月: 2025年8月
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ChatGPTと考える日本の賃金を上げる方法
Bloombergの「植田日銀総裁、「大きな負の需要ショック」なければ賃金圧力続く」という記事を読んだ。 この中で植田総裁は政府が政策的に賃金が上げる努力をしなければ人手不足が続き賃金上昇圧力が高い状…
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なぜ、トランプ政権が無理難題を突きつけても日本は対米戦略を見直さないのか
Bloombergが「トランプ外交で揺らぐ米国への信頼、アジアの同盟国が戦略見直しへ」という記事を出している。 トランプ大統領に外交戦略の修正を求める内容で日本がアメリカとの同盟関係を見直すのではない…
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トランプは全てにおいて正しかった(TRUMP WAS RIGHT ABOUT EVERYTHING)の異常な心理状態
トランプ大統領のロシアに対する態度がまた「強硬姿勢」に戻った。なぜこの人は同じところをいつまでもぐるぐると回り続けるのかを考えると、彼が幼少期に経験したトラウマ的な体験が浮かび上がる。これが常に自分の…
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石破総理「痛切な反省と心からのお詫び」を引き継ぐと李在明大統領に約束
戦後80周年にあたる2025年8月15日に安倍総理の「謝罪を続ける宿命を背負わせてはいけない」という70年談話を否定するのではないかとされていた石破総理。談話こそ出さなかったが李在明大統領に対して「反…
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【ABCニュース】エプスタインの顧客リストはなかったとする音声データ
ギレーヌ・マクスウェルさんが「エプスタインの顧客リストはない」と証言する音声データが公開された。トランプ大統領もクリントン氏も何らやましいところはないとしている。しかし自分は性的売買に関わっていないな…
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「機密文書持ち出し」 ボルトン元補佐官がFBIの家宅捜索を受ける
ボルトン元補佐官が機密文書持ち出しの疑いでFBIから家宅捜索を受けた。回顧録執筆の報復とみられるがトランプ大統領は関与を否定している。FBIのパテル長官は「誰も法律の上には立てない」と主張している。し…
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ジャクソン・ホール後のニューヨーク株式はユーフォリアに包まれる
この話題はどちらから掘ろうかと思ったがニューヨーク株に投資した新NISA組は笑いが止まらないのではないかという書き出しでスタートすることにした。この記事を書いている時点(取引終了直前)でNYダウは+8…
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「マスコミの終焉」を印象付ける読売新聞の謝罪騒動
文春が「石破茂首相と読売新聞グループ本社・山口寿一社長が“極秘面会”していた!」とするスクープ記事を出した。読売新聞はすぐさま反応し報道を否定している。これまで世論操作に大きな役割を果たしてきたマスコ…
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【ABCニュース】技術的トラブルのためにラジオ状態のABCニュース
ABCニュースのYouTubeは時々遅れることがある。遅れてリリースされた番組を見て驚いた。画像と音が全く合致しておらずコマーシャルやESPNなどが混じっている。技術スタッフがどんな気持ちでこれをリリ…
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FRBの真意を理解できないトランプ大統領
先日トランプ大統領が就任後も債権を買い進めているというニュースがあった。利益相反に当たる可能性が高いそうだがトランプ支持者は問題視していない。 一方で利下げに応じないパウエル議長に圧力をかけるために理…
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右派のアジェンダに沿ってイスラエルがガザ市に侵攻
超正統派が政権を離脱し少数与党に陥落したネタニヤフ首相。右派(極右といったほうが正確なのだろうが)を取り込むためには彼らのアジェンダに従うしかない。 ハマスが人質の部分解放に傾く中でガザ市に侵攻を始め…
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口約束は危険 ウィトコフ大使が「お使い」に失敗
ひょっとしてトランプ大統領なら事態を打開してくれるのではないか。読者の中にもそう期待した人がいるかも知れない。だがトランプ大統領は期待を裏切らない。最初からロシアの要望を正しく理解できていなかった可能…
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石破おろし氏名公表は「事実上の踏み絵」
先日、前倒し総裁選挙に賛成する人の氏名を公表するというニュースをお伝えした。案の定TBSが「事実上の踏み絵」と面白おかしく記事にしている。おそらく自民党の中の人達は自分たちがどう見られているのかが見え…
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減税するなら増税しろ 届かなかった有権者の明確なNO
各党協議の席で自民党が「ガソリン減税には応じてやってもいいが代わりに別の税を差し出せ」と言っている。また給付についても全員給付はやらない方向だそうだ。 参議院選挙の結果はかなりわかりやすいNOだったが…
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【ABCニュース】イスラエルがガザ市に侵攻
ハマスが人質の解放に応じると言うニュースが出たところだった。戦争をやめたくないネタニヤフ首相はどうするんだろうかと思っていたら案の定ガザ市に侵攻を始めた。イスラエルでは反対運動があるそうだがトランプ大…
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自民党選挙管理委員会の新戦略 総理大臣おろしに加担したものの名前を晒す
共同通信が「総裁選要求議員の公表検討 自民選管、厳正な対応重視」という記事を出している。非常に不思議な記事だ。厳正な対応とは「氏名の公表」である。これにより石破おろしを萎縮させる効果があるものと考えら…
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テレビでは絶対にできない「ウクライナに対する安全保障」の話
BBCがウクライナに対する安全保障について考えている。アメリカ合衆国は地上部隊を派遣せず防空なら協力してやってもいいという。つまりアメリカは地上部隊を派遣しない。 ただ、ロシアとウクライナの前線は10…
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【ABCニュース】口約束だらけのトランプ大統領
共同通信やCNNがレビット報道官の発言として「プーチン大統領がゼレンスキー大統領との会談を快諾した」と伝えている。ところがアメリカのニュースはこれを大きくは扱っていなかった。案の定発言が曖昧だとしてA…
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森山幹事長の泥舟脱出大作戦
石破総理も気が気ではないのではないかと思った。時事通信が石破総理の写真を出しているが目つきが「どこかに逝って」しまっている。 そんな中で森山幹事長が挙動不審な動きをしている。本来ならば一緒に責任を取る…
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「習近平は台湾侵攻に動かない」のうらでトランプ関税被害者の会が結成される
日本では全く注目されていない。あるいは直視したくない人が多いのかもしれない。トランプ大統領が「習近平は私の任期中には台湾を攻めない」と主張。米軍と保守強硬派が主張する2027年までに台湾侵攻があるとい…
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鏡の国の大統領 なぜわたしたちはトランプ大統領が理解できないのか?
このエントリーはトランプ大統領の言動が理解できない理由を考える。逆に言えばこれが理解できればトランプ大統領は理解しやすくなる。鍵になるのが「鏡の国」である。 我々は現実の世界を忠実に再現するのがリアリ…
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【ABCニュース】ゼレンスキー大統領らとトランプ大統領の面談が和やかに終わる
ゼレンスキー大統領は前回の大惨事の経験を活かし今度はヨーロッパの首脳らを引き連れてホワイトハウスを訪れた。普通に考えれば和平など見通せない状況での笑顔の会見は「どこかおかしい」と感じる。様々な思惑が工…
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お盆休み明けで政局報道が再開 まとまらない「連立」構想
お盆休みが終わり政局報道が再開される。今のところまとまった次世代政権構想はない。時事通信の報道による現状をまとめた。背景にあるのは自民党の混乱だが更にその背景を考えると有権者の無関心という問題にぶち当…
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【短報】トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談は成果なし
特に記述することもないのだがトランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談は成果なしに終わったようだ。トランプ大統領は「ディールかノーディールか」と聞かれ「そのような聞き方は好きではない」と答えている。 日…
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プーチン大統領のアメリカ破壊工作 大統領が郵便投票を廃止へ
トランプ大統領が郵便投票を廃止する大統領令に署名する。プーチン大統領にそそのかされたようだ。プーチン大統領はアメリカの権威を直接攻撃することでアメリカの威信を失墜させようとしておりこの作戦は成功しつつ…
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急展開するウクライナ情勢 領土割譲に傾くヨーロッパ
トランプ大統領とプーチン大統領の会談が終わり、ウクライナの和平に関する情勢が大きく変わりつつある。そしてこれは玉突き的に破綻寸前の国連体制にも大きなヒビを入れようとしている。 マクロン大統領はウクライ…
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また読み間違えた石破総理 ウクライナ和平交渉で
石破総理がまた読み間違えた。この読み間違いは日本の将来に大きな禍根を残すのかもしれない。石破総理もこれに気がついているようだがもはや党内議論を換気できる政治的な余力はない。 話の起点はトランプ大統領の…
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自民・維新連立で小泉進次郎総理大臣説
TVタックルで「小泉進次郎氏が次の総理大臣になれば維新と連立する」という説が出たそうだ。一方で高市早苗氏を総理大臣にしたい産経新聞は「橋下徹フィクサー説」を振りまいている。 誰もがムラの政治に夢中にな…
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ウクライナの朝鮮半島化に傾くトランプ大統領
アラスカでのトランプ・プーチン会談が終わった。日本ではアメリカメディアに酷評されているという評価が出ているが、アメリカメディアはそれほど酷評していない。 理由は2つある。そもそも酷評に値する成果はなか…
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トランプ大統領はなぜウクライナ和平をまとめられずノーベル平和賞も取れないのか?
トランプ大統領とプーチン大統領の会談が終わった。概ねロシアの一方的勝利と解釈されているが、トランプ大統領が領土について一方的に妥協しなかった点は評価されている。時事通信はノーベル平和賞を渇望するトラン…
