月: 2023年3月
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「憲法サル発言」で小西洋之議員に巨大なブーメラン
小西洋之参議院議が炎上している。発言の内容は「憲法審査会の毎週開催はサルがやることで蛮族」という発言だ。オフレコだったそうだが、各媒体が報じており「炎上」につながった。マスコミが作り出した炎上と言える…
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立花孝志氏が「11億円の借金のある党の運営から身を引く」と発表し大津綾香さんが取り残される。
旧NHK党が「新しい段階」に突入したようだ。関係者によると「取り付け騒ぎ」が起きており立花孝志さんと新党首の大津綾香さんが決裂したなどと伝えられている。最も注目されているのが11億円の借財の行方だ。選…
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ナッシュビルのキリスト教系私立学校で銃撃事件を起こした人はトランスジェンダーだったようだ
ナッシュビルのキリスト教系私立学校で銃乱射事件があり子供3人を含む6人が亡くなった。犯人はこの学校に通っていた女性であると伝わっているがこの人はトランスジェンダーだったようだ。 BBCは「トランスジェ…
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「イギリスがTPP加盟」は一体どこから記者たちに漏れたのか?
FNNが独自記事としてイギリスがTPPに加盟すると伝えた。【独自】イギリスがTPPに加盟へ EU離脱後から各国と交渉 12カ国目、日本に次ぐ経済大国という記事である。だが、BBCやロイターを探してもそ…
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イスラエル「司法改革」は内外の反発で一旦休戦状態に。
市民さらの激しい抵抗によりイスラエルの司法改革が一旦停止になった。国会は4月2日から休会しその間に立て直しが図られる。アメリカをはじめとした西側はほっとしているようだ。地上波ではほとんど扱われず、ネッ…
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アステラス製薬社員が拘束される。もう怖くて中国とはビジネスができないのではないか。
アステラス製薬の社員が帰国直前にスパイ容疑で逮捕された。「やはり中国は怖い国だ」とい感じた。FNNは日中友好に寄与した立派な人だと書いているのだが、おそらくこれはリスク要因だったのではないだろうか。や…
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イスラエルでネタニヤフ首相の司法改革に反対するデモが発生し、リクードからは造反の動きも
イスラエルで国防大臣が更迭された。ネタニヤフ首相の司法改革に反対したためとされている。イスラエル大統領やアメリカのホワイトハウスからもネタニヤフ首相に思いとどまるようにと言う強いメッセージが出されてい…
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全く注目されなかった城内実議員の「ウクライナが正しいと考えるのはむしろ少数派」発言の意味
少し前なのだが、ポストセブンが興味深い記事を書いているのを見つけた。城内実議員がオフレコで「同性婚はウクライナが正しいという人と同じで少数派」と発言したというのである。最初は意味がわからなかった。だが…
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ロシアが核兵器を配備しベラルーシを自陣営化
プーチン大統領が戦術核を配備することでベラルーシと合意したといくつかのメディアが伝えている。日経新聞によると7月1日までに戦術核兵器の貯蔵施設を建設する予定にしているのだという。ロイターは実際の配備時…
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ウクライナ問題はすぐに終わるのかあるいは長引くのか。読売新聞とBBCで全く異なる印象。
よくメディアの洗脳や印象操作という言葉を目にする。メディアが進んで騙そうとしているというよりは伝え手の願望が乗ることがあるのだ。読売新聞のインタビューをBBCが再報道しているのだがまったく印象が異なる…
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実は「ネタニヤフ首相の司法改革」が日本の安全保障に与える影響は決して小さくないのではないか
ネタニヤフ首相が司法改革に着手したとCNNが伝える。言い方は非常に悪いのだが、泥棒(容疑者段階だが)が警察改革を始めたというような感じだ。イスラエルは順調に暴走しておりこれがバタフライエフェクト的に日…
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元日銀関係者がYouTubeデビュー。「物価上昇目標2%は何となく空気で決まった」と解説。
これまで、金融政策について扱う上で日銀やFRBの金融政策が経済に大きな影響を与えるという前提を置いてきた。つまり、中央銀行というものにはとてつもない力があると信じている。この魔力への期待から日銀の金利…
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習近平中国の漁夫の利を許しかねない、岸田総理の「必勝しゃもじ」外交
アメリカがシリアを報復爆撃した。アメリカは紛争当事者になり世界和平の主導役としての地位を失いつつある。一方で一連の問題から距離を置いていた中国の存在感が増している。厄介なことについにヨーロッパの中にも…
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FRBパウエル議長が口にした「リセッションは非線形」発言の不安
砂山を想像してみてほしい。積み上がるときには秩序だって積み上がってゆくが、崩れるときには予測不能な崩れ方をする。秩序のある積み上がり方をしているときには線形モデルで予測できるのだが、崩れるときにはどこ…
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高市文書問題で考える日本人が議論ができない理由
参議院予算審議が終盤に差し掛かり高市問題はうやむやのまま終わりそうだ。もう一度冷静になってみよう。高市放送法文書問題で我々が知りたかったのは何なのか。実はこの単純なことがわからない。ここから、日本人が…
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FOMCは0.25ポイント利上げにとどまるが、NYダウは過敏に反応
先ほどFOMCが終わり0.25ポイントの利上げという結果になった。円相場はやや円高方向に触れているが極端な変化はなかった。0.5ポイントの事前予想が撤回されたため「やや軟化した」という評価だったようだ…
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PTAという日本の理不尽
PTAはアメリカで作られた仕組みである。この仕組みが日本では独特の進化を遂げている。端的に言えば村社会の陰湿な同調圧力の温床になっているのだ。PTAが問題になるのは学校側のメンバーに入れ替わりがなく保…
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習近平中国の単純な外交戦略にバイデン政権が勝てないのはなぜか
日本から見るとかなり奇妙な動きに見えるかもしれない。習近平国家主席の外交が次々に成果をだしている。イランとサウジアラビアを結びつけロシアとの和平交渉に乗り出した。 背景にあるのはバイデン政権になってか…
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岸田総理キーウ「電撃訪問」が直前リーク 岸田総理を危険に晒したのは誰なのか
岸田総理がキーウを電撃訪問した。訪問に特筆すべきものはなかったのだが、気になる点があった。誰もが予想した「電撃訪問」でありリスクに見合うだけのインパクトがなかった割に事前に警備の手薄なチャーター機であ…
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高市早苗氏は結局何に負けたのか
このところ、高市早苗大臣に関するニュースが国会の一つの軸になっている。さまざまな切り口があるのだが、今回は高市早苗さんは結局何に負けたのかについて考えてゆきたい。立憲と総務官僚に「刺された」とする人が…
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モンスターの誕生 UBSがクレディ・スイスを救済
UBSがクレディ・スイスを救済したとして話題になっている。「スイス発の金融危機は防がれた」というわけである。では、これが本当に救済だったのかということになる。結果的に三つのことが起きた。まずスイス発の…
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維新が起こす関西政治の地殻変動
維新が関西の政治を破壊しつつある。単に関西だけの状況にとどまらずに国政に影響を与えていると言うのが特徴だ。奈良、和歌山、京都の例を挙げる。背景には世代交代が進まない既存政党と「老害」のしがらみがない新…
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志位体制の日本共産党が党員をつづけざまに除名せざるを得ない深刻な理由
日本共産党がまた党員を除名したという。なぜ次々と党員を除名するのか。あまり知られていない日本共産党の歴史に由来している。日本共産党は過去を清算できていないため政治議論を外に公開することができない。それ…
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トランプ氏が「俺は火曜日に逮捕されるかもしれない」と支持者に抗議を呼びかけ
トランプ氏が自身のSNSで「自分は火曜日に逮捕されるかもしれないがこれは政治的迫害である」と訴えている。高市行政文書問題でも見られた「誰かが嘘をついている」というような程度話なのだが、アダルト女優が登…
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ホリエモンこと堀江貴文氏が私設秘書として国会に戻ってくるらしい
東スポが「堀江貴文氏が秘書として国会に戻ってくるらしい」と書いている。さっそく田中角栄元首相は5年間登院しなかったのに除名されなかったなどと主張し、多くのいいねを集めたそうだ。「バカの革命」が始まった…
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拘束見込みのないプーチン大統領に国際刑事裁判所が逮捕状を出す意味
ICC(国際刑事裁判所)がプーチン大統領に逮捕状を請求したと各紙が一斉に報じている。実際に逮捕される可能性は高くないうえに起訴できたとしても裁判には長い時間がかかるだろう。むしろ長い戦いが始まったと言…
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パリ市街がゴミで埋まる中、マクロン政権が年金改革法案を強行採決
パリの街は今ゴミが積み上がっているらしいとニュースになっている。背景にあるのがマクロン大統領が強引に押し進める年金改革だ。背景にあるのは中間市民層の没落とフランス議会政治の機能不全である。政治にアクセ…
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「議員除名は憲法改正の予行演習」の世耕弘成氏が安倍総理から引き継がなかったもの
世耕弘成参議院幹事長が「ガーシー氏排除は憲法改正の予行演習だ」と表現して話題になっている。多数派さえ形成できればなんでもできるという意味なのだろう。一応、時事通信と朝日新聞が反発していたが思いのほか反…
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メディアの「クレディ・スイスはどうしてこうなった」はまとめのまとめが必要な状況
クレディ・スイスが経営破綻するのではないか? 金融市場は落ち着きのない状況が続いている。中央銀行が日本円にして7兆円の補償をすることにしたが「これでは足りないだろう」と言われているようだ。ヨーロッパ中…
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鈴木宗男懲罰委員長が国民主権を無視して「有権者も反省しろ」と言い放ってしまう
ガーシー議員の除名が決まった。今回はこの除名の是非については考えない。代わりに考えるのはなぜガーシー議員を周りが除名したかったのかである。国会議員たちは自分達の仕事を何か特別のものだと思っているのだろ…
