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【ABCニュース】日本の円安誘導発言に戸惑う日本人に読んでもらいたい、トランプ大統領の関税発言

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朝からトランプ大統領の円安誘導発言について「どんな意図なのだろうか?」と憶測が飛び交っている。しかし、連日ニュースを見ていると「特に理由はないのではないか」と思える。

実は明日議会(上院・下院を合わせたもの)の合同記者会見が行われることになっているそうだ。下院はこれに合わせるかのように綱渡りの結果様々な矛盾をはらむ予算案を通した。しかしそもそも今までの減税などをかろうじて維持する内容で選挙のときに約束していたような画期的なものではない。

おそらくトランプ大統領はものすごい成果を強調したかったはずだ。それがウクライナの鉱物資源ディールだった。そもそも本当に資源があるのかも怪しいのだがトランプ大統領にとってはどうでもいい。とにかく派手な成果が必要なのである。

これが果たされなくなったためトランプ大統領は腹を立てておりカナダやメキシコに対して言いがかりともいえる暴言を吐き関税を正当化しようとしているように見える。

ウクライナに対しても軍事支援を「停止」したと伝わる。自分から歩み寄ることができないため相手を武器支援の停止で平伏させようとしているのだろう。

おそらく日本のメディアでは十分にこの辺りの現実が伝わっていないのだと思う。あるいは「立派な大国であるアメリカがそんなことをするはずはない」と思われているのかもしれない。また考えたくはないがよくしつけられたDV被害者は「自分になにか落ち度があったのでは?」とあれこれ考えてしまうものである。日本がそんな状態になっていないと信じたい。

日本も「トランプさんが殴りたかったから殴られているだけ」なので特に理由をあれこれ考えても無駄なのだ。トランプ大統領の怖いところは単に八つ当たりするだけでなく本当に実行してしまうという点にある。石破政権が何か「お土産」を差し出さなければ本当に関税が実施されるかもしれないのだが(トランプ政権はこれを成果として自慢げに報告するだろう)とはいえこれで終わるという保証もない。

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議会と共同の記者会見を明日に控えている。トランプ大統領はカナダ・メキシコ・中国などに関税宣言を行い株式市場が600ポイント以上も大幅下落した。関税はアメリカ人家庭の負担となり大幅な値上げが予想される。ウォーレン・バフェット氏は関税は戦争みたいなものと評価。カナダは報復関税を発動しカナダの店からはアメリカ製のお酒が消えた。カナダから入ってきているフェンタニルは1%にすぎないためトランプ大統領の言い分には根拠がない。トランプ大統領はメキシコはアメリカ人から多くのものを盗んでいるのだから罰せられなければならないと主張。

ゼレンスキー大統領との鉱物資源ディールが結ばれなかったことで苛立ち口論の末に交渉を打ち切ったトランプ大統領。プーチン大統領はアメリカの外交ビジョンはロシアと合致していると評価。一部の議員はこの政権はロシアの武器になりつつあると警告。

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