カテゴリー: 生き方と幸せ
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劣等機能は飼いならせないのではないか
劣等機能を徐々に馴化すると書いたのだが、そんなことはできなさそうだ。ではどうすればいいのか。
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中年の危機と劣等機能の慰撫
挿し木をしながら、決してものにならないことをやっていったい何のトクがあるのだろうかということについて考えた。
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カルト宗教と「寂しい」人たち
ジャーナリストの江川紹子さんが「カルトは社会問題につけこんでいるだけ」と呟いている。発言の前後関係は不明だ。これを読んで社会問題とカルトは関係がないのではないかと思った。そもそも問題が心のどこにあるの…
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「戦争」法案と国民の抵抗権
全体に民主主義に疲れてしまったような雰囲気を感じる。日本人は戦後70年間民主主義とうまく付き合ってきた歴史をもう少し誇りに思ってもよいのではないだろうか。
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将来、SEALDsが抑圧されるかもしれないというお話
戦前は「戦争に行きたくない」と考える事は思想犯罪だった。今のところこうした思想を取り締まる法律はないが、将来に渡って保障されるかどうかは分からない。
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自民党が否定する天賦人権論
戦後70年が過ぎて自民党が下した結論は、日本国民はわがままだから基本的人権は制限されなければならないというものだった。
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扁桃体が生み出すブルーのインク
不平等な組織が蔓延すると、ヒトを含む脊椎動物は「闘争か逃走」という選択を迫られる。人間にとって、その対応も様々だ。
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「幸せ」の黄色いインク
人の不幸や悪口に商品価値がある状態について考える。いったい、何が足りないのだろうか、と。ブルーに彩られた社会は「共感」が苦手な社会なのではないかと結論づけることができる。
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放蕩息子の帰還
祝福されたものとそうでないものを折り合わせる無償の愛
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インセンティブはやる気を殺すことがある
パチンコ屋をみながら考える日本の政治と経済。
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脳内物質と幸せ
幸福感は学びの報償として得られるという説
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中年の危機とその意義
中年の危機は成長のチャンスを与える。それは個人のみならず、社会の成長の原動力にもなるはずだ。
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暗い夜の海を行く
今回のテーマは、中年の危機とその意義について。なぜそれが大切かについて考える。
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甘えと日本人
日本人の関係性構築はアメリカ人とは異なっていると主張する学者がいる。キーワードは「甘え」と「気配り」である。
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ウィリアム・ジェームズ – 死にたくなったら読む本
死にたくなったらというのはちょっと大げさなのだが、二つの意味がある。生きる実感が得られないときに読んでもいいかもしれないし、行き詰まった状態を抜け出すために一度昔の自分を消し去るためにも有効かもしれな…
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ボウタイと日本が忘れてしまったもの
すらすらできていることがある日突然できなくなる。そうするとヒトは自信を失ってしまう。しかし、その瞬間こそが成長のチャンスなのだ。
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十牛図 – 書く事と語る事
人は不幸だから考えたり書いたりする。それはどこにつながっているのだろうか。
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ヨブのいない世界に戻れるか?
論理のある世界には隙間が生まれる。そこに落ち込んだヨブについて考える。
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なぜ私だけが苦しむのか
私はよい行いをしてきたのに、どうして私だけがこんな目に遭うのか。それは神様の罰なのか、それとも自己責任なのか。こうした答えのない問いを考え続ける事に意味はあるのだろうか。
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中年の危機
ユングは、中年の危機を、成長の一局面として積極的に評価した。しかし実際には危険な生まれ直しに近い。その後の人生がどうなるかわからないのに暗闇に生み出されるのである。
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パウル・クレー 絶望がつくる芸術
なおる見込みのない病気、祖国の裏切り、人々の拒否 – パウル・クレーの晩年には絶望に値するものがたくさんあった。でもだからといって創作意欲が失われることはなかった。
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<子ども>のための哲学
人を殺してはいけないというゴールを予め設定すると、却って結論から遠ざかってしまう。一旦そこから離れてみたほうがいい。同じように希望がなければならないと考えると希望がみえなくなる。
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タルコフスキーのストーカー
もし、引きこもっている人がいたら、心行くまで絶望して、引きこもればいい。そんな人は決して独りではないはずだし、私たちはそうやすやすと絶望に折れてしまうほど弱くはないのだと思う。
