月: 2025年4月
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3万円から5万円の給付金に傾く石破政権 参議院選挙は空前のばらまきへ
国内も国外も「トランプ関税のニュース」一辺倒になっているのだが、永田町は選挙モードに入っている。戦略的思考は一切見られず「票を買うためにどうばらまくか」ばかりが語られると言う末期的状況だ。自民党は政権…
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求められる日本の「ベッセント派」 世論形成と情報発信に課題
トランプ関税の問題によってさまざまなことがわかった。日本はこのままアメリカをシステムから切り離すか自分たちの持っているものを最大限に武器化して日米同盟を強化・深化させるかという二者択一を迫られている。…
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トランプ大統領に起因する「アメリカ売り」が続く
円が急に143円線を超えて上昇した。同時に米国債が下落しており「アメリカ売り」の様相だ。過去に5%台をつけたことがあるため「国債危機」とまでは言えないが急速な値動きはやはり危険信号と見做すべきだろう。…
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【ABCニュース】アメリカの小売の一部は関税サーチャージを実施
アメリカ合衆国では再び株価が下落した。媒体により評価はバラバラなのだがABCは「人々が冷静になり関税の影響を憂慮し始めたからだ」と伝えている。関税サーチャージというレシート表示が大々的に紹介されていた…
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ばらまきも減税も 国民の勤勉さに救われたと気がつきもしない永田町
実はニュース選びにちょっと困っている。トランプ関税があまりにも派手なので「国内ニュースも見なければ」と思うのだが目立った動きがない。代わりに聞かれるのは「給付か減税か」というばらまき議論ばかりだ。 普…
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事実上の株価操縦 反省なきトランプ大統領の救い難さ
今回のトランプ大統領の相互関税政策の放埒さからトランプ大統領が本質的にアメリカ合衆国大統領の職責も株式市場の仕組みも理解していないということがわかった。この問題は金利上昇を通じてアメリカ政治に暗い影を…
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トランプ関税から日本と世界を救った「カミカゼ」の正体とは
トランプ大統領の追加相互関税が数時間で撤回された。トランプ大統領の事実上の敗北宣言だった。一体この背景に何があったのかの分析が進むに従って「日本が戦わずして関税を撤回させた」ことがわかってきた。未曾有…
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【ABCニュース】中国と日本の米国債ダンピングでトランプ大統領が方針変更
今回のABCニュースは少しびっくりする内容だった。トランプ大統領の関税政策変更の背景として中国と日本の国債ダンピングを報じていたからだ。 REUTERSは「売り手に転じる恐れがある」と言っており、時事…
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ドイツで大連立が成立へ
ロシアのウクライナ侵攻やトランプ大統領の関税政策などが背景になりドイツで大連立が成立する運びとなった。しかしながら国民は既得政党同士の結びつきに苛立っており極右のAfDが支持率で首位になったという報道…
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石破政権が選挙に向けた買収計画策の策定に着手
中高年にとっては「ああやっぱりな」という感じの動きだが、新聞を読まない世代の人達は不思議に思っているのではないか。普段は「財源財源」と言っているのになぜ選挙前になると気前のいいはなしが出てくるのだろう…
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トランプ大統領の事実上の敗北宣言で株価が急騰 関税政策を90日延期
ニューヨーク株式市場は下落から始まったそうだが、午後になって突然急騰した。トランプ大統領が追加関税政策の90日延期を決定したからである。市場のプレッシャーに負けた事実上の敗北宣言と言えるだろう。 早起…
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【ABCニュース】中国に対する追加関税に動揺するアメリカの金融市場
連日株価がまた下がったとか住宅価格が値上がりするという話題が続いている。アメリカ全土で反対運動が起きそうなものなのだが家を買えない人や株を持てない人などは却って溜飲が下がったのかもしれない。 ただし政…
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AIによる政府職員の監視 マスク氏の登場で一気に「SFみ」が増す
株価の混乱からアメリカ合衆国で意味の崩壊が起きているということがわかる。民主主義と人権を擁護する立場から見れば我慢ができない現象なのだがまるでSFのような動きも起きていると面白がることは可能だ。 20…
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トランプ関税が最後の一押し 自民党時代の終わり
石破政権はトランプ関税の恫喝に応じベッセント財務長官との交渉に入った。日本が終わったなとは思わないが「自民党政権は終わったな」と感じた。ベッセント財務長官が補助金(自民党が支持母体をつなぎとめるための…
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アメリカ株は結局いつまでどれくらい下がるのか
当ブログでは「落ちてくる剣は掴むな」「床に落ちてから掴めばいい」と言っている。日本がアメリカと関税交渉を始めたことで日本の株価は持ち直した。嵐は去ったと考えている人も多いだろう。このブログを書き始めた…
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トランプ関税は日本にとって得なのか損なのか
このエントリーではトランプ関税は日本にとって得なのか損なのかを考える。話の持って行き方次第では意外と「日本にとっては喜ばしい動き」なのかもしれない。 トランプ大統領は関税交渉に応じる国と応じない国を分…
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【ABCニュース】交渉に応じる国と応じない国の分断を図るトランプ大統領
日本では株価が回復した。石破総理がトランプ大統領と交渉する姿勢を示したためだ。「石破総理は正しかった」「株価とは一旦下がっても回復するものだ」と安心した人も多かったのではないか。 しかし、アメリカ合衆…
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失敗に向かって突き進む大阪・関西万博
大阪・関西万博のテストランが始まったがかなり悲惨な状況だったようだ。事前に指摘されていた懸念が現実のものとなっている。もともと大阪港湾の埋立地に無理やり高付加価値をつけようとした維新の無謀な政策が原因…
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激しく上下動する株価に惹きつけられ大怪我をする人が多いのはなぜか
一時「関税が延期される」という根拠不明の報道が出たがホワイトハウスが否定した。これによりトランプ政権は本気で経済を混乱させようとしているらしいということになり株式市場は続落した。また中国に対してもさら…
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関税延期の報道に振り回されるアメリカの株式市場
ニューヨーク株式市場が一時株価上昇に転じた場面があった。関税が90日延期されるという根拠不明の報道を受けて人々が「買い」に走ったのである。ただしホワイトハウスがこれを否定したため株式市場は再び下落に転…
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「落ちてくる剣は掴むな」 専門家は押し目買いを否定
今回の下落を受けて「底値を見て株を買い足したい」という人がいる。これを押し目買いという。押し目買いとは上昇基調にある株が一時的に下落したときに買うことを意味するそうだ。 しかし専門家の間ではトランプシ…
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石破総理の電話会談は不発 トランプ大統領の性格を読みきれず
石破総理が電話会談を行い日本は不公正な取引などしていないと訴えた。これに対してトランプ大統領は「これまでひどい扱いをしてきた日本が心を入れ替えて交渉を申し出てきたぞ!」と宣伝した。USスチールの話はす…
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全米に広がる反トランプ・反マスクの「Hands-Off」運動
日本語に直すと「手を引け・手を離せ」ということになる。全米各地とヨーロッパの一部に広がっている。株価の大幅下落で人々が動揺する中で平日のゴルフ休暇を満喫し「負けるのは弱者だけ」と言い放ったことも反発に…
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ETCが大規模障害 中には「いっそのこと無料にしては?」の声も
NEXCO中日本のETCシステムが大規模障害を起こし高速道路に渋滞の列ができた。東京や南関東などは桜が満開のシーズンを迎えておりお出かけのスケジュールが大いに乱れたという人も多かったのではないかと思う…
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若手の政治参加 秋田県知事選挙・市長選挙が教えてくれること
秋田県知事選挙・秋田市長選挙が行われた。秋田を代々治めてきた佐竹家の血を引く(清和源氏の流れで佐竹家の分家の「北家」出身なのだそうだ)佐竹敬久氏の引退に伴って行われた選挙で地域の若手が政治参加した結果…
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岸和田新市長は郵便局長さん 報道特集はなぜ間違い続けるのか
大阪と兵庫の阪神圏の選挙が荒れているらしいと「報道特集」を見て知った。立花孝志さんの参加にも関わらず千葉県・千葉市の選挙は無風だったため「一体何が違うのだろうか?」と感じる。 きっかけはともあれTBS…
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トランプ関税でiPhoneの価格はどの程度値上がりするのか?
各メディアはトランプ関税の影響をわかりやすく伝えようとしている。最もわかりやすい事例の一つがiPhoneの値上げである。アメリカでiPhoneを製造するとコストは43%上昇するという試算が出ている。い…
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「弱者が負けるだけ」 トランプ大統領はゴルフ休暇を満喫
アメリカでは連日株価の大暴落が続いている。トランプ大統領は株価の下落や物価高にはあまり関心がないようで、平日にもかかわらず自身が所有するゴルフコースでゴルフ休暇を楽しんだとされている。関税に関しては手…
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目の前の高い高い波を呆然と見つめる石破政権と今後失われるかもしれない雇用について考える
もうすぐ高い高い波が襲ってくる。「これは何だ」と大騒ぎになるのがパニックだが、情報が処理しきれなくなるとそのまま立ちすくむことになる。 今の日本の政治はどうやらパニック状態のようだが、どちらかといえば…
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【ABCニュース】株価崩壊で阿鼻叫喚もトランプ大統領は呑気にゴルフを満喫
おそらくトランプ大統領は株価など気にしていない。ニューヨークの株式市場は阿鼻叫喚だったがトランプ大統領は呑気にゴルフ休暇を満喫していたそうだ。所詮は他人事なのだろう。 途中で間違ってエルサルバドル送り…
