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5年間で50万人 石破総理が日本をインド人だらけにする計画

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シルバー民主主義において生産年齢の人々はシルバー民主主義の支え手としての役割がだけが期待されている。政府は政治的権利をあまり主張せずだまって働いて欲しい。

政府はもちろん日本の現役世代に期待をしているが仮に期待が果たされない場合にはバックアッププランももっている。やる気のない日本の若者に代わりインド人に期待を寄せているようだ。

国と国との約束として5年間で50万人以上を受け入れると明記された。一応は「移民ではない」ことになっているが、来月・再来月も政権にいるかわからない政権には過大な約束ではないか。

2025年1月時点で日本の人口は55万人減った。政府の少子化対策がうまく行っていないからだ。政府は単にシルバー民主主義を支えるための働き手を必要としているだけで有権者としての生産年齢のニーズに応えるつもりはない。

育てられないならどこから導入すればいい。今の日本政府は日本の将来を考えているわけではなく単にこれまで通りのシルバー民主主義を維持しようとしているだけだと言われても否定できないのではないか。

そんな石破総理は今後5年間で50万人以上のインド人を迎え入れようとしている。

ではどんなインド人を迎え入れようとしているのか。

NHKによると推計では2040年度に57万人の介護人材が不足すると考えられている。大半のインド人は介護のために導入される。原則5年で国に帰ることになっているそうだがこれは移民に拒否反応がある日本人向けのポーズ。長期的に日本に滞在させるのに家族を持つなと言うのは虐待と同じ。インド人依存が高まればそのうち移民化の提案が出てくるだろう。ただ当座のハレーションを恐れて人材交流と言っている。

研修生たちは「特定技能」の試験に合格すれば最大5年間日本に在留できますが、介護福祉士の資格を取得すればさらに長く働くことができ、日本の介護現場を長期的に支える人材として期待されています。

日本・インド首脳会談へ 幅広い分野で協力強化確認したい考え(NHK)

さらに1割は高度移民を受け入れる。こちらは受け入れになっており5万人受け入れということになっている。

複数の政府関係者が明らかにした。石破首相とインドのモディ首相が29日に行う会談で合意する見通しだ。うち5万人は、高度な技術や専門知識を持つインド人を日本が就職などで受け入れることを想定している。

日本とインドの人的交流促進へ新行動計画、首脳会談で合意見通し…5年で50万人以上と明記(読売新聞)

日本でもリスキリング教育をやっているがリスキリング教育が終わった後の就職先がない。このためいつまで経っても現場で役に立つ人材は育たず単に地方にいる人材教育業者に対するバラマキに終わっている。岸田総理の想定によればリスキリング予算は5年間で1兆円とされている。結構馬鹿にならない金額だ。

一方でインドのIT人材は実際に需要があるアメリカ似合わせて設計されており「使える人材」が育っている。政府はリスキリングの失敗は認めず5万人の人材をインドから導入しようとしている。

総論すると総括できない自民党政権はなぜ日本の少子化対策やリスキリング対策が失敗したのかについては考察せずその埋め合わせをインドに求めているということになる。

なおこのエントリーを「外国人憎悪を煽る」と考えたい人もいるだろう。「どうぞご自由に」と言いたい。

しかし言語化されない不満や不安は弱いものいじめにしか結びつかない。木更津市役所への電凸に終わるくらいなら、実際に起きていることをしっかりと噛みしめるべきなのではないか。

何が失敗したのかを総括し学習できない国は単にポピュリズムの餌食になってしまう。