本日は、なぜ我々がイランの戦争を「わからない」と感じるのかについて考える。現在の世界の混乱は、軍事や外交だけでは理解できない。宗教神話と人間の非合理性が再び政治を動かし始めているからだ。
我々が「イラン情勢が分からない」と考える第一の原因は、戦争を起こしている本人が「自分が何をしているのかを分かっていない」という点にある。トランプ大統領は、自分が何を目的に戦っているのかを理解できていない。
ところが、この疑問を解決しようとすると、次に「なぜこのような人物が大統領になったのか」という疑問が浮かび上がる。この疑問を追究していくと、陰謀論と識別できない領域に足を踏み入れざるを得なくなる。
不確実性に対処し、自分が任された組織を守り、成長させるのが次世代型リーダーに託されたミッションだと考えるならば、単に合理的に情報を捉えるだけでは不十分である。人間が本来持つ不確実さについても理解を深める必要がある。
つまり次世代型リーダーには、文化人類学などの基礎教養が求められる時代に入ったと言える。

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