カテゴリー: アメリカの政治
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なぜメディアで「ハリス氏有利」の報道が増えたのか 2つの要因
カテゴリー:アメリカの政治このところメディアで「アメリカ大統領選挙でハリス氏に勢い」という報道が増えた。日本には意外とトランプびいきの人が多く「メディアの偏向報道ではないか」と疑う声が聞かれる。このエントリーでは2つの理由を挙…
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アメリカ人を転がすのは簡単 ネタニヤフ首相の米議会演説は大成功
ネタニヤフ首相がアメリカ議会で演説を行いスタンディングオベーションで迎えられた。ネタニヤフ氏はアメリカ人の心を掴むすべを心得ていると感心させられる。すべてを正義と悪に分離したうえで「アメリカは正義であ…
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「子どもを持たずに猫ばかり飼う惨めな女性たちがアメリカを運営している」
カテゴリー:アメリカの政治ハリス副大統領の大統領キャンペーンが始まった。ハリス氏の作戦は2つある。まず重罪人トランプ氏に対する検察官になると宣言した。蓮舫氏が「小池都政の行政レビューを行う」と宣言したのに似ている。次にJDバン…
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ハリス氏は黒人女性だからアメリカ大統領にはふさわしくない SNSで飛び交う誹謗中傷
バイデン大統領が大統領選挙から撤退し民主党ではハリス氏が後継にほぼ決まった。民主党は8月7日までに新しい代表を決めて8月19日と20日に開かれる民主党大会に備えることにしている。共和党では早くもハリス…
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ゼレンスキー大統領がロシアとの交渉を示唆 トランプ氏躍進の余波が外交に波及
アメリカ合衆国大統領選挙の余波が外交・安全保障に波及している。今回はウクライナとイスラエルの事例について概略を見てゆく。バイデン大統領が主張していた「民主主義陣営の勝利」という神話的スキームが崩壊しつ…
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トランプ氏にキリストの再来を見る共和党支持者
カテゴリー:アメリカの政治バイデン大統領が大統領選挙を撤退した。これについて記事を3つ書いている。民主党は今後トランプ氏に代わる候補者を8月の党大会間までに見つけなければならない。このためにはトランプ氏に対抗できるような合理的…
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経済も好調なのにアメリカ人は一体何が不満なのか?
カテゴリー:アメリカの政治バイデン大統領が大統領選挙から撤退した。これに関連した話を3本書くつもりだ。すでに「速報」として撤退後の民主党の動きについては整理した。次の話題は誰を民主党の大統領候補にするかだ。民主党はトランプ氏が…
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【速報】バイデン大統領が大統領選挙から撤退 民主党は前例のない事態に混乱のおそれ
カテゴリー:アメリカの政治最近ニュースをXで知ることが増えた。バイデン大統領が大統領選挙から撤退したらしいという投稿があり大統領自身のXの投稿が引用されていた。大統領選挙から撤退しカマラ・ハリス副大統領を支持するという内容だっ…
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共和党の最新ファッションは耳につけた大きな包帯 多幸感(ユーフォリア)に包まれる人々
カテゴリー:アメリカの政治「自分は神に守られている」と宣言したトランプ氏が共和党をカルト化するのではないか。Quoraでそんな指摘をもらった。 実は「すでにカルト化している」と返事を書いたのだが、そのときに調べた記事の写真が面…
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なぜテレビはバイデン大統領撤退報道で溢れかえったのか
カテゴリー:アメリカの政治金曜日のXは「バイデン大統領が撤退を表明する」という投稿で溢れていた。ついにアメリカと太いパイプを持つ長島昭久自民党衆議院議員まで「近い筋に聞いた」として今週末に撤退宣言があるかもしれないなどと投稿し…
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第二次トランプ政権下でのドル円相場はどうなるのか
トランプ氏と河野太郎氏の発言をきっかけにして一時ドル円が155円台まで高騰した。だがその後のドル円相場は徐々に円安に転じている。このことからドル円が何で動いているのかがわかる。 市場の次の関心は「トラ…
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ケネディ氏に直電 トランプ氏は今日も元気ハツラツ絶好調
カテゴリー:アメリカの政治銃撃事件を受けたトランプ氏が「大統領選挙第三の男ケネディ氏」に電話をかけた。すわ命を失うという事態でさすがのトランプ氏も神妙になってしまうのではないかと思われたのだがそれは杞憂に終わった。電話の内容を…
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現在156円台 河野太郎氏が円安進行を阻止?
一時160円台を超えて進行していたドル・円相場だが現在は156円台で推移している。為替介入が会ったのではないかと囁かれたのだが実は「河野太郎氏のインタビューが影響した可能性がある」そうだ。現在のドル円…
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バイデン大統領はようやく「分断は良くない」と気がついたがすでに遅かった
カテゴリー:アメリカの政治CNNが「米国を落ち着かせるためにこれから必要なこと」というオピニオン記事を書いている。バイデン大統領はようやく分断の危険性に気がついた。だがすでに手遅れかもしれない。オピニオンはおそらくバイデン大統…
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神の意志はトランプ氏とアメリカ合衆国をどこに導くのか 分かれる2つの見方
カテゴリー:アメリカの政治共和党大会が始まった。共和党の幹部たちが演説を行い最後に大統領候補が出てくるのが通例だそうだが、今年は最初からトランプ氏が参加している。また、副大統領候補はすでにSNSで指名済みだ。 直前の暗殺未遂事…
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リベラルに対する深い恨みを持ったJ.D.バンス氏が正式に共和党の副大統領候補に指名された
カテゴリー:アメリカの政治先ほどJ.D.バンス氏がアメリカの副大統領に指名された。APとポリティコを読んだのだがアメリカの民主主義は本当に終わったかもしれないと感じた。アメリカはローマ共和制の終わりの時期にありトランプ氏は最大…
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神に護られ、すべての法律の上に立つ大統領はアメリカをどこに導くのか
カテゴリー:アメリカの政治モーゼの十戒に「神の名をみだりに唱えてはならない」という条項がある。だが、実際のアメリカ人は神の名を唱えるのが好きだ。バイデン大統領は立候補を停められるのは万能の主だけと語り、暗殺未遂事件を生き残った…
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生きながら伝説になった男の悲劇 ドナルド・トランプ氏の神格化
カテゴリー:アメリカの政治ドナルド・トランプ前アメリカ大統領が銃撃された。SNSのXはその後騒然としすぐさま様々な陰謀論が飛び交った。中でも顕著だったのが「トランプ氏は神に守られている」とか「彼は持っている」との声だった。報道…
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トランプ氏を銃撃したトーマス・マシュー・クルックス(Thomas Matthew Crooks)とは
カテゴリー:アメリカの政治トランプ前大統領を狙撃して殺されたトーマス・マシュー・クルックス(Thomas Matthew Crooks)の人となりがわかってきた。要するに社会ではほぼ完全に透明な取るに足らない存在で誰からも注目…
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バイデン大統領はNATO会合でも疑念を払拭できず
カテゴリー:アメリカの政治バイデン大統領がNATO会合でも「失言」を連発した。日本でも大きな関心を呼んでいて「度重なる言い間違いに高齢懸念が高まった」などと報じられている。特に有名なジョージ・クルーニー氏の撤退要求などが大きく…
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バイデン大統領はパーキンソン病なのか?
ABCニュースが「バイデン大統領の主治医のもとにパーキンソン病の専門家が頻繁に訪れている」と伝えている。これが何を意味するものなのかはよくわからないという補足がついているがABCの意図は明らかである。…
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災害級だったバイデン大統領の単独インタビュー
カテゴリー:アメリカの政治ABCのジョージ・ステファノプロス氏がバイデン大統領に単独でインタビューを行った。民主党クリントン政権で広報担当大統領補佐官を務めていた人で今はABCでワシントン取材の責任者をやっている。つまり、今回…
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バイデン大統領が「老人は睡眠時間を確保すべき」とようやく理解
カテゴリー:アメリカの政治世の中には真実などそうそう転がっていない。だが重要な真実というものは存在する。例えば明晰な思考には十分な睡眠時間が必要だというのはおそらく真実だろう。バイデン大統領はついにこの「人生の重要な真実」にた…
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日本の投資家にとっては魅力的なトランプ大統領の再選
カテゴリー:アメリカの政治テレビ討論会のバイデン大統領のふがいなさをきっかけにこのままではMAGA三冠などと囁かれることになった。ということで一度トランプ氏が大統領に再選されたときに経済がどうなるかを調べてみることにした。日本…
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アメリカ大統領は在任中に政敵を射殺しても罪に問われないのか?
カテゴリー:アメリカの政治アメリカ大統領に絶対的免責が認められた。このエントリーではアメリカ合衆国大統領は在任中に政敵を射殺しても罪に問われないのかについて考える。結論は「わからない」になる。この話の恐ろしいところは「そんなの…
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バイデン陣営は動揺しネタニヤフ首相は戦争継続を再び宣言
討論会の惨めな敗北にバイデン陣営が動揺している。一部では候補者差し替え要求もでていいたが民主党はこれを否定している。「大統領を疲れさせたスタッフが悪い」としてスタッフを引きずり下ろす動きが起きている。…
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トランプ氏は法の上に立つ王になった 大統領の免責特権に最高裁判所判断
カテゴリー:アメリカの政治AXIOSが“The president is now a king”: Key lines from Trump immunity ruling(大統領は今や王様だ:トランプ…
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バイデン大統領とトランプ前大統領の罵り合いは高齢化の影響なのか
カテゴリー:アメリカの政治今回のテーマはともすると「炎上」を伴いかねない危険なものだ。バイデン氏の高齢化問題について扱う。だがこの問題はアメリカ外交を語る上では避けて通れないテーマだと思う。相手との交渉のためには「相手が何を理…
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第一回目の討論でなぜ人々はバイデン大統領に失望したのか
カテゴリー:アメリカの政治第一回目のバイデンVSトランプの討論会が行われ、その分析があらかたで揃った。分析はおおむね「トランプ前大統領の勝ち」という結果になっている。 民主党ではパニックに近い反応が広がり党大会までに候補者を差…
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オクラホマ州が聖書教育を義務化と右傾化するアメリカ合衆国
カテゴリー:アメリカの政治オクラホマ州が聖書教育を学校で義務化する。先だってルイジアナ州の教室で十戒の掲示が決まっておりアメリカ合衆国の一部で右傾化・キリスト教原理主義化が進んでいることがわかる。 政教分離原則のあるアメリカ合…