アメリカ合衆国の広い地域で蚊が媒介するウィルスが広がっている。西ナイル・ウィルスとトリプルEウィルスだ。トリプルEウィルスとはEastern Equine Encephalomyelitisの略称で日本語に訳すると東部ウマ脳炎ウィルスと言う意味になるそうだ。
トランプ氏が支援を表明したIVF(in vitro fertilization)は体外受精と言う意味だそうだ。Vitroはガラスで「試験管の中で」という意味になる。
ニュースを聞いただけでは何を言っているのかさっぱりわからなかった。現在の中絶禁止派の中には受精卵も命と扱う人達がいる。彼らは複数の受精卵の廃棄も殺人と考えておりトランプ氏の政策はIVF禁止につながる可能性が高い。にも関わらずトランプ氏は「自分はアメリカのたくさんの家庭に家族を持ってほしいからIVFに助成を出す」と言っており矛盾した政策提案になっている。
CNNによるとトランプ氏は「保険会社が支払う」としているが連邦政府がそれにどう関わるか(つまり財源と方法論)については触れていない。またフロリダ州のように6週間以上の中絶を禁止しようとする州もあるのだが、トランプ氏は「6週間は短すぎると私も思う」などと言っている。しかし一方で「判断は州に任される」としている。要するに言っていることが支離滅裂なのだ。
このようにアメリカの世論はトランプ氏の場当たり的な「政策提案」に振り回され続けている。
一方の民主党側も国内外の問題を解決できていない。ハリス氏は共和党から閣僚を指名すると発表し穏健な共和党を自陣営に引き込もうとしている。
- ハリス氏とウォールズ氏のインタビュー。気候変動や国境政策などで自分の価値観は変わっていないと主張。ハリス氏は大統領になれば共和党からキャビネットメンバーを採用すると宣言。
- トランプ氏はIVF(不妊治療の1つ)のコストを支払うと宣言。トランプ氏のアーリントン墓地での行動が問題に。職員を押しやったがとされているがトランプ氏は自分は有名だからパブリシティ(宣伝)などいらないと説明している。トランプ氏はアフガニスタンから退避するときに自爆攻撃で13名が亡くなったと度々強調している。米軍側は「トランプ氏は訪問前からルールを知っていた(が護らなかった)」と主張している。政治利用された遺族家族の中には反発する人たちもいた。
- 蚊によって広がる西ナイルウィルスとトリプルEウィルスによって2名の死者が出た。現在西ナイルウィルスは30の州に広がっていてトリプルEウィルスは少なくとも5州で確認されている。温暖化によって蚊のシーズンは暫く続く見込み。
- レイバーデーの週末を控えアメリカの飛行場は混雑している。1700万人以上が飛行機を利用し車で移動する人も増えている。ガソリン代金は下がっているが嵐により航空ダイヤが混乱する可能性がある。
- ウクライナのF16パイロットが亡くなる。敵の攻撃により撃退されたわけではないと米軍はABCに説明している。ロシア領内でアメリカの武器の使用を認めるべきとゼレンスキー大統領はアメリカ側を説得する意向。
- アイダホの殺人事件の裁判の話題。
- 女子体操のコーチの不同意性交問題でFBIが300以上のケースが報告されていたにも関わらず犯罪を防げなかったとのリポート。半分程度を補足していたが関係先への報告を行っていなかった。
- リステリアの加工食肉汚染問題が更に広がりを見せる。
- 子どもたちのレモネードスタンドからお金が盗まれる。気の毒に思った地域の600人以上のたちが子どもたちを支援するためにレモネードスタンドを訪れた。子どもたちはお金を盗んだ人を許してあげた。