本日のテーマは「トランプ・高市会談」の行方である。本テーマは仮説の度合いが特に強い。仮説を持ち出すのは「結果のみ」によって「トランプ大統領と高市総理の会談は成功だった、いや失敗だった」という不毛な議論を防ぐためだ。構造を提示し「どう成功だったのか」を考えるための補助線にしたい。そのためには「ブラックボックス化」しているトランプ大統領の心の中を覗いてみる必要があるのだが、生きている人間の脳をこじ開けるわけにもいかないだろう。
こうした傾向は日本のメディアだけでなくアメリカ合衆国でも見られる傾向だ。
アメリカ合衆国の地上波は結論を出さなくなった。政治的圧力が強まっており、視聴者もメディアを信頼しなくなっている。このためサブスタックやポッドキャストが盛んになっているが、「特定の意見」を一方通行で押し付けるものが多い。
メディアが結論を出さず、トランプ大統領を破綻した人物として扱うか、逆に終末戦争の前に現れる救世主のように捉えるものが多いのが実情だ。
日本のメディアは、トランプ大統領の強い社会的打ち出しに怯えている。潜在的に持っている敗戦国の無力感を隠そうとすればするほど、トランプ大統領の打ち出しが脅威に見える。
つまり、ある程度開かれた形で仮説を提示し、それを訂正していくという形のメディアは、まだ登場していない。
今回のテーマは、トランプという構造の読み解きである。トランプ大統領の内面には「騒ぎを収拾する装置」がないため、それを外から補っていく必要があるという話だ。つまり、それを外から補わなければ「大変なことになるだろう」という構造を作ってみる。材料となるのが、トランプ大統領の父母とスージー・ワイルズ氏である。

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