月: 2023年2月
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高市早苗さんがLGBT理解増進法に抵抗を試みるも時代に取り残される
LGBT理解増進法案が再推進されることが決まった。これに対して高市早苗さんが「私はいいけど当事者たちが懸念を示してる」と儚い抵抗をしてみせた。これまでもやってきたように自然に当事者の分断を図っているの…
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「日銀新総裁植田和男氏は異例の外部登用」で市場は一時金融政策の修正を予想するも徐々に沈静化
政府が推薦する新しい日銀総裁候補が決まった。これまで同様に「日銀・財務省出身襷掛け人事」であろうという予想を覆す人選だったため市場は「黒田路線が修正されるのではないか」という観測が出たようだ。そもそも…
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自民党内の政局になった日銀総裁人事
遅れていた日銀総裁の人事が14日にも国会に提示されるようだと各紙が伝えている。そんな中でBloombergが少し角度の違った分析をしている。自民党の党内政局として扱っているのである。Bloomberg…
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バイデン大統領はなぜ一般教書演説で「嘘つき」とヤジられたのか
バイデン大統領が2回目の一般教書演説を行った。日本では外交安全保障の部分だけが報道されたが実際には付け足し程度だった。主にテーマは国内の経済問題と共和党との協力関係構築だ。この時に大統領は共和党議員か…
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日銀の新総裁選びは難航か。提示が2月10日から来週にずれこむ。
日経新聞の報道をきっかけに「日銀総裁は黒田総裁の路線を引き継ぐ雨宮氏で決まりだろう」という観測が出ている。ところがこの総裁人事の提示が来週にずれ込んだ。その後、総理大臣から「情報発信力がある国際派が良…
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自民党が反対してきた「LGBT理解増進法」が一転して推進へ
自民党という政党は「選挙のためならなんでもあり」の政党だ。民主党にないこのしぶとさが長年政権の秘訣なのだろう。今回はかつて自分たちが反対してきたLGBT理解増進法を推進することを決めた。きっかけは総理…
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「財務省は私を追い落とそうとしたのかも」安倍氏の回顧録が出版に
読売新聞特別論説委員の橋本五郎さんがインタビューをした安倍元総理の回顧録が出版され話題になっている。森友問題と財務省の関係について言及した部分があるからだ。「安倍さんは財務省を疑いながら総理大臣として…
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「中国はある程度の覚悟を持って偵察気球を飛ばしているのだろう」と高橋杉雄氏
中国の偵察気球問題についての議論が続いている。高橋杉雄氏がこの問題に参戦し「あれは偵察衛星だろう」という見解を披瀝している。高橋氏は「ルーチンではあるが、ある程度の覚悟を持ってやっているのだろう」と見…
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「日経新聞の日銀総裁人事報道は観測気球」と岸田総理大臣が否定
先日、日経新聞が「日銀総裁は雨宮氏で最終調整だ」とする報道を出したが、総理周辺がそれを否定した。岸田総理大臣は「観測気球だろう」と言っている。公明党に告知が言っておらず反発を恐れた可能性もあるが、総理…
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卒業式のマスク着用で説明が二転三転。永岡桂子文部科学大臣とはどんな人物なのか。
永岡文部科学大臣のマスク答弁が迷走している。現在は推奨しない方針で検討をしているそうだが報道が右往左往しているため時系列に整理した。さらにそもそもこの永岡さんという人がどういう人なのかも調べてみた。
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中国が飛ばしたのは気象観測気球なのか偵察気球なのか問題
アメリカ合衆国に中国から気球が飛んできた。これが偵察気球なのではないかとして問題になりブリンケン国務長官の訪中が延期になった。 「気象観測なのか偵察気球なのか」を調べようと思ったのだがこれは調べるまで…
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次期日銀総裁は雨宮氏で最終調整
今週10日に次期日銀総裁候補の名前が国会に提示される。日経新聞が「日銀次期総裁、雨宮副総裁に打診 政府・与党が最終調整」と伝えている。事前のロイターの報道に基づくならば「当分黒田日銀の政策修正はなし」…
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保守から守旧派に転落 荒井勝喜氏の「LGBTが隣に住んでいたら嫌」発言炎上に感じる空気の入れ替わり
経済産業省出身の荒井勝喜首相秘書官の「LGBTが隣に住んでいたら嫌」発言が炎上している。この発言の是非はともかく、空気の入れ替わりを感じる。これまで「保守」とされていたものが「守旧」に入れ替わってしま…
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パート主婦の106万円の壁問題についてもう一度勉強する
先日、130万円の壁について書いた。この時の理解は税による壁が2つあり社会保険による壁が2つあるというものだった。後日時事通信の記事をみて、この理解が間違っていたと気がついた。つまりこれは訂正記事であ…
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103万円とか130万円とか、政府主導のパート主婦の「壁」問題はなぜこんなにややこしいのか
テレビのニュースが「130万円の壁問題」を扱っている。短いニュースなのだが何を言っているのかさっぱりわからなかった。そこでいろいろ記事を読んでみた。ますますわからなくなった。 そこで今回はこのパート主…
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128円から131円に アメリカの雇用統計に翻弄され日本円が激しく変動
円相場が激しく動いている。現在のイベントはFOMC・アメリカの雇用統計・日銀時期総裁候補の提示である。結果は「ドル円が128円から131円」なのだが、そこに至る経緯を時系列で追った。
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宮台真司氏襲撃犯が捕まらなかった理由があきらかに
宮台真司東京都立大学教授を襲撃したと見られる容疑者が自殺したと見られるという報道があった。大手メディアは年齢と家族構成のみを伝えている。周辺報道をしている週刊誌もありネットでも「特定厨」が活動している…
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経済政策に行き詰まるバイデン政権が狙いをつけたAppleとGoogleのアプリ市場
菅総理大臣が「私が携帯電話料金を引き下げます」と宣言し話題になったことがあった。バイデン政権も同じようなことをやろうとしている。「バイデン政権、AppleとGoogleのアプリストア開放を議会に要請」…
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2023年2月のFOMCは予想通りの「利上げ継続とペース減速」。市場には安堵感も。
FOMCが先ほど0.25%の利上げを発表した。このまま利上げは進むがそのペースは緩やかなものになる。出口が見えてきたという安堵感が広がったようだ。ドル円相場とニューヨークの株価には変動があった。
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丸川珠代さんの「愚か者めが」発言が掘り起こされた顛末
ニュースでいきなり丸川珠代さんが「愚か者め!」と絶叫している。びっくりした。時々「どうでもいいだろう」というニュースがどんどん大きくなって蒸し返されることがある。児童手当の所得制限撤廃もそうしたニュー…
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2023年1月現在のヨーロッパの対ロシア安全保障について各国の記事をまとめる
普段はわかりやすく記事を書くという観点からスタンスを決めてからそれを説明するのによさそうな新聞記事を集めている。だがヨーロッパの安全保障環境を見ると各国の事情によって様々な議論があることがわかる。主に…
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日銀の物価2%目標は「安倍さんに言われたから渋々やりました」と各紙が報道
日銀が2012年下半期の金融政策決定会合の議事録を発表した。メディアは議事録の内容よりも「アベノミクスの主犯」が誰なのかという点に関心があるようだ。日銀が勝手にやったというトーンで書くところもあれば恫…
