イランの政府に対する抗議活動が始まってからほぼ2週間経つ。死者が出ていると伝えられたが、ついに電話回線とネット回線が遮断された。イランはブラックボックス化するのかと思われたのだがBBCなどには盛んにフッテージが出てきている。
ハメネイ体制がかなり追い込まれていることは間違いがない。ネットワークを遮断すれば経済にはかなり深刻な影響が出ることは明らかだがそれでも遮断するしかなかったということだ。
これでブラックボックスになるのかと思われたのだがBBCには多くの映像コンテンツが流れている。つまり何らかの経路でデジタルデータが外に出ているということだ。
そもそも抗議活動が行われる気配がなく情報も出てこない「完全なブラックボックス」の北朝鮮と違い、イランがかなり「開かれて」いる事がわかる。その経路の一つとされているのがイーロン・マスク氏のスターリンクだそうだ。調べてみると当局がスターリンクに情報提供を求めたという英語の記事が見つかった。当局はどこから情報が外に出ていて何とつながっているのかがわかっていないということだ。
Axiosはホワイトハウスがこの抗議活動の展開を注視していると伝えている。当初この抗議活動は体制転覆につながるようなエネルギーは持たないだろうと評価されていたそうだが、再評価の動きがあるそうだ。
一方で「介入」を示唆していたトランプ大統領はこの問題から距離を起きつつあり、パーレビ王の息子の支援を拒否したという。
トランプ大統領にとって外交はイメージ戦略の一環であり実際に軍事行動に巻き込まれることは避けたいのだと言うことがよく分かる。つまり「転覆につながりそうにない」と考えていたからこそ支援していたということになる。

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