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左派をいじるためのいくつかの質問

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下記のようなことを書くとブログのプロフィール欄の閲覧が増える。多分、右翼認定して攻撃したいと考える人が多いのではないかと思う。自分は「護憲左派」だと思っているのだが、いろいろな人に質問を投げかけるうちにだんだん分からなくなってきた。
もし納得できる答えを持っている人がいれば送っていただきたい。逆に左派はこういう質問を嫌がるという提案がある人はコメント欄にでも書いていただきたい。自分でブログを書いてURLを貼っていただいてもかまわない。
1) 天賦人権は人類の叡智だというが、世界の大半の国は独裁か半独裁だ。こうした国々は人類ではないというのか。独裁こそ叡智なのではないか。
2) 戦争放棄を唱った憲法第九条は優れた条文だとは思うが、世界が追随しないのはどうしてか。
3) 民主党は安倍政権の経済政策は明白に間違っているというが、自前の経済対策を出さないのはなぜか。本当はまとめられないのではないだけなのではないのか。
4) リベラル(革新)だというのに、70年も前に作られた憲法にしがみつくのはどうしてか。地方分権とか環境権とかいろいろあるんじゃないのか。革新ではなく守旧派なんじゃないか。

質問に対するいくつかの補足

1) いまのところ、世界の富の多くは民主主義国が占有している。多分、経済的な成功と民主主義の間には相関があるのだろう。功利主義的に民主主義の優位性を語ることはできそう。北朝鮮と韓国の対比などが有効だろう。だが、中国などの新興国が伸長していてこの図式も成り立たなくなるかもしれない。また、格差が広がりつつあり、民主主義は形骸しつつあるのかなとも思う。マジメに考える価値はあるかもしれない。
2) これ、結局アメリカに軍事を外注しているからなんだよね。第九条擁護派としては辛い現実。でも米軍には出て行って欲しいという。とはいえバチカンは軍隊を持っていないらしい。カトリックの総本山を攻撃する国が出れば、世界中のカトリック国が猛反発するだろう。「徳を積む」というのも一つのやり方かも。
3) 民主党は自民党を挟んで右派と左派に別れているので、まとめられないんだろうなあと思う。もっとも民主党は左派じゃないよという人もいるだろう。
4) これも野党勢力の中には改憲を唱っている人たちがいる。民主党保守三羽がらすは「緊急事態条項も考える」と言っている。枝野私案というのがあるそうだが、集団的自衛権を一部認めている。国連軍への参加も認めているようだ。共産党はこれに猛反発した過去があるようだ。
昔は角棒もっている新左翼のお兄さんたちにはこんなことは言えなかった。Twitterごしにディスれるようになったのだから、良い時代になったものだ。


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