直感に頼ったイランに対する先制攻撃について、アメリカ合衆国の説明が混乱している。イスラエルに「今取れる成果」を示され、サウジアラビアも煽ったことで、トランプ大統領は前のめりになった。しかしその後、「一体自分が何に手を突っ込んだのか」を理解しつつある。
国内問題ならなんとか誤魔化しながら出口を探すことになるが、一度火が付いた国際紛争は容易に収まらない。そしてそれを調停してくれる超大国はない。さらにトランプ政権の官僚たちも「自分たちに責任はない」との態度を示している。混乱は長期化しそうだ。
戦闘が長引けば我が国経済にも大きな影響が出るだろうが、高市政権は戦略的に事態にアプローチできていない。
本日は複雑な状況を4つに分けて分析する。状況が混乱しているように見えるのはそれぞれの思惑が異なっているからである。つまり異なる視点から異なる物語を作ると状況が整理できる。ポイントは「アメリカ」という主語が消えているという点にある。大統領と軍・官僚が別の主体になっている。
トランプ大統領は

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