ハンター・バイデン氏に有罪判決が出た。大統領選挙に影響することが予想されるため、ショーの半分がこの話題に充てられていた。
「旗」の問題を通じて議会襲撃に同情した疑いが持たれているアリトー判事の極秘オーディオテープがSNS経由で拡散した。左派のジャーナリストが批判覚悟で「真実を知るにはこれしかない」と思い詰めたようだ。彼女の行動は当然批判の対象になっているがジャーナリストは謝罪していない。
- ハンター・バイデン氏の重罪裁判で3件全部が有罪判決。当初、6対6で割れていた2時間の討議の末に判決が出た。自分の薬物中毒の状態を知っていたのにフォームに虚偽の記入をしたことが決め手になった。今後、刑期が言い渡される。在職の大統領の息子としては初のFelon(有罪判決を受けた人)になった。25年の刑期も予想されるそうだが初犯の上に銃を他の犯罪のために準備したともみられていないため収監の可能性は低いという。
- ISISとのつながりのありそうな移民が8名拘束された。タジキスタンを出て不法にメキシコからアメリカに入国していた。
- 最高裁のアリトー判事の発言がSNSに無断でアップされる。アリトー判事は左派の人たちとは相互理解ができないというようなことを仄めかしている。これをアップしたローレン・ウィンザー氏(Lauren Windsor)は批判は承知でこれ以外に真実を知る方法はなかったと自己弁護している。
- 嵐と高温の話題。
- アトランタでバスがハイジャックされる。1名が亡くなった。
- オプラ・ウィンフリーさんが入院。ウィルス性の胃腸炎だった。
- アメリカのガソリンの価格が少し下がった。
- ジャック・ポットで50,000ドルの賞金が当たった。
- ブロードウェイミュージカルのThe Outsiderの話題。
やや左寄りとされるポリティコはローレン・ウィンザー氏に今回の狙いについて聞いている。
ローレン・ウィンザー氏は左派の活動家でジャーナリスト。本人に承諾なしで録音したものを公開することはもちろんアメリカでもジャーナリスト規範に抵触するがローレン・ウィンザー氏は謝罪していない。ローレン・ウィンザー氏は何らかのグループにメンバー登録して支持者としてチケットを購入したようだ。以前にも質問をしていて、アリトー氏も彼女に気を許していたものとみられる。
アメリカ合衆国は「民主主義」によってまとまった国だということになっている。だが一部の人たちは最高裁判所が自分達の価値観を理解していないのではないかと疑っている。
最高裁の判事たちは中絶問題のようにアメリカ人の生活に直接影響を与える判決を下すことができるが終身のため国民への説明責任を果たす必要がない。アリトー判事は「旗」の問題を通じて民主主義の秩序の破壊を試みた議会襲撃に同情的なのではないかとみられている。また別の判事たちは企業から豪華な旅行などの接待を受けたのではないかと言われている。
ローレン・ウィンザー氏は左派が漠然と持っている「最高裁の判事たちは自分達の代表ではないのか」といううっすらとした疑念を証明しようとジャーナリストとしての規範を逸脱した「インタビュー」を行った。