バイデン大統領は電気自動車に対する対中国の関税引き上げを表明。ポピュリズム政治が無視できないアメリカではこうした人気取りの政策を行わなければ選挙に勝てなくなっている。これについては日本語でも記事が出るだろうから別に機会があれば分析したい。すぐにやるのか「もし自分が再選されたら」なのかなどが気になるところだ。ざっくり調べたところ既に関税の発表があるようだと一部で報道されていた。
- ドナルド・トランプ氏の裁判。コーエン氏はトランプ氏からjust do it(いいからさっさとやれ)と言われたと証言。ハリウッド・アクセスのテープが出てから、be prepared(覚悟をしておけ)。こういう女はたくさんいるからと言われたそうだ。トランプ氏はメラニア夫人のことは気にせず大統領選挙キャンペーンのことだけを気にしていたそうだ。コーエン氏は全ての出費にはトランプ氏の許可が必要だったと証言しトランプ氏がこの件に関与しているという印象が残る内容だった。
- ボルティモアのキーブリッジの残骸が計画的に破壊された。衝突した船はまだ残っていて乗組員もいたが怪我をした人はいなかった。
- 教会で銃撃事件があったが司祭たちの落ち着いた対応でことなきを得た。ニュースに出てくるCommunionは聖餐という意味だそうだ。
- トルネードへの警戒が続いているがカナダでは旱魃からくる山火事が起きた。汚れた空気がアメリカにも流れ込んでいる見込み。一部の地域で洪水被害が起きるということは雨が流れてこない地域があるということを意味する。
- バイデン大統領は中国から流れ込んでくる電気自動車などへの関税を引き上げる見込み。接戦州となっているアメリカの製造業地域でトランプ氏に流れ込む票の流出を防ぐ狙いがあるものと思われる。バイデン・トランプ氏がどういう層を取り合っているのかがよくわかる内容だ。
- ガザ地区ではイスラエルの軍事作戦が続いている。国務長官の微妙な発言が伝えられていたが、アメリカの医療従事者がガザ地区に閉じ込められているという追加情報もあった。
- ロシアがウクライナで前進。ショイグ国防長官が経済の専門家に交代になった。軍事作戦の効率化を図る狙いがある。これについてはすでに別のエントリーで取り上げた。
- ボートの当て逃げ事件が起き10代の少女が亡くなった。才能のあるバレリーナだった。
- 俳優のスティーブ・ブシェミ氏が何者かに襲撃された。容疑者の映像は残っているが捕まっていない。なんとなく何かの映画で見た記憶はある。
- 「ジャッジ・ジュディ」が出版社をdefamation(名誉毀損)で訴えた。メネンデス兄弟を助けようとしたという報道は事実ではないと言っている。出版社からのコメントは得られなかった。
- 有名なサックス奏者のデビット・サンボーン氏が亡くなった。
- Northern Light(北極光=オーロラ)の写真が全米で撮影された。今晩もまたチャンスがあるそうだ。
メネンデス兄弟はビバリーヒルズで両親を殺した罪で仮釈放なしの終身刑に処せられている。報道の内容は不明だがジェインドリン判事は「ジャッジ・ジュディ」の司会者として知られているそうだ。ニュースだけを聞いたときには現役の判事だと思ったのだがテレビ司会者であるということになる。このためジABCニュースの記事(APの配信)ではジャッジ・ジュディはクォーテーションマークに入っている。彼女の現在の法曹資格について記事に言及はない。
NEW YORK — NEW YORK (AP) — “Judge Judy” Sheindlin sued the parent company of the National Enquirer and InTouch Weekly on Monday for a story that she said falsely claimed that she was trying to help the Menendez brothers get a retrial after they were convicted of murdering their parents.