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アメリカの大統領は職務だったら人を殺しても許されるのか?

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アメリカの最高裁判所では今大真面目に「大統領が軍を差し向けて政敵を殺そうとした場合でも免責になるのか?」という議論が交わされているそうだ。この議論は一部認められる可能性があり下級裁判所への差し戻しがあるかもしれない。

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  • 最高裁判所が握るアメリカ大統領選挙の行方。トランプ氏陣営は絶対的なImmunityを要求。リベラルの側の判事は軍隊を差し向けて誰かを殺そうとしても免罪になるのか?と質問。一方保守の側の判事は何らかの法律の保護が必要であると主張。さまざまな裁判に影響するため最高裁判所がいつごろ判決を下すかに注目が集まる。また、トランプ氏だけでなく将来の大統領の行動規範に影響を与える可能性がある。
  • トランプ氏の口止め料裁判に劇的な証言が続く。大統領の就任後もマクドゥーガル嬢を黙らせるためにお金を支払続けていたなどといった証言を繰り返している。ペッカー氏曰く「トランプ氏に敵意はなくまだ友達だ」とのこと。
  • MeToo運動で裁判にかかっているワインシュタイン氏の裁判の1つがニューヨーク州で差し戻しに。ワインシュタイン氏はさまざまな犯罪で有罪が出ており現在服役中。
  • 親パレスチナの大学紛争に警察が介入(crack down)。400人以上が拘束され、卒業式をキャンセルする大学も出てきた。
  • 春の嵐の続報。
  • アースデー特集はプラスチックのリサイクルについて。リサイクルに回されるはずのプラスチックが不法に捨てられていることがある。ウォールマートが捨てていたプラスチックはインドネシアやマレーシアに運ばれて不法投棄されている。ABCは追跡タグを使って追跡しその結果を企業に突きつけていた。
  • 警察とも見合いになった男性が死亡し警官の対応が疑問視される。オハイオ州の警察官は膝を押し付け男を地面に押さえつけ男は「息ができない」と訴えているところをボディカムの映像が捉えていた。
  • 飛行機のHarrowing Landing(危険着陸)。White Knuckle Moment(緊迫の一瞬)とはおそらく拳を強く握りしめることを言っているのではないかと思う。飛行機は跳ねながら着陸に失敗し着陸をやり直していた。
  • NBLのドラフトの話題。

大統領免責について

Immunityはもともと免疫という意味だがここでは大統領の免責がトピックになっている。大統領には強い免責権限があるがトランプ陣営は「たとえ議会を覆せと主張していたとしても彼は大統領だったんだから何をやってもいいはず」と主張している。

めちゃくちゃな主張のように思えるが、トランプ氏が任命した保守派が多い現在の最高裁判所では一部主張が受け入れられる可能性があるとロイターが書いている。

最高裁判所が限定的にでも免責を認めるといくつかの裁判が下級裁判所に差し戻され判断が遅れる可能性がある。判決が大統領選挙が行われる11月以降となりなおかつトランプ氏が大統領に当選すると、大統領による大統領恩赦の可能性や検察に圧力をかけて捜査を中断させるという可能性も出てくる。

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