9,200人と考えAIとも議論する、変化する国際情勢とあいも変わらずの日本の行方

日本の報道カメラが回っていないところでの高市総理は大はしゃぎだったようだ。ホワイトハウスの公式記録に残った写真にXユーザーたちは当惑した。

一方でイランのアラグチ外務大臣とパイプがある茂木外務大臣は粛々と仕事をこなし、日本がイランとのパイプになれることを示した。

トランプ大統領はイランの誰と交渉していいかわからないと言っているが、実際には交渉窓口は存在し、なおかつ交渉意思もあるということになる。

つまり狂っているのはホワイトハウスであってイランではない。我々が国際問題を考えるうえで頼ってきた前提条件はもはや成立しない。

高市総理大臣がだらしなく口を開けて踊り狂う写真がXで盛んに流れてきた。権威を貶めるためのフェイクだろうと考えたのだが、ホワイトハウスの公式写真だったようだ。

一連の写真の並びからは、全力でトランプ大統領を褒め称える「熱狂的なファン」が国際社会に存在すると言う編集意図が伺える。一方でABCニュースは「真珠湾ジョークにショックを受けた高市総理」という説明になっている。つまり高市総理は「トランプ大統領を示すための修飾装置」と見られており、高市総理は主体扱いになっていない。

一方で茂木外務大臣は粛々と仕事をした。イランのアラグチ外務大臣とは旧知の仲であり「お互い何を考えているかよく分かる」としたうえで、イランに邦人2名が拘束されており、1名が返還される予定だと明かした。これはおそらくイランにも交渉意思があるということを示しているのだろう。もう1名を返してほしければイランとの交渉ルートを遮断するなよということだ。アラグチ外務大臣が今のイランの体制でどの程度の実力を持っているのかは分からない。モジタバ師が機能不全に陥っているとの報道もありイランの意思決定システムがどうなっているのかは依然霧の中である。しかし、少なくとも交渉の意思がある主体は残っている。

トランプ大統領は「イランの誰と交渉していいか分からない」から「エネルギーインフラを攻撃する」と言っている。しかしこれはトランプ大統領が国務省の外交官を排除したため「交渉ルートを見失っている」ことを示しているだけなのだろう。確かにアメリカ合衆国とイランには直接の交渉ルートはないかもしれないが、間接的な交渉ルートはいくらでも存在する。そして茂木外務大臣もその間接交渉ルートの一つだ。トランプー高市(1)ー茂木(2)ーアラグチ(3)なので3度の関係ということになる。

トランプ政権も独自交渉のためのチームを作って交渉準備を進めているとAxiosが書いているが「協議を行ったかと思えば突然爆撃するような相手との交渉はできないだろう」と分析しており「それはそうだろうなあ」という気がする。

もちろん、高市総理と茂木外務大臣の関係はあまり良くない。岸田政権時代は政調会長と幹事長時代の関係だったが、硬直的な人間関係しか結べない高市政調会長と交渉のために開かれた人間関係が構築できる茂木幹事長の能力差は歴然としていた。結果的に幹事長主導で公明党との協力関係が模索されることとなった。

茂木外務大臣は、おそらく「その気になれば」イランと交渉して日本に向けて石油の輸入再開ができないかをイランと交渉することができる。しかし、立場としては外務大臣なので、高市総理がどのような意思を持っているかが重要である。自身のキャリアを守るために、ホワイトハウスで狂ったように踊り、オートペンの映像を見て「嬉しそうにはしゃいでいた」ように見えた高市総理がどの程度国民生活を優先するのか、国民は見守るしかないのが実情だ。

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