ざっくり解説 時々深掘り

1994年に全米を揺るがしたO.J.シンプソン氏が死亡など

岸田総理の演説は日本人としては極めて流暢なものでスタンディングオベーションも確認されたなどと報道されていたが、アメリカのメインニュースでの取り扱いはなかった。代わりに大々的に報じられていたのがOJシンプソン氏の死亡だった。76歳で死因はガンだったそうだ。大谷翔平氏の元通訳(水原一平容疑者のこと)の事件もトップニュースではないが一通りの報道がされていた。

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  • 1994年に騒ぎを起こしたOJシンプソン氏が死亡した。9500万人がテレビで見たと説明されていた。アメリカのフリーウェイの逃走劇のことではないかと思う。妻の殺人で裁判になったがドリームチームと呼ばれた裁判チームを作り無罪判決を勝ち取った。ガンで闘病していた。
  • 春の嵐によるトルネードの続報。
  • 在イスラエル・アメリカアメリカ職員に旅行制限が出るなど警戒が高まっている。イランが報復を検討しておりイスラエル本土がターゲットになるものとみられている。報復は数日以内に行われるとされている。
  • アリゾナ州で160年前に出された中絶禁止令が掘り起こされたことで混乱が続いている。手術による中絶ができなくなったら中絶薬の利用や中絶が合法の州での手術を受ける必要がある。アリゾナ州の政権(民主党)は法律の施行まで時間稼ぎをしているが「法律が施行されたら代替手段を考えるように」と注意喚起している。訴訟が起きていて法律がいつ施行されるかについてはまだわかっていない。アメリカ大統領選挙の争点の一つになっている。
  • バイデン政権はオンライン販売業者に購入者の身元調査を行うなどガンセーフティ規制を行う意向を示した。Gun Show Loopholeと呼ばれるそうだ。
  • 大谷翔平の元通訳で事実上の(a de facto manager)マネージャーだった事件。水谷氏は$16M+を盗んだなどと日本と同じ内容が伝えられている。水原氏は明日出頭(to surrender)見込み。
  • ミクロネシアで流された漁民が救出された。
  • ドライバーが乗っている車をレッカー車(a tow truck)が連れてゆこうとする。英語ではwreckは破壊することを意味するのでレッカー車と言うと驚かれることがある。サンフランシスコの出来事だそうだ。
  • 8ヶ月前にいなくなったチワワとテリアのミックス犬が見つかる。サンディエゴから2343マイル離れたミシガン州デトロイト郊外で見つかったがマイクロチップが埋められていて連絡が取れた。どうやってミシガンに連れてゆかれたのかはわからなかった。ドライブ時間は往復(round trip)で20時間だったそうだ。

バイデン政権の新しい銃規制はGun Show Loophole(ガンショー抜け穴)と言われるそうだ。個人売買であれば売り手に対して身元調査をしなくていいということになっておりこれを利用して抜け穴的に拳銃を手に入れようとする人いるとのである。

身元調査に不安がある人がこうした抜け穴を利用して銃を欲しがるのはわかるのだが、身元調査を嫌う売り手も多くいるということになる。この抜け穴はオンラインでも利用されているようだ。日本で言うところのメルカリのようなところを抜け穴として利用されてしまうと確かに規制は難しいだろうと感じる。

岸田総理の国賓クラスでの訪米についてなのだが。仮にこれが本当に「国賓級」だったとしてもほとんど興味を持たれていないことがわかる。大谷翔平氏の件は扱われているので日本人だからスルーされるというわけではない。

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