イスラエルがイラン南部のイスファハンなどを空爆した。ABCがライブ放送をおこなっているが「第三次世界大戦に発展するという主張は大袈裟か?」という会話が飛び交う。専門家は誇張だとは断言しなかった。もともとアメリカABCはイスラエルの攻撃があったとしても過越際の後に限定的な攻撃が行われるのみであろうと伝えていた。だが実際にはアメリカがパレスチナの国連加盟に拒否権を発動してからすぐの大規模攻撃となった。
まず、The Spector Indexがイラン南部などで起きた爆発について報道を始めた。
時系列としては、まずスカイニュースのアラビア語放送がイランの国営放送を伝え、次にエルサレム・ポストがイスファハン、南シリア、イラクの首都バクダットでの爆発を伝えた。さらに、アル・アラビアの引用でイラン南部のイスファハンで大規模爆発があったと続いた。シリアメディアもシリア南部の空爆について伝え、イラクにも多数の戦闘機が飛来していると伝えている。
ABCニュースがイスラエルがイランをターゲットにした空爆があったと伝えると日本のメディアABCを引用する形で報道を始めた。ソースはアメリカの高官でマーサ・ラダッツ氏の署名が入っている。ABCはイスラエルのニュースの情報が早い。ベテランのマーサ・ラダッツ氏がかなり担当者たちに食い込んでいることがわかる。
フライトレコーダーからも広い範囲で何か起きたことが明らかになってきた。航空機は当該空域を避け始めているようだ。
間違いであればいいと考えたのだが時事通信のポストを見て「誤報ではなかったのだ」と落胆した。冒頭のABCのライブ放送を引き合いに出すまでもなく、報復の応酬は本当に第三次世界大戦のきっかけになる可能性がある。
攻撃のニュースは瞬く間に広がり原油価格は4%ほど上昇したそうである。この日は日経平均が下げで始まった。1000円下落というあたりでこの報復攻撃のニュースが入ってきたため午後の取引はリスク回避で荒れるかもしれない。
アメリカ合衆国がパレスチナの国連加盟をブロックした直後に攻撃が行われておりアメリカ合衆国は国際的な非難を受けることになりそうだ。バイデン大統領に何があってもアメリカのそばにいる(be with you)と豪語した岸田総理の発言の真意が早くも試されることになりそうだ。