ざっくり解説 時々深掘り

文字通りの炎上商法 トランプ氏の裁判が行われている側で人が燃える

トランプ氏の裁判が始まっているがその近くで人が燃えているとして騒ぎになっていた。マックス・アザロという30代の男性がパンフレットのようなものをばらまき自分に火をつけたものと見られている。よく比喩で炎上商法などというが、確かに自分自身を燃やせば注目が集まる。ABCニュースはこの映像をそのまま放送しており、近くいた人たちが恐怖に顔を歪めていた。Newsweekはアザロ氏の主張(マニフェスト)を探し出して紹介していた。

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  • トランプ氏の裁判が行われている近くで男が焼身自殺を図る。実際に燃えている映像が放送された。事前にSNSで陰謀論を伝えていた模様。陪審員選抜にいることを周りに知らせていないのに「周りの人たちがなぜかみんな私がここにいると知っているんです」と危機感をあらわにした人が陪審員から外された。裁判が注目の的になっており思わぬ危険にさらされる危険があるということになる。実際に陰謀論を唱えて抗議の意思をしめした人もいるのだから杞憂とは言えないのかもしれない。
  • イスラエルの復讐で新しくわかったこと。核施設を防衛するレーダーサイトを狙ったものと考えられている。アメリカは攻撃に参加していないとブリンケン国務長官が強調し、イランもエスカレーションを望んでいない様子。イスラエル当局も沈黙を守っている。
  • 議会でイスラエルなどの関連予算が審議(showdown)。共和党議員の中には国境政策が後回しになっているとして怒っている人がいるそうだ。予算は土曜日に下院を通過する見込み。
  • ロシアがウクライナに攻撃を仕掛ける。
  • 高校と小学校を襲撃しようとしたアジア系のティーンエージャーが逮捕される。「小学生はターゲットにしやすい」と語っていた。過去にも殺人に対する衝動が問題視されて学校からオンライン教育に移されていたそうだ。 
  • メジャーリーグ野球のコーチを旅客機のコクピットに入れた容疑でユナイテッド航空のパイロット2名が職務停止になる。
  • Counterfeit Botox(ボトックスの模造品)で22名の入院患者が出ている。ライセンスのあるところで施術を受けるように注意喚起。
  • 春の嵐の続報。
  • アメリカンアイドルに出演経験のあるナンディサ・ハンディが亡くなった。
  • テイラー・スイフトの新曲が発表されたが、深夜にもっと多くの曲がリリースされ「ダブルアルバムになる」としてファンが歓喜している。
https://www.youtube.com/watch?v=9Mm530QvK9I

アメリカの国会では長年膠着状態にあるものについに決着をつけることをshowdownというようだ。最近耳にすることが多くなった。

共和党の極端な少数の人たちはとにかく外国への支援に反対したい考えでありバイデン大統領に協力する議長を許さない。このため予算を通すたびに公開処刑のように下院議長が引きずり下ろされることになる。

とはいえジョンソン議長が動議を前に進めなければウクライナの敗北の可能性が高まる。

たとえ民主党に救われたとしてもジョンソン議長の統治は難しくなるだろうとCNNは考えている。CNNはこれをon borrowed timeと表現している。急死に一生を得るという意味もあるそうだが、病気で死んでもおかしくない「おまけのような時間」を意味する用語だそうだ。なんとなく言いたいことは伝わる。

This could save Johnson in the short term. But a GOP speaker dependent on Democratic votes will be seen by many Republicans as a tool of the minority party and would be on borrowed time.

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