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突然の無線機爆発にレバノンの街中は騒然

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今朝もお伝えしたレバノンの無線機爆発事故の続報。昨日の犠牲者の葬儀を取材しているクルーのすぐそばで爆発事故が起きたという。一体いつ何が爆発するかはわからないのだからレバノンの街はピリピリとしたムード(on edge)に包まれている。バッテリーに過電流が流されたと言う説が出ているそうだがABCは「バッテリーの横に僅かな量(1オンスか2オンス程度)の爆発物が仕掛けられていた」と表現していた。1オンスは28グラム。

アメリカの労働組合ではトップが民主党を支援するが組合員はトランプ氏を支持すると現象が起きているようだ。TEAMSTERSと言う労働組合(調べるとトラック運転手の労働組合のようだ)では60%の組合員がトランプ氏を支持しているという。労働組合としてトランプ氏を支持するわけにもいかないため今回は支持表明なしということになった。一方で共和党側からはトランプ離れが進んでいる。特に安全保障に携わる人達がトランプ氏の外交・安全保障政策に懸念を持っているようである。二大政党制と言われるアメリカだが確実に変化が起きているようだ。

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  • レバノンで第二の無線機爆発。ページャー(ポケベル)に続きウォーキートーキー(トランシーバー)が爆発。葬列を取材中の記者の20フィート先で爆発があった。イスラエルは公式には関与を表明していない。突然の出来事に子どもたちが泣き叫んでいた。一連の事件では20名以上が亡くなっていて大勢の巻き添えが出ている。いつ何が爆発するかわからないため国中がピリピリとしたムードに包まれている。イスラエルがサプライチェーンに介入し爆発するように無線装置が改良していた。バッテリーの横にわずか1から2オンスの爆発物が仕掛けられていたとABCは伝えている。アメリカ政府は作戦には関与していないと主張している。だが「政府は攻撃を非難もしていない」と付け加えていた。本当は知っていたか黙認しているのではないかと言う含みがあるのだろう。
  • FRBが利下げに踏み切る。0.5%の利下げは16年ぶりで利下げそのものは4年ぶりとなる。クレジットカードの金利に悩むアメリカの家族にとっては朗報となる。また、住宅ローンも引き下げられることが期待されている。ガソリンの値段も下がり始めている。雇用は引き続き強い状態にある。ニュースの扱いから見てわかるように「インフレはコントロールされている」と強く印象付ける内容になっている。雇用統計にはかなり懸念があるとの報道もあるが「金利上昇が峠を超えアメリカの家族に朗報」という伝わり方になっているのだ。
  • 裁判官がコーム氏の保釈を拒否。「コーム氏はコミュニティにとって危険」なので保釈しないと言っているが、記者は「ではなぜそんな人が長い間放置されていたのか」と詰め寄っていた。
  • ハリス氏が100名の共和党員から支持を受けたと表明。安全保障に関わる人たちはトランプ氏支持を拒否しハリス氏につくことにした。トランプ氏はこの決定を非難。TEAMSTERS(トラック労働組合)は大統領レースでエンドースメントは行わないと表明。通常は民主党系の大統領を支持することになっているためトランプ氏はこの決定を歓迎。CNNによると組合員の多く(60%程度)がトランプ氏を支持している。つまり労働組合のトップが民主党支持だったとしても組合員がそれに同調しているとは限らないということだ。
  • フランスの裁判の続報。数十人からレイプされた事件で当事者の元妻が口を開く。彼女は名前を明かす必要はなかったが敢えて顔を出して女性の権利のために戦うことを選択した。元夫は自分がレイピストであると認めている。
  • 遠足中の子どもと引率者がトラクターと衝突。危険な状態の乗客も。
  • デルタ航空の乗客が耳から血を流し緊急着陸した事件の続報。機内の気圧を調整できなかった。
  • ハワイのキラウエア火山が噴火した。噴火は数日続く見込み。
  • 宇宙開発競争時にNASAに数学専門家として雇われてきた黒人女性が下院のゴールデンメダルを受けた。人種を理由にプロジェクトに関わっていることを公表することができず「人間計算機」として扱われていた。映画化されたことでその存在が広く知られるようになった。

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