途中で「上下逆に掲げらえた星条旗」の話題が出てくる。議会襲撃事件はアメリカの民主主義にかなり暗い影を落としているようだ。
- ショーン・ディディ・コームがガールフレンドを虐待していたビデオをCNNが公開した。ガールフレンドは被害を申し出ていたがのちに和解している。コーム氏の家には既にFBIの捜索が入っている。
- 有名ゴルファーのスコッティ・シェフラー氏が公務執行妨害で逮捕・一時収監された。殺人事件で道路が封鎖されていたがそこをすり抜けようとした疑い。ゴルフ競技に復帰したが最悪の場合数年収監される可能性があるそうだ。
- ヒューストンではトルネード被害で少なくとも５名の死者が出る被害が出た。ヒューストンはまさに戦場のような状況に。
- 最高裁のアリトー判事の家で星条旗が逆さまに掲げられていたことが判明し騒ぎになっている。１月６日の襲撃に賛同したものとみられるが、アリトー氏は奥さんのせいだといっている。アリトー氏はトランプ氏寄りの保守派として知られる。民主党の政治家は一斉に反発している。トランプ氏の議会襲撃事件の裁判に関わることが予想されており政治問題化しそうである。
- 議会襲撃の犯人の１名に４年の判決。
- イスラエル軍は３人の人質の遺体を発見した。アメリカ軍が設置した臨時の埠頭から食料が運び込まれた。支援トラックはイスラエル軍が警備している。米軍は攻撃された場合は反撃するとしている。
- ウクライナにおいてロシアの前進が止まった。ABCニュースは地下の教室を取材している。ミサイル攻撃から身を守るための措置で攻撃が始まった時には地下に逃げてそのまま授業を続けることになっている。別の報道ではロシアはハリコフを占領する意図はなく緩衝地帯を作ると宣言しているがその狙いは不明だ。
- バイデン氏はBrown versus the Board of Education（教育委員会）70周年の式典に参加。この判決によって、アメリカでは州による人種分離教育が認められなくなった。
- インフレが収まるという予測のためダウが40,000ドルを超えた。
- ナンシー・ペロシ氏邸襲撃犯に30年の判決。
- スティーブ・ブシェミ氏の襲撃犯が捕まる。
- 俳優のダブニー・コールマンさんが亡くなった。92歳だった。
- ボランティア消防隊に50万ドルの寄付があった。新しい消防車や備品を購入することができた。寄付をしたサム・スローン氏は91歳だそうだ。
AFPによるとシェフラー氏は現在世界ランキング１位で全米プロゴルフ選手権に出場中だった。試合には復帰できたがずっと震えていたそうだ。当然だろう。
アリトー氏のケースは日本人には何のことだかさっぱりわからないかもしれない。
そもそも現職の大統領が選挙結果を認めず支持者に議会襲撃を求めたことが異常なのだが、議会が機能不全に陥っており最高裁判所に判断が持ち込まれることが増えている。最高裁判所にはトランプ氏が招き入れた「保守派」の判事が数名いて最高裁の判断にも納得しないという人が増えている。
トランプ氏の議会襲撃事件も最終的には最高裁に持ち込まれるためその最高裁判所の判事が極端に偏った破壊思想を持っているのは好ましくないとされるということになる。
CNNによると近所の人からトランプ氏との関係を責められて逆上した奥さんが腹いせのために反逆を意味する旗を掲げてみせたということになっている。奥さんもかなりアグレッシブな人のようだ。
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