岸田総理大臣の優柔不断ぶりが目立つ。そんな中で岸田体制を公然と批判する人が出てきた。それが「高市早苗総理大臣」だ。とはいえ、高市さんが総理大臣にふさわしいかどうかはよくわからない。ぜひフォーラムで意見をいただきたいところである。
岸田総理大臣はG20への出席をしてこなかった。新時代のリアリズム外交などと言っているがG7に固執していることから「日本が先進国であり先進国が全てを決めていた」時代の思考から抜け出せていないことがわかる。
さらに政調会長時代に「双方の意見を聞く」やじろべい的な姿勢を崩してはいない。岸田総理がウクライナ大統領と会談し全面的支援を約束していた時に、ロシアとも経済連携について話し合っている。
旧来の宏池会は確かに日米同盟依存を脱却したオールラウンドな経済協力体制を模索していたわけだが、それはやじろべいとは違っている。宏池会が変質していることがわかる。
外交努力が必要な時期はそれでもよかったのだろうが自体は急速に悪化している。プーチン大統領は明らかに心理的に一線を超えているので西側が協力して強い抑止を働かせなければならないのかもしれない。
産経新聞によると高市早苗政調会長は「林外相は露の術中に見事にはまった」と櫻井よしこ氏の番組で語ったそうだ。いわゆるバランス感覚が「優柔不断」に見られることを恐れているのだろう。ヤフーコメントでも優柔不断だという指摘が見られた。
また総理大臣になっても靖国神社を参拝し続けると後援者たちに支持者に語ったそうだ。おそらく靖国神社の参拝の目的は中国に対して日本の意地を示し続けることだと考えているのだろう。つまり意地を見せつけるために靖国神社に行き続けると宣言しているのだ。