月: 2021年6月
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中国の農業と気候の関係についてゆるく調べる
Quoraに中国が朝鮮を完全に併合しなかったのはなぜかという質問があった。土壌があまり豊かではないので農地として侵略する理由があまりなかったのではないかという仮説を立てて回答を書いた。その時に「中国の…
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ゲーム世代の官僚が政治主導・官邸主導を軽々と飛び越え給付金詐欺を働いた
経産省若手官僚コロナ支給金詐取事件について調べた。「慶応高校の学友とはいうが一人が申請して一人が使っていた」のだからこの二人は本当の意味では友達ではないのではないのではないかという指摘がQuoraにあ…
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菅政権の底が抜けたとおもったらまだまだ底ではなかった話
安倍・菅政権は憲法判断を改竄という大きな嘘から始まった政権だった。お友達には何がなんでも取り入らなければならないという気持ちがあり対して悪びれもせず憲法第9条の解釈を変えて集団的自衛権の守備範囲を拡大…
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「資本主義の常識」が通じなくなった日本でこの先、何が起こるのか。
菅政権を不信任にする理由はいくつもある。最近では政治的発言を控えなければならないはずの天皇陛下が「ギリギリの線」でオリンピックに懸念を表明せざるを得ないほどの心理的圧力を加えている。この一件だけを見て…
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西村宮内庁長官の「天皇陛下がオリンピックの感染拡大を懸念」発言の波紋
「天皇陛下がオリンピックの感染拡大を懸念していると考えているらしい」というニュースがあった。非常に問題がある発言だなと感じた。だが色々と調べているうちに、おそらくもともとの陛下のメッセージは極めて単純…
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河野太郎大臣が作り出す「ワクチン供給量不安」
河野太郎行政改革担当大臣がテレビでワクチンについて説明していた。Twitterをブロックされているので悪い点だけを探して話を聞くようにしているのだが特にツッコミどころもなく面白くもなかった。だが結果的…
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ウガンダ選手団が濃厚接触者認定されなかったわけ
先日はみずほ銀行でなぜ失敗が見逃され続けてきたのかということを書いた。問題は学習機能の喪失だ。成果があげられない上に一枚岩でない組織が「敵失」を狙ってお互いを縛り合ううちに学習機会が奪われてゆく。代わ…
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責任を取らない人が生きのこる – 日本政府とみずほ銀行の意外な?共通点
みずほ銀行に関して日経新聞の二つの記事を読んだ。みずほ銀行と日本政府には共通点があるなと思った。責任を取らない人がトップに居座り結果的にユーザーに大迷惑をかけるという構図である。ではなぜこうした構図が…
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再び梯子を外す?小池百合子東京都知事
選挙をめぐる状況が不透明になってきた。本来ならばやっていることが無茶苦茶な菅政権が放逐される選挙になるべきなのだが却って自民党が勝ちそうな状況が見えてきている。中でも興味深いのが東京都の状況である。小…
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強引な菅総理のIR政策がかき回す横浜市長選挙
横浜市で奇妙な動きが起きている。菅総裁の選対本部長を務めた小此木八郎国家公安委員長がIR反対を掲げて市長選に立候補するかもしれないと言われているそうだ。現職の国会議員・閣僚の出馬は異例だ。一見すると「…
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尾身茂会長が逃げた
尾身茂会長ら有志が提言を発表した。提言の内容をみたのだが「やはりオリンピックに観客をたくさん入れるのは危ないんじゃないかなあ」とだけ言っているようだ。それよりも気になったのが「中止も視野に入れて検討し…
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官邸主導と総理大臣の力強いリーダーシップを目指したはずが「総理大臣はただのコマ」になってしまった
責任とをとった人が報われる社会になるべきか?と質問すればほとんどの人が「そうだ」と答えるだろう。逆に責任から逃げた人が評価される社会はおかしいですよね?ときけば、これも「そうだ」と答える人が多そうだ。…
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門川市長は京都市の財政破綻危機を救うことができるのか?
京都市が財政破綻の危機にあるという。あまりニュースにはなっていないのだがワイドショーなどでも少しづつ取り上げられるようになった。このままでは2028年には財政再建団体に転落する危機があると報じていると…
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イスラエルの政権交代 – どんなに汚職がはびこっていても政権交代以外では状況は変わらなかった
イスラエルで政権交代があった。BBCがネタニヤフ首相についての論評をまとめているが、一度政権を手放してから復活するという経緯が安倍総理に似ているなと思った。始まりは似ているのだが終わり方は全く違ってい…
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平井卓也大臣がNECを干すと宣言したのはなぜ問題なのか
平井卓也デジタル改革担当大臣が職員との会議で「NECを干す」と宣言した。田崎史郎さんの「何が問題なんですかねえ」という発言を聞きつつ「何が問題なのかすらわからないのか」と呆れてしまった。
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無限政治責任性と有限政治責任性
先日行われた甘粛省のマラソン大会で大勢の死者が出た。この責任を取る形で現地の共産党責任者の李作璧共産党委員会書記が投身自殺した。これについて中国は不思議な国だと書いたところ、中国の方から誇らしげに「中…
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楽しそうにすべきかしら?
イギリスのコーンウォール地方でG7が始まった。会議には妙な閉塞感が漂っていたが最終的に紹鴎陛下の「Are you supposed to be enjoying yourselves?」という言葉に救…
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新型コロナワクチンはリアルトロッコ問題になった
TBSのニュースを見て「あっ」と息を飲んだ。新型コロナワクチンを接種した直後に亡くなった人がいるという。しかも130名を超えているそうだ。だがTBSの報道は極めて抑制的だった。この問題はリアルトロッコ…
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壮大なギャンブルを始めた菅総理が支配する日本を我々はどう生き抜くべきか
党首討論が終わった。菅総理大臣は前回の東京オリンピックの甘い思い出を語ったが、ワクチン以外の具体策については言及しなかった。枝野代表は菅総理に対した起死回生策がないとわかったのだろう。満面の笑みで議場…
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ペルーで極端な左翼系の大統領が生まれようとしている
ペルーで左派の大統領が誕生しそうだそうだ。経済的には混乱が予想され株価が急落し通貨も売られているという。どうしてこんなことになったのか。ことの発端はコロナ禍だった。
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ついに「血塗られたオリンピック」に……
ついにJOCから犠牲者が出た。JOCでお金を扱っている経理部長という役職だったそうだ。これは日本の分水嶺だ。たくさんの「誰か」の欲望のために一人が犠牲になっても構わないと考える社会を生きて行くか、それ…
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カイゼンが得意な日本人を邪魔する菅政権は今すぐ政権を手放すべきだ
新型コロナ関連のニュースが減っている。おそらくは「ワクチン」という正解が出たことで国民の不安が払拭されたからだろう。このことからなぜ人々が新型コロナのニュースに夢中だったのかということがわかる。正解が…
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草の根の熱意 – 新型コロナウイルス中国起源説が再び注目されるようになったわけ
先ごろバイデン大統領が新型コロナウイルスの中国起源説の再調査を要請したことが話題になった。政治的に利用しようとしているのでは?と思ったのだが、実はこの再調査の裏には多くの人たちの草の根的な調査があった…
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菅総理による尾身茂会長の解任は実現するか
バイデン政権が議会対策のために最大28%の法人税率をという提案を取り下げ最低15%と提言することにしたそうだ。トランプ政権誕生の温床になった中堅層の不満を解消するためには政府が大型予算を組んで需要を底…
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日本が中国に引き離されるわけを物流から考える
古いMacBookをジャンクで買ってきた。中を開いて遊び、あわよくばYouTubeビデオでも作ろうという魂胆だった。昔は秋葉原に行けば色々な部品が揃ったのだが今ではそんなことはできなくなっている。代わ…
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非武装中立という夢物語はどのようにして生まれたのか?
非武装という概念と中立という概念がある。それぞれ別のことを意味するのだが日本では非武装・中立・平和主義として一緒くたに語られることが多い。また一緒くたに語られるので、議論の中では「スイスのような中立国…
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大坂なおみ選手の報道が180度変わったことの危険性について考える
大坂なおみ選手をめぐる報道が180度変わった。これはかなり危険なことだと思った。 ことの発端は大坂選手が全仏オープンの記者会見を拒否したことだった。日本円で165万円と言われる罰金が話題になり、前から…
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菅総理大臣に近い菅原一秀衆議院議員が辞任する。さて、菅総理はどうか……
菅原一秀衆議院議員が辞任する意向を固めたと読売新聞が伝えている。東京地検が公職選挙法違反で略式起訴する方針となっているため失職は避けられないと判断したのだろう。後になって共同と時事が揃って辞職を報道し…
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菅総理と暴走し始めたバス
産経新聞に「100万回接種の目標 「菅流」に不満も首相は自信」という記事をみつけた。読んでいてうすら寒くなった。
