カテゴリー: 社会学
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甘えと日本人
日本人の関係性構築はアメリカ人とは異なっていると主張する学者がいる。キーワードは「甘え」と「気配り」である。
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ウィリアム・ジェームズ – 死にたくなったら読む本
死にたくなったらというのはちょっと大げさなのだが、二つの意味がある。生きる実感が得られないときに読んでもいいかもしれないし、行き詰まった状態を抜け出すために一度昔の自分を消し去るためにも有効かもしれな…
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ボウタイと日本が忘れてしまったもの
すらすらできていることがある日突然できなくなる。そうするとヒトは自信を失ってしまう。しかし、その瞬間こそが成長のチャンスなのだ。
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十牛図 – 書く事と語る事
人は不幸だから考えたり書いたりする。それはどこにつながっているのだろうか。
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ヨブのいない世界に戻れるか?
論理のある世界には隙間が生まれる。そこに落ち込んだヨブについて考える。
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なぜ私だけが苦しむのか
私はよい行いをしてきたのに、どうして私だけがこんな目に遭うのか。それは神様の罰なのか、それとも自己責任なのか。こうした答えのない問いを考え続ける事に意味はあるのだろうか。
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中年の危機
ユングは、中年の危機を、成長の一局面として積極的に評価した。しかし実際には危険な生まれ直しに近い。その後の人生がどうなるかわからないのに暗闇に生み出されるのである。
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パウル・クレー 絶望がつくる芸術
なおる見込みのない病気、祖国の裏切り、人々の拒否 – パウル・クレーの晩年には絶望に値するものがたくさんあった。でもだからといって創作意欲が失われることはなかった。
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<子ども>のための哲学
人を殺してはいけないというゴールを予め設定すると、却って結論から遠ざかってしまう。一旦そこから離れてみたほうがいい。同じように希望がなければならないと考えると希望がみえなくなる。
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タルコフスキーのストーカー
もし、引きこもっている人がいたら、心行くまで絶望して、引きこもればいい。そんな人は決して独りではないはずだし、私たちはそうやすやすと絶望に折れてしまうほど弱くはないのだと思う。
