月: 2022年6月
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なぜテキサス州サン・アントニオで51名の移民が悲惨な状態で発見されたのか?
テキサス州のサンアントニオで移民を乗せたトラックが発見された。当初48名が亡くなっていたと伝えられていたのだが死者の数は51名に増えた。トレーラーには100名以上が詰め込まれていた可能性があるそうだが…
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トルコが北欧2カ国のNATO入りを容認・NATOは中国の脅威にも触れる予定
日経新聞が6月29日未明(2022年6月29日 3:41 (2022年6月29日 4:33更新))に記事を出した。トルコが北欧2カ国(フィンランドとスウェーデン)のNATO入りを容認する見通…
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外為市場でドルが軟調なのにさらなる円安が予想されるわけ
このところ「ドル高円安がさらに進み1ドル150円になるかもしれない」などと囁かれていた。ところが少し風向きが変わってきた。FRBの急激なタカ派シフトのために急速に世界経済が冷え込み「世界経済リセッショ…
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ロシアがようやくデフォルト? いやまだまだデフォルトしていない?
NHKを見ていたら「ロシアがデフォルトした」というようなニュースをやっていた。正確には「デフォルトした」ような印象を勝手に持った。アメリカはG7に合わせて「ロシアはデフォルトした」から経済制裁の成果が…
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日本と世界の経済に影響を与え始めた異常気象
6月というのに関東地方は猛烈な暑さになっている。25日も暑かったが26日は都心で35度に到達した。二日連続の猛暑日になったのは1875年の観測開始以来初めてだったそうだ。気象庁は関東地方などの梅雨明け…
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個人情報流出事件を起こした尼崎市のコールセンター雇用形態はやはり複雑だったようだ
尼崎市の個人情報流出事件はUSBも回収され情報が抜かれた形跡もなかったことから「ああよかった」ということで終わりを迎えたようだ。ほとぼりが冷めたことからコールセンターを請け負った業者がある告白をした。…
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中南米の例外国家エクアドルはなぜ反米左派ではないのか
BRICSが拡大会合を開き「アメリカを念頭に」「新興国支援を強調した」というニュースがあった。アルゼンチンもBRICS入りを希望している。中南米は左傾化が進んでおりブラジルもルラ大統領が再選されれば「…
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アメリカで「神の名の下で」中絶を断罪する人たち
先日、アメリカでロー対ウェイド判決が覆されたことをご紹介した。そのリアクションがいくつか入って来ているのだが、予想を超える展開だったので短くまとめたい。先日は「最高裁判所が政治化した」と書いたのだが、…
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ルビコン川を渡りつつある日本銀行とその先にある増税議論の行方
Bloombergが日本銀行は「ルビコン川を渡りつつある」という記事を書いている。株式に投資している人は「もう知っているよ」という話ではあると思うのだが、そうでない人は全く気がつかないニュースだろう。…
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アメリカの最高裁判所が1973年のロー対ウェイド判決を覆してルビコン川を渡る
先日銃規制の問題について銃規制反対派寄りの判断を下したばかりのアメリカ最高裁判所だが今度は1973年のロー対ウエイド判決を覆した。1973年当時からアメリカの世論を二分する判例だった。中絶反対派は活気…
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アメリカの最高裁判所が「公の場所での個人による銃の携行を原則的に禁じているニューヨーク州法」を無効化
Bloombergが「公の場所での個人による銃の携行を原則的に禁じているニューヨーク州法は無効」と裁判所が判断を下したと報道している。共同通信によるとこの法律は100年以上前に定められた法律なのだそう…
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イスラエルで連立政権がまた崩壊し3年間で5回目の選挙へ
イスラエルで連立政権が崩壊した。長期政権だった反ネタニヤフという理由だけでまとまった寄せ集め内閣だったが結局のところ意見をまとめることができなかったようだ。2019年以来4回選挙が行われており10月に…
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バイデン大統領が「連邦ガソリン税課税の3ヶ月停止」を議会に要請へ
ロイター通信に「バイデン大統領が連邦ガソリン税の課税停止」を議会に要請するという記事が出ていた。アメリカの議会でも反対者が多くこれが実施されるかどうかは微妙な情勢である。理由は書かれていないが身内の民…
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クールジャパン機構が309億円の累積赤字を出して店じまいへ
参議院選挙が始まり各政党は自分たちの政党に投票してもらおうとあの手この手で支援策や成長戦略を打ち出している。だがその背後には「過去の提案」の店じまい・精算という問題もある。裏方仕事は官僚が担当すること…
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日本政府が失業手当の財源をほぼ全て溶かしてしまう
「すでに知っているよ」という人も多いと思うのだが、6兆円あった雇用保険の積立金がほぼすべて溶けてしまったそうだ。コロナ対策の雇用調整助成金(雇調金)が2020年春の特例開始から累計で5兆8159億円に…
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コロンビアで左派政権が誕生:バイデン政権にとって「最後の砦」が崩れる
南米のコロンビアで大統領選挙が終わりグスタボ・ペトロ氏が勝利宣言を行った。日本ではゲリラ出身の大統領であるという点が注目されている。中南米で次々と左派政権シフトしておりバイデン政権としては「最後の砦」…
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マクロン大統領の与党が大敗しフランスの民主主義とヨーロッパ経済が試される
マクロン大統領を支える与党が大敗した。今後連立交渉が進められることになるのだが失敗すればフランス政治は混乱するだろうと言われている。当座ユーロの価格が下落することはなかったのだが、ロイター通信は別のマ…
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日本の物価高はいつから始まっていたのか?
今日のテーマは日本の物価高はいつから始まっていたのかというものだ。そんなのは岸田政権になってからなので考察する必要などないと考えている人もいるのではないかと思う。立憲民主党などの野党が提唱する「岸田イ…
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岸田総理の「新しい資本主義」と骨太のグランドデザイン(案)はなぜこんなに不評なのか?
岸田政権が発足してしばらく経った。政権そのものの支持率はそれほど悪くないものの「新しい資本主義」の評判は良くない。一体何が不満なのだろうと考えて記事を探して読んでみることにした。探してみて驚いた。誰も…
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令和国民会議(令和臨調)が発足
岸田政権が令和国民会議(令和臨調)という会議を発足させた。記事についている写真を見るとわざわざ臨調と書いてある。昭和世代には懐かしい響きだが「臨調って何」と思う人もいるのではないだろうか。
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「奇跡の都市」だった深圳の凋落は中国経済の暗い未来を暗示しているのか?
ロイターが深圳の凋落について書いている。この文章を読むと中国の経済に暗雲が立ち込めておりいよいよ衰退が始まったのではないかと思える。最近ではシリコンバレーにその地位を奪われているというのである。ロイタ…
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官公庁からInternet Explorerがなくせなかった理由
インターネットエクスプローラー(IE)のサポートが終わった。セキュリティ対策が行われなくなるため専門家は「何か問題があってもメンテナンスされていない無防備な家に住み続けるようなものだ」と警鐘を鳴らして…
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「何も変えない」黒田総裁を結果的に救ったのは経済無策のバイデン大統領だった
ドル円のレートを見ていたところいきなり数字が上がった。わずか数秒の出来事だった。後で調べて見たところ「政策会合の結果が発表になった」のだという。やはり黒田総裁は現状維持を選んだのかと思った。だが、その…
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「なぜ日本人の賃金が上がらないのか」を日米トラックドライバーの例から考察する
「なぜ日本人の賃金が上がらないのか」という議論が延々と続いている。政府がなんとかすべきだとする人がほとんどだがめぼしい成果は得られそうにない。そこで実際に賃金が上がっている業界を探して調べて見ることに…
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プライドの高いバイデン大統領はサウジアラビアの皇太子と手打ちできるか?
バイデン大統領のサウジアラビア訪問が決まった。目的はサウジアラビアに「石油の増産をお願いできる関係」を構築することである。足元のインフレを止めるためにはサウジアラビアの石油がどうしても必要なのだ。だが…
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パキスタン政府が国民に対して紅茶を飲むのを控えるように要請
毎日の息抜きに紅茶は欠かせない。その紅茶を控えるように言われたら国民はどんな反応を示すだろうか。パキスタンの連邦政府が国民にたいして紅茶の消費を控えるように要請したとBBCとCNNが伝えている。背景に…
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ソロスする? 中央銀行に挑戦する人々とその対抗策
FOMCは週明けからの予想通り0.75ポイントの金利上昇ということになった。FRBはあくまでもインフレ対策を優先する構えであり強いメッセージを発信した格好だ。日本ではこれを受けて1ドル140円を指摘す…
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アメリカ議事堂が襲われたのは全て酔っ払ったルディ・ジュリアーニのせい
アメリカで2回目の1月6日公聴会が行われた。この日の主役はルディ・ジュリアーニ氏だった。だがジュリアーニ氏が公聴会に呼ばれたわけではない。トランプ大統領の周囲にいた人たちが口々にジュリアーニ氏を非難し…
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経済紙記事などのまとめ:アメリカの金融市場は悲観一色
14,15日とFOMCの会合が開かれている。焦点は物価高対応のために0.75ポイントの利上げに踏み切るかどうかだ。アメリカの金融市場は悲観一色だが日本にも動揺が広がっている。ついにNHKの7時のニュー…
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最近「食糧安全保障」という言葉をよく聞くようになった
最近「食糧安全保障」という言葉をよく聞く。議論を検討すると主に二つの使われ方をしているようだ。一つは国際的な食糧安全保障である。現在WTOで食料調達問題が話し合われている。もう一つは国内的な食糧安全保…
