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大阪都構想にこだわる吉村洋文維新代表は維新を燃やしてしまうかもしれない

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徐々に選挙公約が出揃ってきた。吉村洋文代表は維新を燃やしてしまうかもしれないと感じた。間のロジックが抜けているため「何のことか」と思う人もいるかも知れない。

中道改革連合と国民民主党の選挙公約を見る限り今回の選挙は円安インフレ対応生活防衛選挙になる。高市総理の就任以降順調に円安が進んでおりコメや卵などを含めた諸物価が下がることはないだろう。高市政権は今の円安水準を容認しており国民の不満を逸らすために「将来の希望」を掲げてはいる。しかし片山さつき財務大臣の発言を聞く限り「財務省の掲げた枠の範囲で、積極財政に見せる」程度のことしかできていないのが実態だ。

つまり維新もそれに合わせて「将来の希望を語る」か「生活防衛のために打ち出すか」を決めなければならない。

ところが吉村洋文代表はマニフェストも決めていない。代わりに彼が選んだの長年の「オレの夢」である大阪都構想を再び政治のアジェンダに乗せることである。

つまり彼は自分の夢にかかり切りであるがゆえに維新の国会議員候補の応援に回ることもなければ、高市総理に貸しを作るために自民党の候補の支援にも回らないということになる。

そもそも、現在の国会のバランスが崩れると維新のキャスティングボートは消滅する。そればかりか維新系国会議員も「党首は大阪への利益誘導を優先して我々を見捨てた」と考えることになるだろう。

ただこれが吉村洋文代表の戦略的ミスとは言えないのではないか。吉村氏は常々「思い切った定数削減もできないようでは」と主張しており議員の地位にはあまり関心がないようだ。

維新の地方議員の間には不祥事が蔓延しており国保逃れでは6名の議員が容赦なく切り捨てられた。

つまり、メディアで人気の弁護士である吉村洋文氏はそもそも「自分の主張が実現できないなら別に維新が存続できなくても構わない」と考えている可能性がある。政治的リーダーではあるが組織の維持にはあまり興味がなく、維新など燃えてなくなってしまっても構わないと考えているのかもしれない、などと思えてくる。

いずれにせよ野党が揃って生活防衛を訴える中で大阪都構想を主張し続ける維新の姿はかなり異様に映るのではないかと思う。

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