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杉本前福井県知事のセクハラは刑法抵触の可能性も

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福井県の杉本前知事に対する報告書が出てきた。時事通信は「前福井知事のセクハラ認定 職員に性的メッセージ1000件―身体接触も、刑法抵触の可能性・調査報告書」と書いており刑事事件になってもおかしくない内容が含まれていることがが分かる。仕事ができる人という評価だったようだが人としては壊れていた事がわかる。彼は相手が抵抗できないと知っていた。そのうえで接触行為も行われていたようだ。被害者たちは絶望していたそうだ。

時事通信の記事には「強い苦悩」「絶望」と書かれている。読むまで理解できなかったのだが18年も続いたそうだ。杉本氏は知事を2期しかやっていないのになぜ18年なのだろうと思ったのだが、東大出身、自治省、福井県庁入り、総務部長、副知事、知事という経歴だったようだ。

今回の調査でわかったのは杉本前知事の行為は秘密裏に行われたのではないということ。自分でもセクハラであるという認識があったようだ。つまり周りの人たちは彼がどんな人物なのかを知っていた。知っていて「自分たちにトクになる」「怖くて逆らえない」と許してしまっていたことになる。さらに知事に祭り上げて選挙で支援した。前知事自身も「自分は何をやっても許される」と考えていた可能性がある。

ところが時事通信も共同通信も「組織として意識が低い」「認識が甘い」と評価している。批判的に報道しているように見えて「見通しが甘かったね」で済ませようとしている。ジャニーズ問題の時もそうだったが、これが日本のマスコミかと改めて呆れてしまう。

今回の騒ぎは2025年4月の外部通報がきっかけだが、18年の間職員たちは内部に相談をすることはあっても「誰も助けてくれない」として外に助けを求めてこなかった。知事が自分は何をやっても許されると職員に無力さを植え付け、まわりも見て見ぬふりをすることでこれに加担してきた。いじめでよく見られる協力の構図だ。福井県庁は被害者も含めて「集団洗脳状態」にあったと言ってもよいのではないか。

結果的に「刑法抵触=刑事事件化」という行為が組織的に隠蔽されていたことになる。組織内で犯罪行為が行われている可能性があるのに日本のメディアは「ちょっと認識が甘かったですね」で済ませようとしているのである。

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