サンクスギビングのお休みがいよいよ始まった。アメリカ人にとっては家族と過ごす楽しい休日となりクリスマスまでの冬の長い休みの始まりとなるひともいる。
今朝、お伝えした話題の続報を２つ含む。
まずイスラエルとレバノンのディールについて。バイデン大統領はイスラエルとヒズボラの間の停戦であると表現しているが実際の契約主体はイスラエルとレバノンになる。実効性について不安視する声が出ているがABCは「イスラエルが完全な自衛権を主張しておりviability（生存可能性）に疑問がある」という表現になっていた。BBCは停戦監視団（アメリカとフランスが担うが米軍は投入されない）について疑問視していたがABCはその点については触れていなかった。
また関税についてだが関税はメキシコとカナダに関するもので「国境封鎖」と結びつけられている。中国関税についてはSNSでの情報発信のようである。ABCは関税を支払うのはアメリカ国民であると正しい認識を放送していたが、残念ながらアメリカの国民の中にはマスメディアを信頼しない人たちが一定数いる。
東海岸から西海岸まで嵐に見舞われたサンクスギビング（感謝祭）のアメリカ合衆国。FAAは航空管制官の不足を訴えておりすでにスケジュール遅延の影響が出ている。空港で牽引中の飛行機同士の追突事故も。ユナイテッド航空は当局を非難。ニューヨーク・フィラデルフィア・ボストンなどの東部都市間では交通渋滞も見られた。
イスラエルとレバノンが停戦に合意し即日履行された。直前までイスラエルはレバノンに激しい攻撃を加えていた。ディールはイスラエルとレバノンの間で結ばれアメリカとフランスが監視する。ヒズボラはリタニ川の北側に退避する。ただしネタニヤフ首相は完全なイスラエルの自衛権を主張しており計画のviability(生存可能性)に疑問もある。アメリカ合衆国はガザの停戦も連動して動くことを期待している。
トランプ大統領がメキシコとカナダに関税を課すと宣言。ABCは関税を支払うのはアメリカの消費者であると強調。トランプ氏はフェンタニルと不法移民が国境を超えてアメリカに流れ込んでいるため閉鎖が必要だと有権者に説明。ベストバイとウォールマートは価格転嫁を警告。メキシコ大統領は激しく反発。カナダの首相はもう少し柔らかい調子で「トランプ氏と話をする」とした。トランプ氏は中国にも追加で10％の関税を課すとSNSで宣言。
ニューヨーク市で複数の無差別襲撃があり治安が不安視されている。ニューヨーク市ではサンクスギビングのパレードが行われる予定になっている。
メディケアとメディケイトで肥満治療薬がカバーされる。
アメリカの株価は引き続き絶好調。さらなる利下げが期待されている。
ゴルフコースで襲撃事件。容疑者はスタンガンで倒され確保された。
動物の権利に関する過激活動家が20年越しに逮捕された。ウェールズで自家製爆弾を作った疑い。
ユタ州でネイティブアメリカンの１世紀前の遺構を荒らした疑いで逮捕者。
湖底からリンカーン・コンチネンタルが見つかる。1980年に行方不明になっていた。車内の遺骨はまだ身元特定ができていない。
大量のアシカ（sea lion）が雪崩を打って海に飛び込む。
60年前に撮影されたメリー・ポピンズの撮影秘話。続きは20/20をお楽しみに。