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トランプ氏の失言が今度は退役軍人から批判を浴びる など

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イスラエルやウクライナなど外交上で懸念される出来事がおおくある。だが、ABCはあまり深く突っ込んだ報道を行っていない。一方で大統領選挙では連日「どっちの陣営が誰それの悪口を言った」というような話題が取り上げられている。日本のメディアも政局報道が多く不満が溜まる事があるが、アメリカはアメリカで「そんな細かいことなどどうでもいいのに」というような報道が繰り広げられている。隣の芝生は青いということなのかもしれない。

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  • ハリケーン・エルネストはバミューダに接近。東海岸では離岸流に流されて亡くなる人が増えている。
  • ハリス氏が経済政策を発表。インフレに苦しむ中流層の暮らしを立て直すための政策であると主張。トランプ氏はハリス氏は物価統制で政府支配を強めようとしていると反撃。つまり共産主義的だと言っている。
  • トランプ氏の勲章に対する発言を退役軍人たち問題視。大統領自由勲章と軍人に与えられる名誉勲章を比較した発言だった。退役軍人たちは「軍歴がない人にとやかく言われたくない」と反発している。
  • バイデン大統領は「ガザ休戦協定はこれまでになくゴールに近づいている」と主張。
  • ウクライナのゼレンスキー大統領ははロシア領に侵攻するのは対話のためであると主張。
  • ご近所の奥さんを殺した女性の陪審員裁判がフロリダで行われる。
  • グレースランド・スキームの容疑者の話題。エルビス・プレスリーの邸宅を盗もうとした疑いが持たれている。偽の借用書をでっち上げて遺族からグレースランドを取り上げようとした。偶然だがプレスリーの命日に当たるそうだ。
  • マシュー・ペリー氏のケタミン中毒事件の続報。一日に6〜8日もケタミンを注射していた。
  • 来月のエミー賞はユージン・ダンのレビー親子が司会を務める。
  • 海外赴任していた軍人が2名の娘に会うために小学校にサプライズ登場。

トランプ氏の勲章についての発言は「一体何を言っているんだろうか?」と言う内容だったので文章も読んでみた。ニュースはCNNのもの。要するに大統領自由勲章を受けた大口献金者を称えるために軍事勲章よりも立派だと言ってしまったらしい。誰かを貶めないと誰かを褒められないと思いこんでいるらしい。

ここで終わっておけばよかったのだろうが、それに続けて「名誉勲章はひどい状態になったり死んだりすれば誰でも受け取れるありふれた勲章だ」と言ってしまったため退役軍人たちは「なにを」と思ったようだ。退役軍人たちはアメリカの自由を守るために命を張っているがトランプ氏には理解できないようである。軍歴のある人たちは「トランプ氏は自分以外に奉仕することを知らない(つまり極めて利己的な人間である)」と批判している。

皮肉なことにこの「自分だけ良ければいい」という姿勢が多くのアメリカ人の共感を呼び今でもハリス氏とトランプ氏の支持は拮抗している。

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