テレビ・ディベートはトランプ氏勝利に終わった。表面上民主党陣営はバイデン氏を庇っているが内心気が気でないという人も多いようだ。最高裁判所がトランプ氏にやや有利な判断を下した。また来週月曜日に新しい判断が出る。
- バイデン大統領は失敗に終わったディベートを挽回しようと支持者たちに懸命に説明。トランプ氏は「バイデン氏はキャンプディビッドこもって準備をしたが無駄に終わった」とバイデン氏を揶揄。
- 議会襲撃事件の裁判に最高裁判所が制限を加える。トランプ氏にやや有利な内容である。すでに判決が出ている人も裁判所に再審を請求する可能性が出てきた。
- ニューヨークで車がネイルサロンに突っ込む。
- フロリダでサメの被害。
- アメリカの空港は記録的な盛況で混雑している。車で休暇に向かう人も多い。だが、嵐により影響を受けるかもしれない。
- ユバルディの小学校襲撃事件での対応が遅れたとして警官2名が起訴(indictment)を受けた。
- トランプ氏の元アドバイザーのバノン氏が来週月曜日までに「刑務所に報告」を求められる。
- FAAがサウスウェスト航空のインシデントを調査。滑走路に車がいたにもかかわらず飛び立とうとした。
- ボーイングのスペースライナーがしばらくは宇宙ステーションから戻ってくることができないかもしれない。
- 25年間小学校で教えていたPE(体育)のレゼンスキー先生はガン闘病の夫のために退職する決意をしたが夫は亡くなった。かねてからかっこよく(スタイリッシュに)去りたいと希望していたため、リムジンで送り出された。
以下CNNによる。アメリカ議会襲撃事件のような極めて特殊な事件を裁く法律はないためエンロン事件の後に作られた法律(連邦妨害罪)が使われている。法律の本来の目的ではないため制限が加えられた。
最高裁はジャック・スミス特別検察官がトランプ氏が「選挙結果を認定するのを妨害した」などという具体的で確実な証拠があればトランプ氏を訴えても良いとした。つまりなんとなく騒ぎを起こしただけで有罪にすることはできないというわけだ。
トランプ氏はそもそも「大統領には強大な免責特権がある」と証明しようとしている。免責についての判断は月曜日に行われる。
今回の決定については司法制度の脆弱性(無実の罪をでっち上げようとしている)をアピールしようとしているが、トランプ氏にとってはあまり重要な決定とはいえない。ただしこの裁判はトランプ氏が直面する4件の裁判の1つに過ぎない。
この事件では多くの裁判(249)が続行中でありすでに有罪判決を受けた人(52名)や投獄されている人(52人中27名)がいる。彼らのうち多くは最高裁判所の決定をきっかけに再び裁判を要求する可能性がある。
バノン氏は召喚状に従わなかったため4ヶ月の刑務所行きを宣告されていた。バノン氏はさまざまな手法で刑務所行きを逃れようとしたが最後の通告には理由は書かれておらず単に「NO」だったそうだ。これで万策尽きたバノン氏は収監されることになる。なおto report to prisonは「出頭」を意味するそうだ。つまり何か報告しない際と言われているわけではなく収監されるために自ら出向くことを意味している。
コメントを残す