月: 2024年9月
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共和党の知事候補の「俺は黒人のナチだ」という投稿が発掘される
【修正】ステロイド版のマーチン・ルーサー・キングと言う発言の解釈に誤解があったようだ。正しくはトランプ氏の発言だった。このため記述を訂正した。 誰でもSNSでいきがった投稿をすることがあるだろう。ノー…
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「反日感情」渦巻く中国 日本は今後どう付き合ってゆくべきか
深圳で10歳の男の子が殺害された。この問題をきっかけに「反日感情」渦巻く中国と我々はどう付き合ってゆくべきかを考える。 中国で日本人学校に通う児童をターゲットにした死亡事件が起きた。日本政府は原因究明…
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裁判所にいる裁判官が射殺されただけでおおごとなのに……
裁判所のチェインバー(執務室)にいる裁判官が殺されたというだけでも大騒ぎのはずだが容疑者は保安官のようだ。 一体何事?と思ったのだがそれ以上の解説はなくそのまま次のニュースになった。 トップニュースな…
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揺れるアメリカの二大政党制 トラック運転手労組がハリス支持を明言せず
アメリカ政治に詳しい人は「民主党は労働者の政党で共和党は企業よりだ」と説明することが多い。また「共和党はタカ派で民主党はどちらかと言えば穏健派」と説明する人もいるだろう。 だがどうもその常識が成り立た…
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BBC曰く「対ヒズボラ無線機攻撃は失敗におわった」
イスラエルがヒズボラの持っている無線装置に爆発物を仕掛けた。サプライチェーンに浸透する巧みな作戦だったためヒズボラはかなり動揺したのではないかと感じた。だが、BBCの意見は異なるようだ。本来は無線機爆…
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自民党政権はこのまま中国の反日教育を許すのか
深圳の小学校に通学途中の小学生(10歳)が刺殺された。日本政府は詳しい説明を求めているが、中国側は「非常に痛ましいケースだが、どの国でも起こり得ることである」と説明している。日本側が求める対応ではない…
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突然の無線機爆発にレバノンの街中は騒然
今朝もお伝えしたレバノンの無線機爆発事故の続報。昨日の犠牲者の葬儀を取材しているクルーのすぐそばで爆発事故が起きたという。一体いつ何が爆発するかはわからないのだからレバノンの街はピリピリとしたムード(…
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FOMCは0.5ポイント下げで決着 ドル円と株価はは乱高下
11月の大統領選挙前最後のFOMCだったそうだ。0.25ポイント説と0.5ポイント説があったが結果的には0.5ポイント下げて決着した。利下げを好感し直後のニューヨークの株価は上昇したようだがその後沈静…
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「リチウム電池過加熱説」も ヒズボラのポケベル爆発はどうやって引き起こされたのか?
ページャー(日本ではポケベルとして知られる)爆発騒ぎがあったレバノンで再び爆発騒ぎがあった。今度は無線機(トランシーバーとも)が爆発して死者も出ている。ページャーは台湾メーカーのものと言われているそう…
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ネット右翼は高市早苗氏を支え続けることができるか?
自民党総裁選が中盤に差し掛かり高市早苗氏に注目が集まっている。安倍総理の上げ潮路線を継承する唯一の存在だっただけに現在の自民党中枢から見れば疎ましい存在だ。 注目は「烏合の衆」であるネット右翼が高市氏…
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数十人に妻をレイプさせていた男の裁判 妻は事実を全く知らなかった
フランスで夫が妻をレイプさせていたニュース。ヘッドラインでは知っていたのだがニュースを見て「両方とも70代だったんだ」と驚いた。夫の「嗜好」の問題でやめられなかったようだ。驚くべきことに犯罪は全く露見…
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「高市潰し」でザワつくネット保守 岸田総理の狙いはどこに?
高市早苗氏に逆風が吹いている。岸田総理が「事前の文書送付」についての処分が軽すぎると提言した。主語がよくわからないがXでは「高市潰し」がトレンドワード入りしていた。特にネット保守からの反発が強いようだ…
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関わったら骨までしゃぶり尽くされる 統一教会問題で新しい写真発掘
世の中には決して付き合ってはいけない人や決して手を出してはいけないものがある。例えば覚醒剤などがその一例だ。 朝日新聞が「統一教会と安倍総理の面会写真」を公開した。出直し総裁選のタイミングで「俺達のこ…
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トランプ氏を銃撃したのは誰か 集まる関心
ABCニュースはやはり時間の半分をかけてトランプ氏を銃撃しようとした容疑者について扱っていた。トランプ氏陣営が状況を刺激し災いを招き入れているようなところがあるのだが、民主党政権は何もやっていないと攻…
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トランプ氏銃撃未遂犯ライアン・ウェズリー・ラウス(58)はどんな男だったのか
トランプ氏を狙った銃撃犯の横顔が次第にわかってきた。ライアン・ウェズリー・ラウス(58)はハワイで建設業を営んでいたがノースカロライナ州にも生活拠点を持っているようだ。ハワイにトラックを持っているが貯…
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時代劇は世界に通用する日本文化 「SHOGUN 将軍」がエミー賞を席巻
ディズニーのTVシリーズ「SHOGUN 将軍」がエミー賞を席巻した。日本文化や時代劇が世界的な配信プラットフォームでも十分に通用することを証明する快挙だった。日本語率が全体の70%だったそうだ。 プロ…
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【速報】トランプ氏を狙った銃撃事件がフロリダ州で発生
ABCの討論会の「移民がペットを食った」発言が波紋を広げている。ハリス氏の自己愛を刺激する戦略とABCの冷静なファクトチェックのお陰で「ギッシュ・ギャロップ」と呼ばれる戦略は封じられつつある。しかし、…
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自民党総裁候補の強みと弱み あなたは誰を採用?
NHKの日曜討論で自民党総裁選候補者の強みと弱みを聞いていた。採用面接定番の質問だ。そこで「自分が人事採用担当者だったら誰を採用するか?」と言う目線で分析してみていただきたい。就職活動や社内昇進試験を…
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スプリングフィールド市に相次ぐ脅迫 無党派層の政治参加は本当に良いことなのか?
日本では「無党派層が政治に参加すれば日本の政治は良くなる」という神話的な了解がある。だが実際に無党派層が政治に参加するようになったアメリカの政治状況はどんどん悪化し続けている。 ABCのテレビ討論会の…
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小泉進次郎氏の危ない解雇規制緩和議論とその背景
自民党の総裁候補による討論会を見た。「小泉進次郎氏の解雇規制議論は危ない」と書いたのだが「さすがに本人の主張も聞いてみないとまずい」と思ったからだ。議論を見て「思っていたより危ない議論なんだなあ」と感…
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嘘に嘘を重ねるトランプ氏の影響でスプリングフィールド市に脅迫が相次ぐ
嘘つきというのは始末に終えないものだ。討論に負けてプライドも傷ついているのでスプリングフィールドで移民が犬や猫を食べていると言う主張が間違っていると言えなくなってしまった。そればかりか「移民追放はこの…
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日本経済が成長しないのは国民がサボっているから 世襲議員の本音が炸裂
夫婦別姓問題を例示し「自民党総裁選挙は実は争点を潰している」と書いた。自民党にとってはいかに選挙を乗り切るかが重点事項なので「改革派に見える」のは構わないが「実際に改革されては困る」からである。 一方…
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争点つぶし なぜ自民党総裁選はわかりにくいのか
自民党の総裁選挙が始まった。各候補とも街に繰り出し「自分が総裁になれば素晴らしい日本が実現する」と宣言している。また、テレビ局まわりをして未来の日本について語っていた。これらの活動はこれまで通り自民党…
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トランプ氏はイジれば自滅する ハリス氏がトランプ氏の攻略法を発見か
面と向かってトランプ氏を嘲笑するとトランプ氏は脱線し本来言うべきことを言わなくなる。もちろんニュースなのでそんな表現はしないのだが、ハリス氏はトランプ氏の攻略法を見つけたようだ。もちろん正攻法ではない…
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メキシコ・ペソの下落につながる? 司法改革案が上院を通過
メキシコのロペスオブラドール大統領は任期の終わりに差し掛かりつつある。憲法改正が悲願だったがついにそれを実現した。裁判官を選挙で選ぶ憲法改正案が下院と上院で可決されたが、どうやら国民投票はないようでこ…
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小泉進次郎氏が「お母さんに会いに行った」話で聴衆の涙を誘う
自民党の総裁選が始まった。NHKで候補者の初回討論をやっていたのをたまたま見たのだが小泉進次郎氏が「お母さんに会いに行った」話をしていた。「あざとい」とは思うが「私生活を切り売りしてでも総裁になりたい…
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ギッシュ・ギャロップ トランプ氏はなぜ今回のディベートで負けたのか
CNNの世論調査の結果、今回のトランプ氏はハリス氏に討論で負けたと言われている。前回の調査と判断が逆転した背景にはトランプ氏の戦略の有効性と限界がある、それがギッシュ・ギャロップ(Gish Gallo…
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訓練を受けたことがない億万長者が危険な宇宙船外活動に挑戦へ
スペースX社の宇宙飛行について取り上げていたが「risky」と表現されていてどこか扱いがおかしい。調べてみると訓練を受けていない億万長者がお金を出して自ら船外活動を行うそうだ。非常に危険だがアメリカに…
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9月の利下げは小規模なものに アメリカでCPIが発表
アメリカで消費者物価指数が発表されたがその後の株価の動きが実に不思議だった。アメリカ経済は依然インフレ基調だがその勢いは鈍化している。「9月の大規模利下げ」の予測は完全消滅した。 株価はCPIの発表の…
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女がいれば賑やかしになるだろう 日本政治における女性の地位の現在地
自民党の総裁選で上川陽子氏が推薦人を確保した。麻生副総裁の意向が働いたものと考えられている。また、立憲民主党の代表選挙でも野田佳彦陣営が吉田晴美陣営に「推薦人を貸し出した」と話題になっている。こちらは…
