング(決めつけ)をおこなって…
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3万円から5万円の給付金に傾く石破政権 参議院選挙は空前のばらまきへ
国内も国外も「トランプ関税のニュース」一辺倒になっているのだが、永田町は選挙モードに入っている。戦略的思考は一切見られず「票を買うためにどうばらまくか」ばかりが語られると言う末期的状況だ。自民党は政権…
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求められる日本の「ベッセント派」 世論形成と情報発信に課題
トランプ関税の問題によってさまざまなことがわかった。日本はこのままアメリカをシステムから切り離すか自分たちの持っているものを最大限に武器化して日米同盟を強化・深化させるかという二者択一を迫られている。…
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ばらまきも減税も 国民の勤勉さに救われたと気がつきもしない永田町
実はニュース選びにちょっと困っている。トランプ関税があまりにも派手なので「国内ニュースも見なければ」と思うのだが目立った動きがない。代わりに聞かれるのは「給付か減税か」というばらまき議論ばかりだ。 普…
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石破政権が選挙に向けた買収計画策の策定に着手
中高年にとっては「ああやっぱりな」という感じの動きだが、新聞を読まない世代の人達は不思議に思っているのではないか。普段は「財源財源」と言っているのになぜ選挙前になると気前のいいはなしが出てくるのだろう…
