アメリカをテキサスからバーモント州までの広い範囲で皆既日食が観測された。ABCニュースは半分以上の時間をこの日食中継に充てており関心の高さが窺えた。
- デビッド・ミューア氏がアメリカで最後に日食が起きる北東限の都市であるバーモント州バーリントンに出張し日食を中継。多くの人が同じ経験をして感動できるTouching Momentとなった。月の谷から光が漏れるBaily’s Beads（ベイリーのビーズ）という現象が見られた。
- 連邦レベルでの中絶の反対を仄めかしてきた（to hint）トランプ氏が中絶の判断は各州に任せるべきと方向転換。トランプ大統領が中絶の権利を取り上げようとしているためそれを守らなければならないという運動が起きると中絶擁護派の人たちが投票に訪れバイデン氏に投票すると言われておりそれを恐れたものとみられる。
- サウスウェストの飛行機（Boeing 737-800）のエンジンカバーが外れた件に関する続報。原因などはわかっておらずFAAが調査中とのこと。
- ラスベガスで死者のいる銃撃事件。
- ネタニヤフ首相がラファを攻撃する日は決まっている（there is a date for Israeli forces to invade Rafa）と宣言。
- カントリーミュージックの歌手がfelony（重罪）で捕まる。「重罪」の内容はダウンタウンにあるバーの屋上から椅子を投げ下ろしたというものらしい。
- ニューヨークでも推進力（propulsion）を失った船が出現。
- NCAA女子学生バスケットボールの続報。
ネタニヤフ首相の発言についてはまだ見方が分かれている。
アメリカ合衆国は和平交渉を続けていて「交渉が終わるまでは攻撃はしないという確約を得た」と主張しておりネタニヤフ首相の発言はこれを引き伸ばさせない狙いがあるのかもしれない。エジプト側も交渉に進展があったとしている。現在基本的合意を持ち帰り各陣営で検討を始めているが、完全な攻撃の停止を求めるハマスとの間にかなり大きな意見の相違がある。実際にそれぞれの陣営が何を考えて情報発信を行っているのかがわかるのはまだ先になるだろう。
日食もあり、岸田総理の訪米については全く報道がなかった。