これまで「トランプ氏が勝利宣言を出しても結果が決まるまで時間がかかるかも知れない」と書いていたのだが、開票が進むにしたがってトランプ氏の勢いが予想より強いことがわかってきた。コロナ禍の影響から郵便投票の存在感が高かっった前回と違い、今回は郵便投票によってひっくり返ることはなさそうだなどと囁かれ始めている。
ハリス陣営は大学に集まる予定になっていた。結果が出なければ何回か登場してスピーチを行う予定になっていたが「夜が遅い」という理由で散会になった。
上院は共和党が早々に支配権を奪回した。トランプ氏にとって障壁となっていたミッド・ロムニー氏も今季で引退することが決まっていてトランプ氏にとって都合がいい上院の構成となりそう。
トランプ氏が勝利する公算が高まるとドル円が154円台に乗せた。日本では株価との関係が注目されるが、アメリカの金利=国債価格の変動が気になるところ。
開票が進むにしたがってABCニュースはカラ元気気味となり痛々しい雰囲気に包まれた。11月にはニューヨーク州で重罪の量刑言い渡しが決まっており前代未聞などとの発言も飛び出した。トランプ氏の悪夢の4年間を想定しお通夜ムードだった。
ペンシルベニア州でトランプ氏の優勢が明らかとなり残りの票を足しても覆すことができないと判明した。
トランプ陣営は本人が登場し家族を引き連れて「45代と47代の大統領」として勝利宣言を行った。イーロン・マスク氏とロバート・ケネディJr氏の重要ポジションへの起用を宣言。同じ液体でも石油は「自分の領分」だが、それ以外の液体(水道のこと)は好きにしていいと発言。
ネタニヤフ首相がトランプ氏にお祝いの電話。