月: 2023年5月
-
2件の銃乱射事件を受けセルビア大統領が「刀狩」を提案
セルビアで2件の銃乱射事件が起きた。ユーゴスラビア紛争を経験しているセルビアにはまだ多数の銃が残っているという。大統領はほぼ完全な武装解除を行うと宣言した。現代版の刀狩である。歴史を調べるとセルビアに…
-
「弾薬はどこだ?」ワグネル創業者が芝居がかった形相でバフムト撤退を宣言
ワグネルの創業者であるプリゴジン氏がバフムトからの撤退を宣言する書簡をプーチン大統領らに送りつけた。ウクライナの反転攻勢が予想されておりバフムトは激しい戦闘が予想されている。当初は「戦争を続けるために…
-
「あれは実はアメリカのせいだ」と主張を転換 クレムリンのドローンはロシアの偽旗作戦なのか
クレムリン上空で爆発したドローンについて、昨日のエントリーでは「ウクライナとロシアのどちらにも動機がある」と書いた。ところがある記事を見て「やはりロシア側の偽旗なのかな」と感じた。ペスコフ報道官が「あ…
-
チャールズ3世の戴冠式は多様性推進を打ち出すも人々の目はやや冷ややか。日本では「生解説スペシャル」も。
エリザベス2世女王が亡くなりチャールズ3世が新しい連合王国(イギリス)の国王になった。5月6日に戴冠式が行われ正式に即位する。今回の特徴は簡素化と多様性の推進である。一部には強固な反対派がいるようだが…
-
FOMCは「引き締め停止」を示唆するが明言はせず
先ほど5月のFOMCの結果が発表された。市場は「今回で利上げは一旦お休み」という評価だがパウエル議長は「今後のデータ次第だ」とし明言はしなかった。
-
スーダン情勢が混乱するとコーラが飲めなくなる
スーダン情勢が混乱している。日本とはあまり関係がないと思われておりさほど注目されていなかったが、スーダン情勢が年単位で混乱するとコーラが飲めなくなるそうだ。そう聞くと俄に身近なニュースのように感じられ…
-
二機の無人ドローンがモスクワに到達しクレムリン上空で炎上する
ウクライナのゼレンスキー大統領がNATO加盟国に反転攻勢のキャンペーンを始めた。ロシア国内と実効支配地域では爆破事件が多発し既に反転攻勢は始まっているものと思われる。そんななかついに無人ドローンがクレ…
-
ウクライナが「5月反転攻勢」へ
地上波テレビがウクライナ情勢についてあまり伝えなくなった。どちらかというとロシア側が優勢であり「勝っている」という実感が伝えづらいからだろう。このため情勢がよくわからなくなっている。ひさびさに「ウクラ…
-
外国人労働者の「需要」が急拡大し「供給」が追いつかない状態に
TBS系列の放送局が「レタス出荷量全国1位の村で生産者が困惑 産地支える外国人が来ない…何があった? 長野・川上村」という記事を出している。 色々と考えさせられる話だ。まるで外国人労働者を「在庫」のよ…
-
ファーストリパブリックが破綻 市場は安全資産を模索しMMFや日用品株などが人気を集める
ロイターの各記事を短くまとめた。ファーストリパブリックが破綻した。まずは当局の管理下に置かれ、その後複数入札を経てJPモルガンに売却されるという手筈だった。地銀株は売られ、MMFや日用品株に人気が集っ…
-
クウェートの議会が解散 2022年9月の選挙はなかった事に
クウェートで議会が解散された。議会と首長の間で緊張が高まっているという。普通「絶対君主が国民をいじめている」という図式になるはずなのだが、どうもクウェートの様子はそうではないようだ。利益誘導と現状維持…
-
岸田総理は事実上のデフォルトに陥ったガーナを救済できるか?
岸田総理がアフリカ歴訪に出発した。東西南北で4つの国を選んだようだがどうにも一貫性が見当たらない。このうち北のエジプトと東のケニアは「大国」という共通点がある。ではなぜ西アフリカでナイジェリアではなく…
-
実は破綻寸前のエジプト経済
岸田総理がアフリカの歴訪に旅立った。林外務大臣は中南米を歴訪し「グローバルサウス」を二人で分担することになる。職場で同僚と話すときには「台頭する中国を念頭に法の支配の重要性を広めに行ったのだ」と説明す…
