月: 2021年3月
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アメリカ人は卵かけご飯を食べない – 生卵をめぐる日本とアメリカの違い
日本で暮らしていると当たり前のことが外国では当たり前でないことがある。生卵をご飯にかけて食べる人がいるがアメリカでは危険な行為だと考えられている。今回は生卵について考える。
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オードリー・タン成功の秘訣と日本が脱工業化できなかった理由
Business Insiderは時々面白い記事を書く。今回はオードリー・タンが成功した秘訣について書いていた。キーワードは台湾文化に最近入ったと言う「對事不對人(対事不対人)」である。IT化とオード…
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中国のイメージはファーストコンタクト次第
最近Quoraで中国の人たちと対話することが多かったのだが正直疲弊してきた。習近平・共産党の考える中国像に従って中国が東シナ海や南シナ海で緊張を高めている。もともと日本には中国蔑視があるうえに人権侵害…
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「台湾は中国の一部であるべきか」という簡単な民主主義のテストにパスできない日本人
先日Quoraに「台湾は中国の一部であるべきか」という質問が上がっていた。じつはこの質問には民主主義的な正解があると思う。そしてそのテストにパスした人はいなかった。日本人は民主主義を理解していないので…
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徹底的に「あなた」を主語にしてくれた方が立憲民主党を応援しやすいと思った
実のところをいうと自民党にうんざりしている。だが政治を準公共の場所で扱う場合「公平にしないといけない」という変なプレッシャーがあり、支持率の上がらない立憲民主党を応援できない。 公平って何?ということ…
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「もう働けません」と白い煙を上げて停止した霞ヶ関とそれを無視し続ける永田町
「あれ、なんか自分の感覚がおかしくなってしまったのかな」と思っている。政府が提出する法律案にミスが次々と見つかり審議拒否かなどと言われていた。おそらくマスコミも含めて大騒ぎになるだろうと思ったのだが誰…
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CM界の天皇とバベルの塔
前回、佐々木宏さんの件について「プロデューサシップが軽んじられたのではないか」という文章を書いた。プロデューサシップとは佐々木さんの意味でもありチームの意味でもあった。 そのあとで週刊文春の記事を読ん…
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習近平国家主席はなぜ世界各国との間に軋轢を生んでいるのか
私が管理しているQuoraのスペースでこんな投稿があった。台湾は清が征服した。清は満州系の国家だ。だから台湾が中国の一部であるというのは無理があるという。 こういう投稿には中国系の人から「清の後継国家…
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自民党の関政幸候補が比較的善戦したのはどの地域だったのか
千葉県知事選挙の結果が出たので市町別の得票率を見てみた。当初、見放されたと感じている南房総や銚子などの東部では自民党の得票率が伸びていないのだろうという仮説を立てた。だがこういう仮説というのは意外と裏…
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自民党不在の千葉県知事選挙が終わった
千葉県知事選挙と千葉市長選挙が終わった。ほとんど注目されない中で前評判通りの候補者が勝ったという印象である。一部報道は自民党の足並みが乱れたと書いていたが地元で見ている分にはそのような印象は持たなかっ…
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首都圏緊急事態宣言解除で本当に悲惨なフェイズが始まる
首都圏で緊急事態宣言が解除される。本当の悲劇はここから始まる。そんな気がする。原因を探ると皮肉なことに我々が持っている成果主義型のマインドセットに行き着く。
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頭を使って企画を考えるプランナーが徹底的にバカにされた佐々木宏さんの交代劇について憤ってみる
東京オリンピック・パラリンピックがらみでまた嫌な事件が起きた。またまた文春砲である。 開会式のプランナーさんが渡辺直美さんを豚呼ばわりした演出を提案して文春砲に引っかかり辞任を表明した。私はオリンピッ…
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菅政権は困窮者を救うつもりがない
今回の話は自分の政権維持のために汲々とする菅総理が、結果的に将来世代を犠牲にしているという話だ。 生活保護を求めてきた女性に虚偽の説明をしたとして横浜市神奈川区の福祉事務所が謝罪した。録音が明るみにで…
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菅政権はどこでどん詰まったのか?
今日は菅政権がどん詰まり状態に陥った理由について考える。人気者になりたい人はぜひ読んでもらいたい。と同時に訪米の意味について考える。結論から言えば、誰かが止めた方がいい。
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日本人が自民党政権にしがみついているせいで、統治機構そのものが崩れ始めた
緊急事態宣言延長でもめているようだ。当初の予定では3月21日までで終わりにして「さあこれで乗り越えました、聖火リレーを始めましょう」という予定だったのだろう。だが、東京都などで感染者数が微増し始めた。…
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マニフェスト型の政策運営が根付く条件について考える
本日はマニフェスト型の政策運営が根付く条件について考える。結論から先に言ってしまうと 課題が明確で 個人がマネージできる範囲 であればマニフェストが機能するということになる。日本人は職人作業は得意だが…
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無意味化する千葉県知事選挙とその危険性について考える
千葉県知事選挙の政見放送を見た。事前に評判は聞いていたのだがなかなか凄まじいものがあった。色々と考え込んだのだが、どこに問題点を感じているのかがよくわからないので書きながら整理したいと思った。 一旦書…
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『絆』を紡ぐ会の思想はなぜ危険なのか
本日は夫婦別姓反対に動く高市早苗らの『絆』を紡ぐ会がなぜ危険なのかということを考える。この会は42道府県議会の議長宛てに選択的夫婦別姓に反対するように要請する文書を送りつけた後、騒ぎが大きくなると「あ…
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自民党隠しの千葉県知事・千葉市長選挙がはじまった
千葉県知事選挙と市長選挙がはじまった。今回は県知事退任に伴い千葉市長が任期を残して退任した。今度は市長の椅子を狙う若葉区選出の市議会議員が一人退任したために若葉区では玉突き・トリプル選挙になっている。…
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総務省の接待問題は一体何がいけないのか?
本日のテーマは総務省の会食・接待問題の一体何がいけないのか?だ。当たり前すぎるテーマなので誰かが考えているように思えるのだが、実は考察記事が出てこない。仕方がないので自分で調べてまとめておくことにした…
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嫉妬によって狂い始めた菅政権の運命
菅政権の終わりが見えて来た。もともと総務省・郵政系が持ってきたスマホ価格値下げという手柄で選挙に勝つ手はずだったようだ。だが、その外堀が埋められようとしている。総務省・自治系が郵政省系に嫉妬したからで…
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モンスター有権者とモンスター官僚を生み出すだけに終わった安倍・菅政権の官邸主導
菅内閣が説明責任を果たさないと話題になっている。 菅政権というのは安倍政権の中にあったカラクリから安倍晋三という覆いが取り外されたような政権である。場当たり感と後付けの説明に満ちた極めていい加減な政権…
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「早く逃げた人からおトク」を感じさせるみずほ銀行の障害騒ぎ
みずほ銀行がシステム障害を起こしたという。月末の日曜日のお昼に障害が出て翌日月曜日朝の復旧を目指して作業をしているそうだ。ネットニュースで見た限りだと「お取り扱いができない」としてキャッシュカードが吸…
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欧米でも日本でもジェンダーが揺れている
欧米でも日本でもジェンダーが揺れている。欧米では多様性が進み過ぎており却って「あるべき性のあり方」がわからなくなっている。一方で、日本では古い制度にしがみつきたいあまり実用性が損なわれている。状況は全…
