月: 2024年11月
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ドイツの連立内閣が崩壊 危ぶまれる2025年予算とウクライナ支援
予算成立を前にしてドイツの連立内閣が突然崩壊した。有権者たちにとっては驚きの出来事だったようだが背景には大きな政府と小さな政府という根本的な対立があり破綻は不可避だったようだ。 ショルツ首相は1月15…
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【ABCニュース】ハリス氏が敗北を認める
ハリス氏が登場し今回の選挙での敗北を認めた。だが戦いは終わったわけではなく諦めない限り敗北したわけではないと次への挑戦の意欲をにじませていた。
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市場はトランプトレードに熱狂
トランプ氏の勝利が確定するとアメリカの株価は急騰した。従来の規制緩和と法人優遇が続くものと見られている。同時に30年ものの国債は金利が上がっている。トランプ政権下では財政が拡大するものと見られているた…
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混乱する特別国会の事前協議
憲法の規定に従い新しい総理大臣を決める特別国会が11日に招集される。事前協議が混乱しており、議長・委員長・会期などが全く決まっていない。 ただ、話し合いの内容を聞くとそもそもこの混乱こそがあるべき国会…
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税の論理を振りかざす自民党「インナー」と玉木代表の戦いが始まる
20代・30代の有権者が政治に関心を持ち選挙に参加したことで国民民主党が躍進した。そんな中、自民党で税制の枠組みを決める「税調」のメンバーが会合を開いた。 宮沢税調会長は「今回の税制議論は「税の理論」…
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カマラ・ハリスはなぜ敗けたのか 大統領選における敗因分析(ポストモーテム)が進む
事前の想定とは異なりトランプ氏の勝利が早々と確定した。カマラ・ハリス氏は日本時間の6時頃に「負けを認める(concession=容認)」ものと見られているがまだ姿を見せていないようだ。 出口調査の結果…
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【速報】トランプ候補が勝利宣言
これまで「トランプ氏が勝利宣言を出しても結果が決まるまで時間がかかるかも知れない」と書いていたのだが、開票が進むにしたがってトランプ氏の勢いが予想より強いことがわかってきた。コロナ禍の影響から郵便投票…
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【ABCニュース】大統領選挙当日の特別放送
大統領選挙特別選挙に先立って放送されたニュースの内容となる。トランプ氏も「暴力的な行動を望まない」と発言したが、もちろん「選挙が公平に進めば」と条件をつけていた。 アメリカとカナダ向けの貨物飛行機に爆…
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イスラエルのヨアヴ・ガラント国防大臣が更迭
大統領選挙の結果が判明するまで「凪」のはずだったイスラエル情勢が動いている。ガラント国防大臣が更迭されたようだ。後任はカッツ外務大臣となる。ガラント国防大臣はアメリカの政権と近くネタニヤフ首相とは距離…
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アメリカ合衆国の大統領選挙が始まる 結果判明まで混乱も
アメリカ合衆国の大統領選挙が始まる。270人の選挙人の争奪戦で実質的には7州93名の選挙人が鍵を握る。激戦7州はラストベルトとサンベルトに分かれている。 前回の選挙では郵便投票により結果が覆った。この…
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国民民主党が牽引する減税推進議論とその抵抗勢力の構図
国民民主党の玉木雄一郎氏が立憲民主党の野田佳彦氏と党首会談を行った。マスメディアでは「いくつかの項目について合意があった」と伝わっているが、これは真実ではない。玉木氏としては「減税に対する抵抗勢力」と…
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石破茂総理の人を見る目のなさがわかる川上高司氏の任用
先日「ご意見募集」とした川上発言だがコメントは付かなかった。専門家たちは動揺したようだが一般には伝わらなかったようだ。実は「石破茂氏が実はアメリカから独立したがっているのでは?」という問題だった。 石…
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【ABCニュース】いよいよ大統領選挙が明日に迫る
大統領選挙を控えて大統領選挙の「ヘッドクオーター」からの特別放送となった。日本の選挙報道との相違点として「選挙そのものがきちんと行われるか」が取り沙汰されていた。票集計会場にも警備員が配備されていると…
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イスラエルの首相サイドが軍から情報を盗む事件
イスラエルで情報漏洩事件が起きたと各紙が伝えている。アメリカから漏れた事件の続報だろうと思って読んだのだが全く別件だった。 戦争の継続を望むネタニヤフ首相サイドが世論を操作するためにヨーロッパの新聞に…
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「連立政権ってどんなもの?」 ドイツで総選挙の前倒し報道
自民党・公明党と国民民主党が「部分連合を組む」という話が出ている。こうなると「絶対多数の過半数が取れない」状態で意見が異なる政党が連立を組むってどんな状態なのだろうと考える人もでてくるのではないか。実…
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「103万円の壁」の議論は予想通りの出口のない展開に
「103万円の壁」の議論が予想通りの展開になってきた。インフレになると基準値をあげなければならないというテクニカルな問題が「減税議論」となったことで混乱している。中には「社会保障の議論もやってもらわな…
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【ご意見募集】石破政権の新しいスター川上内閣官房参与について
今日は行楽日和なので政治についての記事を読む人は少ないだろうと「流し気味」に記事をいくつか書いた。その後でXを見ると川上内閣官房参与という人に反発している記事をいくつか見つけた。 ただよくわからないと…
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イスラエルに報復を誓うイラン ただし具体的な言及はなし
イランのハメネイ師がイスラエルへの報復を示唆した。しかし具体的な行動について言及しなかった。アメリカ大統領選挙を控え中東情勢も「次の大統領待ち」の状態に入っている。イランは「報復の連鎖で疲弊する」か「…
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高齢者はなぜ国民民主党の躍進とハングパーラメントに動揺しているのか
台風から変わった温帯低気圧が東に抜け、日本列島は行楽日和となった。政局的な動きも「連休で一時お休み」となり目立ったニュースがない。土日にかけて各テレビ局が今回の選挙結果についてまとめているが高齢者が戸…
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トランプ氏の新しい暴言 「銃を突きつけられたらチェイニーの気持ちも変わるだろう」
連日ABCでは大統領選挙のキャンペーンの様子を報道しているが、だんだん「今日のトランプ氏の暴言」と言っても良い内容になってきた。新しい暴言は「チェイニー氏を撃て」というものだ。 現在のアメリカ社会が抱…
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イギリス保守党が「右傾化」と日本のメディアが分析
イギリスの保守党が代表選挙を行い黒人女性のベーデノック氏が新しい代表についた。日曜日のためにBBCやCNNなどの和訳報道がないが時事通信と共同通信は「保守党は右傾化した」と書いている。 BBCは労働党…
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三連休で目立った動きなし 国内政局は一旦休戦状態へ
怒涛の一週間だった。どの政党も議会を支配できないという状態に陥り先行きが見えなくなった。自民党はなりふり構わぬ多数派工作に走り、蝙蝠政党国民民主党は「与党の延命に協力することはありません」と宣言した。…
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若者が政治に興味を持たなくなった理由と国民民主党が成功した理由
若者が政治に興味を持たなくなった理由を報道特集が解説していた。大学のメディア専攻のゼミで議論をしてもらいその内容を放送したのだ。一言でまとめると「現在の有権者は消費者化している」ということになる。ゼミ…
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【ABCニュース】チェイニーに銃口をとトランプ氏が主張
冒頭のニュースはトランプ氏の暴言ぶりが強調されていた。ABCニュースとしては大統領にしてはいけない人物と強調したいのだろう。今回の暴言は「ここにチェイニーを連れてきて銃で撃て」という意味だと思ったのだ…
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バイデン大統領が公式発言を改竄
別の投稿でトランプ氏が大統領に返り咲けばアメリカ経済が大混乱するかも知れないと書いた。当然アメリカ人はトランプ氏から離反しハリス氏に投票するはずだがそうなっていない。背景には根強い政府不信とマスコミ不…
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イーロン・マスク氏いわく「改革には痛みを伴う」
イーロン・マスク氏が「改革には痛みが伴う」と示唆し話題になっている。トランプ氏が大統領になればアメリカ大統領選挙のあとに大きな政治的混乱が起こるかもしれない。問題はこの発言をアメリカの多くの有権者が支…
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2024年11月のFOMCは0.25%利下げの公算が高まる
日米の経済についての概況をお知らせする。大統領選挙がビッグイベントだが次のFOMCでは0.25%の利下げの公算が99%となった。日本にとっては若干の円高要因となる。 問題はこの経済統計が経済の悪化を示…
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「103万円の壁」対策は損か得か
TBSの「ひるおび」で103万円の壁問題を扱っていた。識者たちがあつまって「解答のない問題」について「ああでもない、こうでもない」と話し合っている光景が興味深かった。長い時間かけてわかったのは「結局よ…
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国民民主党を軸に次の国会の枠組み議論が進む
国民民主党を軸に次の国会以降の協議体の枠組みが作られている。良い言い方をすれば国民民主党が与野党の橋渡しとなり悪い言い方をすれば蝙蝠(コウモリ)化している。 国民民主党は与党に取り込まれた・玉木氏の出…
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【ABCニュース】イーロン・マスク氏が改革には「ちょっとした痛みが必要」と主張 大統領選挙まであと5日
トランプ前大統領はイーロン・マスク氏にコストカッターとしての役割を与えようとしている。マスク氏は「改革にはちょっとした痛みが伴う」が長期的には良い影響があると主張した。トランプ氏のサポーターたちは「大…
