テレビドラマFriendsで有名なマシュー・ペリー氏がケタミン中毒で亡くなった事件で新しい逮捕者がでたことは知っていたのだが思ったよりもひどい内容だった。医師は「I wonder how much this moron will pay：私はあのバカがいくら払うかわからない」と語っていた。つまり「ケタミン中毒になったペリー氏はケタミンを得るためならいくらでもお金を支払うだろう」と言っていたことになる。中毒に苦しむペリー氏を金蔓とみていたのだ。
ABCの詳しい記事によると逮捕されたのはケタミンの女王と呼ばれる女性と医師２名とケタミンの女王と言われる女性、そして、同居アシスタントのケネス・イワマサ容疑者他の合計５人。医師らは12ドルで仕入れたケタミンを2000ドルでペリー氏に売りつけていた。だがケタミンの代金があまりにも高くなったために「ケタミンの女王」のサンガ容疑者を含む新しい供給元に切り替えたという。
ケタミン犯罪の全容を解明するために司法取引が行なわれているという点にいたたまれなさを感じる。医師が関与し密室状態でケタミンがやり取りされているケースはおそらくこれだけではないのだろう。本来人の命を助けるための医師がまさにドラッグディーラとして機能していることになる。
- マシュー・ペリー氏の氏に関して5名が起訴される。医師は「ケタミン中毒のペリー氏はいくらでも支払う」と考えていた。
- ハリケーン・エルネストは大西洋を北上。
- ハリス氏の大統領選挙キャンペーンにバイデン大統領が参加。2026年までにメディケアで高齢者向けの高価な薬の価格が下げられると発表した。この他にも中間層にむけた経済対策を発表する見込み。トランプ氏はハリス氏は共産主義的に物価を抑えようとしているとして攻撃を強める。トランプ氏はマスク氏と一緒に労働運動を恫喝する発言を行っており記者から説明を求められていた。
- ガザの死者が4万人を超える。停戦交渉は停滞。
- ロシアの領土では激しい戦闘が続く。ゼレンスキー大統領は占領したロシア領に司令部を置くと宣言。当初の説明より長くロシアにとどまることになる。
- 景気後退不安が払拭されアメリカの株価が550ポイント以上反発。
- 厳しい警戒の下でテイラー・スウィフトのコンサートツアーが再開。
- キャビンから煙が出てアメリカン航空が緊急着陸。
- ウォルマートが7200品目を値下げ。
- 1958年にデビューした女優ジーナ・ローランズ氏の追悼。息子は３人共エンターティンメント業界で活躍。５年間アルツハイマーで闘病していた。