月: 2025年3月
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今度はウクライナ領土分割協議 二転三転するトランプ大統領の説明
トランプ大統領がウクライナの両道分割について協議を始めると宣言し波紋が広がっている。そもそも情報が混乱しアメリカの安全保障が極めて脆弱な状況に落ちっていることがわかる。このエントリーでは落穂拾い的に周…
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「いや、あれはルビオがやった」トランプ大統領が責任逃れ
毎日のように人権国家の崩壊が続いているアメリカ合衆国。同じ歌の繰り返しで恐縮だが今回もその混乱の一端をお伝えせねばならない。 政権の失敗を糊塗するためには内なる敵を作るのが最も手っ取り早い。大衆は当初…
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緊急事態条項騒ぎ 立憲民主党に求められる支持者のリテラシー底上げ
昨日一時「緊急事態条項成立」がトレンドワード入りした。立憲民主党の支持者と思われる人たちが緊急集会を緊急事態条項と勘違いしたことが原因だ。立憲民主党が間違った人たちに対して間違ったメッセージを使って支…
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【ABCニュース】マスク氏は中国との戦争計画について情報を手に入れたか?
毎日のように新しく不毛な騒ぎが起きているが、今度は中国ともビジネス上の関わりがあるマスク氏がアメリカと中国の戦争計画についてブリーフィングを受けるのではないかという報道が出たそうだ。トランプ氏はマスク…
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トランプ大統領が教育省を解体へ
トランプ大統領が今度は教育省を解体すると言い出した。解体だけが決まっており具体的に何が解体されるのかはわかっていないうえに、そもそも議会の承認が得られる見込みがないそうだ。ここがトランプ大統領の恐ろし…
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政府の備蓄米放出もJA全農救済の選挙目当てだった
政府の備蓄米放出の94%はJA全農が吸収したそうだ。結局は政府に対するJA全農救済策だということがわかった。 JA全農の救済策はJA全農を通じた自民党救済策であり農家のためになっていないし、もちろんコ…
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高速道路500円まで 行き過ぎた分配型選挙至上主義のために国会が混乱
石破総理が「高速道路を一律500円にしろ」という国民民主党の浜口議員の発言に頭を抱えた。時事通信は「参院予算委員会でうつむく石破茂首相=21日午後、国会内」というキャプションを付けている。立憲民主党も…
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【ABCニュース】当局がレアル・マドリードのタトゥーが入ったサッカー選手を「ギャングメンバー」と勘違い
当局がレアル・マドリードのタトゥーの入ったサッカー選手を裁判なしにエルサルバドル送りにした。実はマドゥロ政権の迫害を逃れてアメリカに亡命したサッカー選手だった。当局はタトゥーを見てギャングメンバーだと…
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ロシアは外交的勝利を革新 トランプ大統領はウクライナの原発所有計画に夢中
プーチン大統領とトランプ大統領の電話会談が終わり今後の協議の枠組みが作られた。ロシア側は外交的勝利を確信したとBBCが皮肉交じりに伝えている。このニュースの一貫として「トランプ大統領が原発の所有に意欲…
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在日米軍強化見直し報道はどのような意味を持っているのか
トランプ政権が在日米軍強化見直しを検討しているらしいという記事が相次いで出た。CNNを引用したもの。とはいえアメリカ合衆国が何を考えているのか、あるいは日本政府がどのように行動するのかについては何も書…
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【ABCニュース】歴史家・記者・陰謀論者までが夢中でJFKドキュメントを読み漁る
ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件の記録の一部が公開された。歴史家、記者、陰謀論者までが夢中になって読み漁っているが、犯人を覆す証拠は今のところ見つかっていない。しかし大統領側近がCIAをに不信感を…
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トルコがトリプル安 エルドアン大統領の政敵拘束を受け
最近、トルコ経済は落ち着きを取り戻していたが、再び株・通貨・国債のトリプル安に見舞われている。エルドアン大統領が政敵のイマモール氏を拘束したのが原因だ。イマモール氏は大学卒業資格も取り消され(大統領出…
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トランプ大統領と最高裁判所長官が対立 崩壊するアメリカの憲法秩序
先日「テクネイト・オブ・アメリカ」という概念を紹介し大陸国家化・帝国化するアメリカ合衆国の姿をお伝えした。アメリカ合衆国にはこれ以外にも単一行政理論と呼ばれる仮説がある。民衆から選ばれた大統領は民衆か…
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選挙至上主義主義 なぜ日本人は10万円商品券問題に固執するのか
石破総理がきっかけになった10万円商品券問題は書いていて気持ちが良かった。日本人の庶民感覚に合わせると割とこういう記事がスイスイと書けてしまう。一方で違和感も大きかった。この違和感の根幹は日本の選挙至…
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「ケチだのなんだの散々言われて」 永田町の同調圧力に負けた石破総理
10万円商品券問題が波紋を広げている。石破総理の不用意な商品券配布をきっかけに「岸田総理や菅総理もやっていた」ことが判明し自民党の金満体質が政治問題化しつつある。立憲民主党は庶民生活との乖離を訴え選挙…
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【ABCニュース】トランプ大統領と最高裁判所長官が異例のバトル
今朝は少々陰謀論めいた「アメリカの大陸国家化」についてお伝えした。トランプ大統領とプーチン大統領が生存圏を分け合おうとしているという筋。 しかしながら、穏健なニュース番組では当然そのような破天荒な論調…
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トランプ大統領を深刻に受け止め始めたヨーロッパとカナダ
トランプ大統領のメッセージが明確になるに連れてヨーロッパとカナダが事態を深刻に受け止めていることがわかるニュースがいくつか入ってきている。 ドイツは大連立を決めつつあり防衛費の拡大のための憲法改正を決…
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イスラエルはアメリカのメッセージを正しく受け取る ガザ停戦が崩壊
イスラエルがガザ地区への攻撃を再開した。一部報道では一気に400人が亡くなったとされる。一部国家指導者同士の世界分割の影で人の命はまるで石ころのように扱われている。 表向きの理由はハマスが人質を解放し…
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ロシアとアメリカが事実上のウクライナ分割協議
もともとはQuoraの書き込みを元に「大陸国家・海洋国家」について整理するつもりだった。だがロシアとアメリカの和平協議の内容を見てかなり驚いた。内心なぜ日本人は全く騒がないのだろうか?と感じたくらいだ…
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大陸国家・海洋国家・テクネート・オブ・アメリカ
ついにこの日が来てしまったかと思った。やや陰謀論の匂いがするので扱うのに躊躇してきたが「テクネイト・オブ・アメリカ」に付いて説明しなければならない。ウクライナ分割協議について解説するために必要だからで…
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【ABCニュース】ウクライナ停戦を巡りロシアとアメリカが協議 一方ガザの停戦合意は破棄され攻撃が始まる
まもなくトランプ大統領とプーチン大統領の間で会談が行われることになっており停戦合意が実現するかに注目が集まっている。一方でこのところあまりガザの話題を聞かなくなったがイスラエルがガザへの攻撃を再開した…
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「自由の女神を返せ」という声まで 崩壊するアメリカの自由と繁栄
ついに「自由の女神を返せ」という声まで出ているそうだ。トランプ大統領によってアメリカ合衆国の自由と経済的繁栄が崩壊しつつある。論評はできるだけ控えることにしてその様子を見てゆこう。
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プーチン大統領はトランプ政権の「しつけ」を完了
トランプ大統領はリアルポリティクスを実践する立派な政治家だと主張する人は多い。しかしプーチン大統領に取ってみれば単なる馴染のオリガルヒだった。トランプ大統領は完全にプーチン大統領に取り込まれてしまって…
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大団円を目指すほど支離滅裂になる国会の「熟議」
日本の国会議員たちの政治目標は自分たちの仲間を増やし議員としての生活を保証することにありこれを「政治」と言っている。この選挙一本槍の姿勢が作られたのが平成中期である。 政治は選挙を見据えた興行であり、…
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棄却されれば混乱、容認されれば戦争 尹錫悦大統領の弾劾裁判の宣告が迫る
そういえば韓国の大統領弾劾裁判はどうなったのだろう?と思いKBSのサイトを覗いてみた。 言い渡しは今週に行われる見込みだというが「朴槿恵大統領のときは4人の死者が出た」とサラッと書いてあった。 今回も…
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最側近に新たな政治とカネの問題が浮上 「商品券石破」に新たな不安要素
「商品券石破」に新たな不安要素が浮上した。最側近の赤澤経済産業大臣に200万円の裏献金疑惑が出てきたのだ。 Quoraで石破商品券問題をみていると「なぜ側近は石破さんを止めなかったのだろう?」と疑問視…
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立花・黒川両氏も寄り付かないほど無風だった千葉県・千葉市の選挙
2025年3月16日に千葉県知事・千葉市長選挙が行われた。自民党が退潮する中でほぼ無風の選挙だったため政治の無意味化を背景にした立花孝志氏、黒川敦彦氏ともに「活躍」の場がなかった。 裏を返すと政治が党…
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石破内閣は期限内に予算を成立させることができるか?
吉田内閣と細川・羽田内閣の事例を検討した。これを踏まえて石破内閣は年度内に予算を成立させることができるかを考える。
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なぜ予算は期限内に成立しなかったのか 細川・羽田内閣のケース
石破総理のポケットマネー・10万円商品券問題をきっかけに一気に予算編成が流動化してきた。ここでは過去の事例を元にそもそもなぜ予算がまとまらないのかについて考える。 第二のケースは細川・羽田内閣のケース…
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なぜ予算は期限内に成立しなかったのか 吉田内閣のケース
石破総理のポケットマネー・10万円商品券問題をきっかけに一気に予算編成が流動化してきた。ここでは過去の事例を元にそもそもなぜ予算がまとまらないのかについて考える。 第一のケースは1953年の吉田内閣だ…
