月: 2022年6月
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金利の「黒田防衛線」突破と財務省の新しい評価会議
昨日の午後のTwitterは円安と株価下落で大いに荒れていた。FOMCを前にした慌ただしい動きだ。日経新聞は「日本売り」という記事を出しそれを引き合いにTwitterで騒いでいる議員もいた。その裏であ…
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カリフォルニア・エクソダス(The Great California Exodus)
アメリカは憧れの国だという印象がある。特に気候の良いカリフォルニアはアメリカの中でも憧れの土地だ。高度先進技術者がベイエリアにあつまるだけでなく中米からの格安の労働力も惹きつけられる。カリフォルニアに…
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0.75ポイントはあるか? 14日と15日にFRBが政策会合
時事通信が「米FRB、大幅追加利上げへ インフレ抑制で引き締め急ぐ―14、15日に金融政策会合」という記事を出している。ヘッドラインだけを読むと0.75ポイントの利上げに向けて動き出したように読めると…
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「尿素不足」で日本の物流と農業に混乱の恐れ
たまには地味な領域に目を向けてみようと考えた。そこで注目したのが肥料である。秋に向けて肥料価格の高騰が予想されており国産の野菜が値上がりする可能性があるのだという。そこで農業新聞を検索してみた。「地味…
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CPI8.6%の衝撃 アメリカの物価高は5月も止まらなかった
日本ではあまり話題になっていないのだがアメリカでは物価の上昇が止まらないことが問題になっている。金融市場への影響は限定的だったが「展望を見誤った」としてバイデン大統領への批判は強まっている。今後物価の…
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アメリカ連邦下院が議事堂襲撃事件の公聴会を開きトランプ前大統領の危険性を改めて強調
アメリカの下院には1月6日委員会と呼ばれる委員会がある。この度ゴールデンタイムに合わせて公聴会を開いた。中間選挙に向けてトランプ前大統領の危険性を改めて強調し民主党の支持を広げる狙いがあるものと思われ…
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財務省・金融庁・日銀が為替に関し異例の共同声明を発表するがロイターは「少し強めの口先介入」とバッサリ
財務省・金融庁・日本銀行が急速な円安を受けて異例の共同声明を発表した。円相場が若干円高方向に振れたため「何かあったのかな」と思っていたのだが「ああこれだったのだな」と感じた。だが、その後円相場は何もな…
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パキスタン連邦政府が再び週休二日制に 原因は電力不足と猛暑
パキスタンが経済危機に見舞われている。連日最高気温が50度になるが経済を支える電力が賄えない。このためパキスタン政府は「労働日を1日減らし週休二日にするように」という通達を出したそうだ。ロイター通信の…
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「このまま賃金上昇が起こらないと日本の未来はかなりまずいことになる」という指摘
先ほどリリースした「岸田インフレ批判」についてまとめるために色々な記事を読んだ。この時に、ロイターの田巻一彦さんの署名入りコラムを読んだのだが面白かったので中身をご紹介したい。賃金上昇が起こらなければ…
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理由がよくわからないまま進む円安と広がらない野党の「岸田インフレ」批判
アメリカで特別なイベントがなかったにも関わらず再び円安が進んでいる。きっかけはオーストラリアの予想外の利上げだったようだが因果関係はよくわからない。ECBも利上げを決めたため黒田日銀が取り残された形に…
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ロシアに振り回される北海道・北方四島周辺の漁業協定
ロシアが日露漁業協定の停止を通告してきたという短い記事を見つけた。「日本側が支払いをしなかった」というのが協定停止の理由なのだという。ロイターの記事を各社が再配信しているのだが「一体何をどういう理由で…
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フィリピン大使が業界団体に値上げ要請:フィリピン産バナナは値上げされるのか?
読売新聞の「フィリピン政府が小売通業界にバナナの値上げを直談判をする」という記事を読んだ。様々なものが物価上昇してゆくのにバナナまで値上げされては困る!と考えて記事を探したのだがどうもよくわからない。…
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もともとは消費税増税が作り出した「官製需給ギャップ21兆円」でさらなる財政支出の圧力が高まる
ロイターが「崩れた政高党低」と言う記事を書いている。日本の需給ギャップが大きく開いているため政府が積極的に財政支出すべきだという自民党の圧力が高まっているという。ただしこの記事だけ読んでもよくわからな…
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政府は消費税をたくさん取って予算を確保したものの実は使いきれなかったようだ
最近「人々の生活に余裕がない」というような記事ばかり見ていたので、東洋経済のこの記事を読んだ時には驚いた。実は日本政府の税収はかなり好調だったというのだ。好調の理由は消費税増税だ。にも関わらず政府は集…
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アメリカの中間選挙の影の主役はやはりトランプ氏だった
アメリカでは中間選挙が進んでいる。大統領の信任投票の意味合いが強いため表側の主役はもちろんバイデン大統領である。その一方で大手マスコミは「共和党の質」を心配しているようだ。つまりトランプ元大統領の影響…
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黒田日銀総裁が「ちょっとばかり物価が上がったとしても別に心配はいらない」と主張
おそらく新聞の見出しにはならないちょっとした記事を見つけた。黒田日銀総裁が「コロナで消費できずに貯金が貯まっているだろうからちょっとくらい物価が上がっても別に平気だ」と主張したというのだ。生活実感とは…
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コンゴ民主共和国で難民が発生 「第二次アフリカ大戦」は起こるのか
コンゴ民主共和国で軍と反政府武装勢力が衝突し72,000人の難民が出た。記事は難民の発生とその背景について短く伝えている。20年前の地域紛争に由来する武装勢力が乱立していてルワンダの関与も噂されている…
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アメリカの株式市場は景気が良くなるという予想でも景気が悪くなるという予想でもどっちみち下げる展開へ
おかしなことになっている。「雇用統計が思いの外よかった」という結果を受けてアメリカの株式が下がっているのだ。好景気なのだから企業業績は好調なはずだ。だから株価は上がるはずである。 最近のアメリカ経済を…
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コロナで政府から借金したが「もう返せません」と自己破産する人が続出
まともに生きていれば借金なんかしないはずだし、借金したらきっちり返済するのが人の道だという常識がある。共同通信が「コロナで借金した人が相次ぎ自己破産、既に20億円が返済困難に。国の無利子貸付制度が生活…
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「プーチンが忙しい間に」とシリア北部を虎視眈眈と狙うエルドアン大統領
プーチン大統領がトルコ訪問を検討しているというニュースがあった。侵略戦争がいよいよ終わるのか?と期待した人も多いだろう。だがその裏で厄介なことが起きている。トルコがシリア領内のクルド人の掃討作戦を行う…
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国債依存か金融資産課税かなど:各党は財源をどこから持ってくるつもりなのか?
前回は政権の骨太の方針を軸に各党の政策を比べて見た。今回は「各党は財源をどこから持ってくるつもりなのか?」について考える。政権を担当している自民党とかつて担当した人が多くいる立憲民主党は財源について明…
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JPモルガンCEOが「アメリカに経済のハリケーンが来る」と主張
最近アメリカの株価が元に戻った。円も若干円高気味に振れたことから「アメリカの投資家は安心しつつあるのだろう」と勝手に思っていた。だが、経済ニュースを読むと全く違うことが書かれている。規模はわからないが…
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参議院選挙でどの政党に頑張ってもらえば最低賃金が上がるのか?
政府・自民党は最低賃金を現行の930円から1000円以上を目指すという方針を明らかにした。非常にざっくりした計算だが毎年3%上がってゆくと大体2025年ごろにはこれくらいの数字になる。原油高・ウクライ…
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参議院選挙を前に政権の骨太の方針がまとまる
参議院選挙を視野に入れた各政党の経済対策が出揃った。かつてあった左右対立という図式が消えており「選びにくい」という印象がある。また、行動経済成長期を支えた製造業に代わる国の基幹産業が見出せないため各党…
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銃火器抑制の議論がまとまらないアメリカ合衆国と規制議論が進むカナダ
アメリカ合衆国で銃火器による大量殺人が立て続けに起きている。アメリカ合衆国で議論がまとまる兆しはないがカナダでは銃火器抑制の議論が進んでいる。カナダの議論を見ることでアメリカの議論には一体何が欠けてい…
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太平洋の囲い込み虎視眈々と狙う中国とオーストラリアの失敗
中国の王毅外相が太平洋諸国との包括的な安全保障協定を結ぼうと試みた。すわ合意というところまで行ったのだがミクロネシア連邦が反対したことで安全保障の協定は実現しなかったそうだ。現在アメリカ主導で中国の囲…
