月: 2024年10月
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「北朝鮮が韓国との通路を遮断」も韓国は意外と冷静
朝鮮民主主義人民共和国が韓国との通路を遮断した。メディアでは「緊張が高まっている」とされているが韓国の受け止めは意外と冷静だ。明らかに経済格差がある上に北朝鮮の行き詰まりが広く知られているからだろう。…
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ノーベル経済学賞で説明する成功した植民地と失敗した植民地
今年のノーベル経済学賞は「成功した植民地と失敗した植民地」の研究が受賞した。トランプ氏やロシアの台頭を背景に自由主義のメリットをあらためて広報する狙いがあったのではないかとおもう。Amazon(リンク…
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ショーン・ディディ・コーム事件で新たな被害者
ニュースの中で「ショーン・ディディ・コーム」という名前がしばしば聞かれる。「誰?」と思っていたのだが、AbemaTVの解説によるとある年齢の人たちにはかなり有名なプロデューサだったそうだ。 大規模な組…
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大統領選挙前に「一線を越えた」トランプ氏 発想があの独裁者に酷似
今、アメリカである不安が囁かれている。大統領選挙でハリス陣営が勝った場合トランプ氏側がそれを認めないのではないかという不安だ。 それを裏付けるようにトランプ氏の発言がある独裁者に似てきている。陣営は「…
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習近平はなにが憎くて執拗に台湾を取り囲むのか
中国が台湾を取り囲み軍事演習を行った。またロシアと協力した演習も実施している。「習近平はなぜ台湾を取り囲むのか」と問われれば多くの人は「中国には覇権主義的な野望があるからだ」と答えるのではないか。しか…
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イスラエルのUNIFILへの発砲に広がる反発
イスラエルが在レバノンの国連軍であるUNIFILに発砲し国際的反発が広がっている。ネタニヤフ首相は国連レバノン軍に「出てゆけ」と要求しているそうだ。
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「今度の総選挙で46%が投票先を決めきれていない」のもっともな理由
政治ブログたるもの「有権者が投票先を決めきれていない」のであれば決められるように情報を提供するのが正しい姿勢であり社会正義だ。 と意気込んで始めてみたもの「調べれば調べるほどどこにも投票したくなくなる…
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ハリケーン・ミルトンの虚偽情報拡散の裏にはやはりあのSNS
BBCがハリケーン・ミルトンに関する虚偽情報の拡散経路について調べている。背景にはやはりあのSNSの存在があった。トランプ氏はこの虚偽情報を再拡散し民主党攻撃に利用している。虚偽を含む情報拡散を容認す…
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公明党の裏金議員支援の背景にはやはり選挙区事情
日本記者クラブで党首討論が行われた「らしい」。どっちみち選挙目当てのキレイ事が出てくるだけだろうから後でまとめでも見ればいいや考えて内容は見なかった。 中で公明党の石井代表は「徹底した政治改革を訴えた…
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社会保険料削減のための尊厳死 玉木雄一郎氏は今すぐ国民民主党の代表を辞任すべきだ
ああまたかと思った。国民民主党代表の玉木雄一郎氏が「尊厳死」を「社会保障費抑制」と結びつける発言を行った。問題発言を繰り返す玉木雄一郎氏は今すぐ国民民主党の党首を辞任すべきである。
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ハリス副大統領がトランプ氏から穏健派共和党の引き剥がしを図る
大統領選挙まであと一ヶ月を切りハリス氏は穏健な共和党員をトランプ氏から引き剥がそうとしている。大統領になれば穏健共和党員が参加する政権を作ると約束した。 ABCではトランプ氏は一貫して「有害な嘘つきお…
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日本被団協がノーベル平和賞受賞 マスコミが書いたことと書かなかったこと
日本被団協がノーベル平和賞を受賞した。日本の80年近くにわたる被爆者の歩み(被団協の歴史はそのうちの70年になる)が評価された喜ばしいニュースだ。ここではマスコミが書いたことと書かなかったことをまとめ…
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杉田水脈氏は「ムラのいじめ」の道具として利用されたらしい
当ブログでは、山口県連が杉田水脈氏を推したのは「ネトウヨ票を取り逃したくなかったからだろう」と書いた。だが、新潮が伝えるところによると真相はムラのいじめだったようだ。 ネトウヨ釣りの道具として利用され…
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大家敏志氏が涙の撤退宣言 ちらつく麻生太郎氏の影と有権者の離反
衆議院議員選挙の公示を数日後に控え大家敏志氏が涙の撤退宣言を行った。麻生太郎氏が中央で非主流派に転落したために選挙に出られなかったのだろうと思ったのだがそんな単純な話もでもなかったようだ。 背景にある…
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フロリダ州がハリケーン・ミルトンの甚大な被害を受ける
デビッド・ミュア氏は引き続きフロリダ州からトルネード被害をレポート。日本の台風の様な洪水被害に加えてトルネードによる風害が激しかったようだ。デサンティス知事によればそれでも被害は「最悪ではなかった」そ…
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バイデン大統領とネタニヤフ首相が直接会談 中東戦争は回避できるか
バイデン大統領とネタニヤフ首相が直接会談を行った。その後イスラエル側は強い姿勢で「イランへの報復」を明言しているが、言葉が強いときにはそれほど強硬な攻撃には出ないだろうという一種の安心感がある。とはい…
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ネトウヨを刺激せず杉田水脈氏を外すにはどうしたらいいのかに苦慮する自民党
比例名簿に掲載するかでもめていた三氏について一定の結論が出た。尾身朝子氏は掲載、上杉謙太郎しは優遇せず(掲載について明示なし)、杉田水脈氏は不掲載とになった。杉田氏は記載を辞退したとも伝えられる。自民…
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ハリケーン・ミルトンがフロリダ州を直撃
司会のデビット・ミューア氏もフロリダ州に出張しハリケーンの状況を伝えるなど、最大限の警戒を行っている。ヘリーンの被害よりも大きなものになりそうだと伝えていた。「ハリケーンが襲来している間は救援は行えま…
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なんだかよくわからないうちに石破内閣が解散(3/3)所詮はプロレスだった党首討論
なんだかよくわからないうちに石破内閣のもとで衆議院が解散された。党首どうしが正々堂々と政策議論を戦わせるという名目で党首討論が行われたが「内輪のプロレス感」だけが際立つ痛々しいイベントになった。 中に…
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なんだかよくわからないうちに石破内閣が解散(2/3)菅原一秀氏と杉田水脈氏
最初の投稿では2024年10月9日のグダグダした一日を時系列で追った。このエントリーでは公認のグダグダぶりについてまとめる。菅原一秀氏が自民党に「しれっと」復党した。また杉田水脈氏を比例名簿に乗せるか…
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なんだかよくわからないうちに石破内閣が解散(1/3)どたばたの2024年10月9日を振り返る
石破内閣が成立して8日目で国会が解散した。「解散するために指名された」総理大臣だった。 よく「政治がわからない」という人を叱り飛ばす人がいるが「誰がどう見てもよくわからないだろう」などと思う。ドタバタ…
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ボブ・ウッドワード氏の著作でトランプ氏とプーチン大統領の親密ぶりが明らかに
ボブ・ウッドワード氏の新作WARの内容が明らかになった。日本のメディアも内容を伝えている。トランプ氏はかねがね「自分ならウクライナの戦争をすぐに止められる」と主張しているが「なるほど」と言う気がする。…
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「優生思想」や「災害の選挙利用」 もうなんでもありのアメリカ大統領選挙
アメリカ合衆国の大統領選挙が11月頭に行われる。残り一ヶ月を切り選挙戦がヒートアップしてきた。トランプ氏は災害を利用し「FEMAの予算が移民に盗まれている」と主張。さらに反ユダヤ的な人は排除すると宣言…
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「台湾は国」 麻生太郎氏の新しい自民党プロモーション戦略
麻生太郎氏が「台湾は国」と発言した。共同通信は中国の反発は必至としているがおそらくそれが狙いだろう。新しいプロモーション手法なのではないかと思う。「石破茂総理は負ける」と考える非主流派の復権につながる…
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ハリケーン被災者のためのカネが移民に盗まれている! トランプ氏が陰謀論を拡散
アメリカ南部ではハリケーン被害が拡大している。ヘリーンの死者は230名になりその後にミルトンが襲来する予想だ。ところがトランプ氏はこれを大統領選挙のために利用し「政府には金がなくFEMAは十分な支援を…
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「マクロン恥を知れ」の顛末
日本ではあまり大きく報道されていないがネタニヤフ首相がマクロン大統領に対して「恥を知れ」と恫喝した。普通に考えると世界大国で支援国であるフランスのほうがイスラエルよりも立場が強そうだ。だが実際には慌て…
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杉田水脈氏の公認申請 自民党の地方支部が恐れること
石破総理が裏金議員の公認について決定を下し波紋が広がっている。政策議論は進まず「自民党と公明党で過半数を割り込むのではないか」とか「選挙が終われば安倍派の反乱は間違いがない」などと言った政局ばかりが囁…
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笠松将をバカヤローという泉谷しげるはなぜバカヤローなのか
笠松将という俳優が「知らないマンガを読んで13巻から出てきたキャラクターたちがこんなんやってるけど、みたいな感覚」と発言し叩かれているそうだ。泉谷しげる氏は「バカヤローだ」と総括したそうだが、泉谷しげ…
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安倍派の追加粛清・安倍派潰しで党勢拡大と自身の延命を図る石破総理
石破総理が「裏金議員」の処分を決めた。時事通信の記事を読んだあと「なんだこれだけか」と思ったのだが、Xを見ると高市支持のネット保守たちは大いに騒いでいるようだ。安全保障関連の動揺には全く関心を寄せず「…
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石破茂新総理が始めた議論が日本の安全保障界隈を動揺させる
前回の「産経新聞」の件では石破茂新総理によって議論を取り扱っている人たちが動揺しているのではないかと書いた。ただ「産経新聞の記事だけでそう断じるのはいかがなものか」と感じる人もいるだろう。 これまで日…
