月: 2025年12月
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FOMCは3会合連続で政策金利の0.25%利下げ
FOMCは3会合連続で政策金利を0.25%に引き下げた。市場は利下げそのものは織り込んでおり「次」の利下げがどの程度行われるのかに注目が集まっていた。ダウは上がっているがNASDAQの反応は議長の発言…
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【ABCニュース】自分の経済政策はA++++++++だ! トランプ大統領が主張
トランプ大統領が自分の経済政策について聞かれ「A++++++++(プラスの数は不正確だが)」と一方的に主張していた。自分に対する評価がいつも極端に甘いために「自己愛が強い性格だ」と言われることがある。
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「覇権主義的傾向を強める日本」 実は戦略的だった中国の日本口撃
王毅外相がドイツの外相と会談し「日本は中国に武力攻撃を仕掛けようとしている」と主張している。実は中国の日本に対する口撃が戦略的なものだったことがわかる。一方「コンセプト化」が苦手な日本はこれに太刀打ち…
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自民党・維新・公明党が地方に給食費無償化の負担を求める
今回のAIチャットログはこちら。議題は全く異なる2つの政治ニュースだった。1つは植田総裁の2%インフレ目標達成は近いと宣言したというニュース。もう1つは自民党・維新・公明党が全国知事会に給食費無償化の…
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【ABCニュース】「あれ、そんなこと言ったっけ?」と記者にとぼけるトランプ大統領
ABCニュースは依然麻薬密輸船(と見られる船)乗組員が殺害された問題を追いかけている。戦争犯罪の可能性があるからだ。トランプ大統領は「詳しいことは知らないがビデオがあるなら公開すればいいさ」と言ってい…
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維新が勝手に参政党を勧誘
日本の政治が現状維持に傾く理由を調べていると「表面的な政策理解」と「責任の所在の曖昧さ」に原因があると気がつく。議員定数削減の問題でもこれが起きている。 ただし当ブログはアメリカの政治問題と日本の政治…
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トランプ大統領が州レベルのAI規制を阻止する考えを表明
トランプ大統領が連邦レベルでAIを規制する方針を打ち出した。一見すると「大統領がAIを規制するのでは?」と思えるのだが真逆になっている。つまり州が独自にAIを規制できないように州を規制しようとしている…
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青森県で震度6強の揺れ
2025年12月8日の23時15分ごろ、青森県八戸市で震度6強の揺れを観測した。その後テレビは「津波逃げろ」という放送が続いたが現在は注意報に切り替わっている。政府は今後一週間程度は強い揺れに警戒する…
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ITエンジニア議員の安野貴博氏が永田町の政治文化について語る
アメリカはクリスマス休暇に入りトランプ大統領の目立った暴言はない。日本の政治改革議論は案の定無限ループに入った。今週からは補正予算の審議が始まる。ベナンでクーデータ未遂があった意外は他に目立った動きも…
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テクノロジーから見た政治の流派
ChatGPTに安野貴博氏について解説してもらったところ、以前話題になった「グローバルVSローカル」の話になり、そもそも今どんな流派があるのか?ということが気になった。 そこで分類地図を作ってもらった…
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戦略もリーダーシップもなし 不安ばかりの高市政権の選挙制度改革議論
高市政権の「選挙制度改革」議論が迷走している。今回のメインテーマは日本の安全保障とアメリカ合衆国の戦略の破れなので、「政治改革という内輪の問題さえ解決できない高市政権」という文脈で整理する。
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トランプ政権の新しい安全保障文書と台湾政策
本日はトランプ政権の新しい安全保障文書と台湾政策について考える。例によって事前にChatGPTで議論を整理したので興味のある方はログも参照していただきたい。 アメリカ合衆国の安全保障政策から戦略的アプ…
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【ABCニュース】外国人排斥の恐ろしさがわかる アメリカ市民なのに移民当局から追いかけられる人々
移民当局に追いかけられた女性の話題。不法移民のボーイフレンドの車に乗っていたため地面に引きずられていた。おそらくアメリカ市民は「外国人が追いかけられても仕方がない、自分たちの問題ではない」と考えるのだ…
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「アメリカは裏切るかもしれない」 VS 「ヨーロッパは根本的に間違えた」
トランプ大統領のウクライナ和平問題が揺れている。ドイツのシュピーゲルが「アメリカは裏切るかもしれない」というヨーロッパ首脳の発言をリークで伝えている。一方でトランプ政権は「ヨーロッパは自らの文明を破壊…
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米ドルに全資産を移動させるのが得策ではない理由
REUTERSが「コラム:円安が抱える時限爆弾、突然のキャリートレード逆流リスク」という興味深いコラムを見つけた。円キャリートレードが逆流するということは円高基調に戻るということであり日本にとってはい…
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国民は高市政権の経済理念を信じていない
10月の実質消費が3%減少したというニュースを見た。国民の間に節約志向が高まっているという。このニュースはある意味では納得感があるがある意味では意外だった。そして「国民は高市総理の「経済成長」という約…
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【ABCニュース】「私はアメリカ市民だ!」と泣き叫ぶ女性
私はアメリカ市民だ!と泣き叫ぶ女性の映像が紹介されていた。不法移民の取り締まりだそうだが「不法移民のボーイフレンドの車を運転していた」ためにナンバーから不法移民だとみなされたようだ。車から引きずり降ろ…
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高市政権にネット大荒れ? 負担増を警戒する人々
Yahooニュースのアクセスランキングでデイリーの記事が1位になっていた。負担増を警戒するニュースに対する鮮度の高さがわかる。高市政権のメッセージングから次に負担増議論が出ることは明らかだがYahoo…
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長期金利と商社株の高騰
先日2025年12月4日に金融市場で興味深い事が起きた。長期国債の金利が上がりそれにつれて商社株が4%ほど値上がりしたのだ。「株高」に喜んでいる人も大勢いたのではないかと思うが、生活者にとっては増税と…
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【ABCニュース】泥酔したアライグマがお酒やさんのトイレでノビているところを発見された
本日も様々なニュースがあったが、ヘッドラインをアライグマにした。Axiosでも扱われており「なぜ重要なのか」には「容疑者はアライグマだった」と書かれているのだが、要するに店を荒らしに入った野生のアライ…
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国民の不満は削除できるが経済不信は削除できない中国政府
今回の高市総理の国会答弁をきっかけとした台湾議論において改めて中国経済がいかに危険な状態にあるかを認識した人は多いだろう。そんな中国で今SNSの書き込みが削除されている。
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おこめ券議論が炎上 鈴木農水大臣のあからさまな利益誘導
そもそも戦略を持たず長時間働いていれば結果が出ると信じている高市総理のもとで案の定物価高対策が迷走している。中でも目に余るのは農政トライアングルはえぬきの鈴木農水大臣のあからさまな利益誘導だ。しかしあ…
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戦略なき高市政権の選挙改革が迷走
そもそも戦略を持たず長時間働いていれば結果が出ると信じている高市総理のもとで案の定選挙改革議論が迷走している。このままでは日本社会は議論に疲れ果て現状認識を選んでしまうだろう。ただ今回は議論にAIを採…
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【ABCニュース】デル・テクノロジーズ アメリカの子どもたちに250ドルずつの寄付
デル・テクノロジーズの創業者がアメリカ合衆国の子どもたち2500万人に各250ドルを配る。富裕層の子供は除外されるが80%の子供をカバーするそうだ。もちろん発表の場所にはトランプ大統領もおり成果を強調…
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揺らぐ文民統制 ヘグセス国防長官の戦争犯罪疑惑
世界最強と言われるアメリカ合衆国の軍隊が揺れている。アメリカの軍隊はトランプ大統領に幅広い免責が認められる一方で、下に行けばゆくほど法的・倫理的リスクが高いといういびつな逆三角形構造が生まれている。つ…
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全ては政府の責任 高市総理の発言で12月利上げに一抹の不安
日本銀行の植田総裁が慎重に準備された原稿を読み金融市場は12月利上げを折り込み始めた。日本経済は金利上昇か円安かという二者択一を迫られ、誰かがコストを支払わなければならない状況だ。そんなかで金融市場は…
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ロシアはヨーロッパと戦う準備ができているとプーチン大統領
トランプ大統領の性急なウクライナ和平合意が波紋を広げている。プーチン大統領はウィトコフ特使と面会する前に重要な二拠点を占拠したと発表した。ヨーロッパとウクライナの提案を押し返す狙いがあるものと見られる…
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「琉球は中国のもの」中国の対日挑発がエスカレート
高市総理の国会答弁をきっかけにした日中対立が激しさを増し、尖閣諸島周辺海域でのいざこざがBBCによって伝えられた。中国は「琉球(今の沖縄県と鹿児島県の一部)が中国に朝貢していた証拠が見つかったぞ!」と…
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【ABCニュース】ヘグセス国防長官が密輸船の生き残りの殺害を命令?
このところ、戦争についてAIに話を聞くことが増えている。我々の倫理的常識を超えた世界で議論が進むため理解が追いついていない。 今回はヘグセス国防長官が麻薬船の生き残りの殺害を命じたという事件について聞…
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維新の身を切る改革の次は増税になる理由
このエントリーでは維新の「身を切る改革」の次に増税や別の形での負担増が来る理由について解説する。この戦略がうまくゆくかゆかないかはこれを読んでいる人たちの「主観」にかかっていると言える。つまり政治が身…
