ガザ地区の様子は一進一退だが今も停戦の見通しは立っていない。ABCのワシントン担当の名物記者マーサ・ラダッツ女史が浮桟橋の取材を敢行した。目の前には荒れ果てたガザの街が広がっているがアメリカ軍も取材チームも一切立ち入ることはできない。ハマスの攻撃なども予想される。また波が1メートル以上になると浮桟橋は使えなくなるそうだ。それでも何もしないわけにはいかないと言う厳しさがある。
- 荒天に見舞われるアメリカ東部。鉄道橋が流されたりしており日本でも報じるところが出てきた。アメリカは春のトルネードシーズンからかなり厳しい天候の日が続いている。
- 大統領テレビ討論会の準備が進む。
- トランプ氏の文書持ち出しの続報。マールアラーゴで撮影された新しい写真が特別検察官によって公表される。トランプ氏側は「写真はでっち上げられた」と反論。裁判は無期延期(indefinite delay)されている。34有罪判決が出た裁判ではトランプ氏に課せられていた箝口令が一部解除になっている。一部報道では「ディベート対応」とされているが箝口令そのものは判決(7月11日)まで維持される。
- ジュリアン・アサンジ氏が有罪を認めて(plea guilty)サイパンで釈放された。
サイパンからロンドンにプライベートジェットで移動。ロンドンからプライベートジェットでアメリカ領サイパンに向かいここで司法取引に応じ、その後母国のオーストラリアに戻った。司法取引に応じたため収監の可能性はなくなった。このニュースは国際的関心が強く日本でも広く報道されていた。 - アメリカの援助でガザ地区に作られた浮橋の取材が許された。浮橋は厳重警備でガザ地区の惨状を身近に観察することができる。接岸にはシビアな調整が要求され支援物資を運び入れるのは非常に難しい。アメリカの兵士はガザ地区に足を踏み入れることは許されていない。浮橋は7月末に撤去される予定だが延長もあるとABCは伝えていた。
- 警官のボーイフレンドを轢き殺した疑いが持たれている女性の裁判で陪審員が審議に入った。最も厳しい判決は終身刑になるという。
- ニューヨークのセントラルパークでは白昼堂々のレイプ未遂犯探しが続いている。
- 30のアイスクリームメーカーが食中毒の危険性のためリコール対象となった。文字情報を見るとリステリア菌と言う菌だそうだが低温でも生き延びるのだという。なるほどアイスクリームでも食中毒が起きるのだと感じた。
- セリーヌ・ディオン氏の発作の瞬間。ドキュメンタリの一部。セリーヌ・ディオン氏はとても苦しそうで身動きができず涙を流している。
- 94才の女優Gena Rowlands(ジーナ・ローランド)氏はアルツハイマーで5年間の闘病中。
- 8才の子供のレモネードスタンドの話題。アニマルシェルターの運営資金を稼ぐために頑張っている。2年間で15,000ドルを稼いだ。
アメリカが設置した浮桟橋は建設に500億円がかかった。共和党からは無駄遣いだと言う指摘が出ていたが国際社会からガザの人権状況に懸念があり苦肉の策として導入された。
一時は物資を空から投下していたが人々が殺到し死者が出た。荷物に当たって死んだわけではなく海に投げ入れられた食料などを奪おうとして溺れたり人が群がった際などに踏みつけられたのだった。ヨーロッパはイスラエルの港に物資を運び入れてイスラエル側から運ぼうとしたがネタニヤフ首相は拒否し続けていた。
ガザ地区の海は非常に不安定なようだ。見穏やかに見えるこの日も車両の運び入れはかなり大変なようであった。1メートル以上の波で運用できなくなると言う話もあり技術的にはかなり困難なプロジェクトだとわかる。また間近にガザの惨状が見てとれるが西側の報道機関は長い間ガザ地区に入ることができていない。
浮桟橋は一度破損したためイスラエルの港に運び入れ修理をおこなった。運用は7月末までと伝えられているが延長の可能性がある。ただし9月ごろになるとしけが強まるため運用はできなくなる見込み。
アイスクリームのリコールの話題は有名なブランドがずらっと並んでいるのだが元の供給元は1つだったそうだ。