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ネタニヤフ首相がガザの完全支配に向けて重要な一歩

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少数与党状態になり秋の政局まで時間がないネタニヤフ首相。ガザの完全支配に向けて重要な一歩を踏み出した。記事を書き始めたときにはこれから会議に臨むとされていたが今も会議は続いているようだ。アメリカ合衆国はイスラエルの方針を黙認するものとされている。

重要な閣議が始まったと伝えたのは例によってAxios。時事通信もこれを追いかける記事を書いている。

ネタニヤフ首相がガザを完全占領するプランを発表した。恒久的にガザを占領するつもりはないとしており安全な状態にしてアラブ側に引き渡すとしている。

しなしながらネタニヤフ首相は超正統派に離反されているため極右と行けるところまでゆくしか選択肢がない。極右はガザへの入植を希望している。

このためネタニヤフ首相は国際的な批判を避けるためにとりあえず恒久占領はしないと言っているだけ。おそらく「状況が変わった」と言い出すのではないかと思う。

今回の完全占領計画に軍部は猛反発している。トランプ政権にもネタニヤフ首相を止めるように働きかけたようだが、トランプ政権は黙認を決めた。

このまま軍事作戦が実行されればすでに飢えているガザの人々は瓦礫同然に扱われるだろう。筆舌に尽くしがたい人道犯罪へのカウントダウンが始まったといえるのかもしれない。すんでのところで計画が中止されることを望むばかりである。

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